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Vol.13 ペ・スンジン

ホン・ミョンボさんのように

身長182cm、体重74kg。
韓国出身、ぺ・スンジン選手、21歳。
彼とサッカーとの出会いは小学4年生のときだったという。

「親戚のお兄さんが中学・高校とずっとサッカーをやっていて、いつもそれを見に行ってました。私もやりたいなあと思いながら・・・。
そしたら、そのチームの監督さんが『スンジン来い。ほら、やってみろ。』と言ってくれて、私は普通の服だったけれど、その格好のままボールを蹴りました。それがサッカーを始めたきっかけですね。」

ついこの間のことのように当時の状況を鮮明に覚えているというスンジン選手。

2007年5月に日本に来て、今年から徳島ヴォルティスに移籍。
日本語も上手だ。

「大学1年のとき、韓国代表のサッカー選手『ホン・ミョンボ』さんが書いた本を読んで、日本でサッカーをやりたいなあと強く思うようになりました。
ちょうどその頃、U-20の試合があって『日本のチームでサッカーをできるチャンスがあるけどスンジンどうする?』という誘いをもらって、今こうしてヴォルティスで頑張れています。」

「U-20のときの日本人の選手たちは、みんな覚えていますね・・・。日本は強かったですから・・・。」

純粋でキラキラした眼差しが印象的だ。心の底からサッカーが好きだという思いがひしひしと伝わってくる。

ペ・スンジン

ペ・スンジン

甘さが敵!

「サッカーが好きで、彼はいつもひたむきに練習していますね」
練習態度はとにかく真面目だと、チームメイトも太鼓判を押す。

試合だけでなく、練習中もつねに100%の力で取り組むというスンジン選手。

彼のサッカーへのポリシーを聞いてみた。

「まず、負けたくないですね。
テクニックとかいろいろありますが、気持ちでまず負けたくない。そこまで考えないと、自分に甘くなってしまいます。
ちょっとでも甘くなると、練習中とか試合中とか甘いプレーをしてしまいます。
甘くなる自分というのを知っているから、試合はもちろん、練習であってもやる前に必ずまず考えるようにして意識を高めますね」

日本でサッカーをするようになって3年目。
日本のサッカーと韓国のサッカーに違いはあるのだろうか・・・。

「違いは感じますね。日本のサッカーは技術が優れていますね・・・。
韓国のサッカーは気合というか、気持ちが強いです。」

「あと、ヴォルティスというチームについて一番感じるのは、先輩も後輩もみんな仲がいいということですね。喧嘩する人がいない。
韓国でプレーしていると、喧嘩が多い。それは私はあまり好きではないですね。チームでミスがあっても、お互いの気持ちが違っていても、それを直したり、理解したりするためにお互いが努力するのが大切だと思っています。」

「ヴォルティスは皆がそれぞれに努力し、一人ひとりがアグレッシブになってチームの勢いに繋がっている。ベテランの選手がしっかり前でひっぱって行ってくれるので、自分たちはそれを見習っています。そういうチームの姿勢が一番いいなと思っています」

サッカー同様、日々日本語の勉強も怠らないというスンジン選手。
彼の熱意、意志が強く伝わってくる。

ペ・スンジン

ペ・スンジン

プライベートの顔

ところで、スンジン選手のプライベートの生活スタイルは?

「韓国にいるときは趣味は映画を観ることでした。
こちらに来てからは映画館には行けてないですね(笑)
休みの日は午前中は寝て、スカパーで韓国の番組を見たりしています。ゆっくりと体を休めることを心がけています」

「徳島に来てからは、たまにJRで徳島駅まで行ったり、神戸にもバスで行ったりもしました。徳島のうどんはおいしいですね・・・(笑)
うどんは韓国にもあるけれど、日本のほうがずいぶんおいしいです。うどん、好きです(笑)」

毎晩、夕飯はどうしているんですか?

「決まったお店で毎日一人で食べますね。そこに来ているお客さんの会話などでも日本語を覚えます。ケイリン・・・も覚えましたね(笑)」

ではサポーターのみなさんにメッセージをお願いします。

「いつも熱い応援ありがとうございます。
サポーター、お客さんが、感動する試合をやりたいし、次の試合も見たいなあと感じてもらえる試合をしたいと思っています。
自分も試合で100%の力を出せるように頑張りますので、これからもたくさん応援してください。
試合に入ったら100%の力でやらないとダメ。いつでも同じ気持ちでやります!」

最後に、スンジン選手の夢は?

「夢は徳島ヴォルティスが上位に行けるようにすること。
徳島ヴィルティスに入るのが決まった瞬間からそれは思いましたね。
3年最下位だったけど、このチームがJ1に行けるように自分も頑張ると・・・。
私は日本人じゃなくて外国人です。ここでしっかり活躍して、チームに貢献できるようになりたいですね。
それから、一番大きな夢は、韓国の代表になること。そこまで行くためにはしっかり結果を出して、頑張って行くのみだと思っています」

これからの一戦一戦の活躍ぶりが楽しみだ。

ペ・スンジン

ペ・スンジン

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