二次キャンプ(宮崎)14日目!練習試合
2014-02-14 22:00
14日目となった今日は4試合組まれた最後の練習試合となりました。まず、45分×2本をホンダロックSCと行いました。雨で滑りやすいピッチ状況もあり、疲労もあるなかボールが上手くつながらず、好機も作り出すことがなかなかできずに試合が進む形に。
守備面は千代反田選手と青山選手がしっかりと中央を固めており、あとはどうやってボールを回して崩していくのか、後半の30分を過ぎるころから、ヴォルティスがペースを一段上げてボールが途中から入った津田選手を中心に動き出す。
40分に相手GKのミスキックを拾ったキムジョンミン選手がドリブルで持ち込みシュートブロックされたところを津田選手が押し込む。そこで止まらずにプレスをかけ続け、3分後にはDFラインから持ち上がった千代反田選手の縦パスに津田選手が抜け出して、角度が厳しい位置からも逆のポストにボールを当てながらも、ゴールを陥れホンダロックSCとの試合は2-0で勝利となった。
この日の練習試合の3本目として、宮崎産業経営大と45分の試合をおこなった。クレイトンドミンゲス選手が富山戦に続いて出場し、得点こそなかったが技術の高さを見せていた。クレイトン選手は「コンディションは上がって来ている。監督から細かく指示を受けているし、できるだけボールを多く触れるように自分からチームメートとコミュニケーションを取っていきたい。」とかなり意欲的だ。
試合のほうはドウグラス選手の打点の高いヘディングが決まり10分に1-0とし、その後も終始ペースを握り、花井選手からの展開や斉藤選手が一度引いた位置で受けて試合をコントロールするなど、安定した戦いを見せた。
追加点こそ奪うことができなかったが、小林監督は「シャッフルで今日は多くの選手を使って試合に出場する時間を作れた。ボールを中盤で回していく意識が強かった点は良かったと思う。」と一定の評価をしている。
明日の練習は一般の室内施設を利用してリカバリーをおこなう予定となり、ピッチを使用してのトレーニングは今日が最後となった。このキャンプでは大きな怪我人を発生させることなく、いよいよあと2週間で開幕を迎える。
小林監督は「自分たちのスタイルだけではJ1では勝てない。相手の時間が長くなるという部分もある中で、バランスを大事に時には相手に合わせてきっちりプレーできるか。そこら辺を詰めてスタートダッシュをしたい。」と話しており、最後の2週間、徳島でのトレーニングで最後の詰めに入る。
今回で高知から宮崎まで長きにわたった「キャンプ日記」は終了です。ご覧頂いた皆さまありがとうございました!