2019年(149)
2014-08-31 17:00
昨日、サンフレッチェ広島との一戦を0-1で落としたチームだが、リーグ戦に出場機会のなかったメンバーにとっては天皇杯のガンバ大阪戦に続く貴重なアピールの機会。積極的に序盤から仕掛ける試合展開となった。
1本目はGK松井、DF李、青山、木下、MF小暮、斉藤、花井、那須川、宮崎、FW津田、キムジョンミン。2分にサイドを展開して小暮がそのまま持ち込んでファーストシュートを放つ。相手のボールに対しては、李が積極的にチャレンジし、青山が落ち着いて統率する。
13分には那須川が上手く相手DFの裏に落とすフィードで津田が裏に抜け出してシュートを放つ。30分には中盤の底でボールを受けた斉藤からの長めのスルーパスに上手く津田が抜け出して、落ち着いてサイドネットに流し込んで先制する。
その後は上手くボールを動かして得点機会を伺いながら39分に追加点を奪う。李からサイドに出た津田に。津田からのクロスをエリア内でキムジョンミンが決め前半を2-0で終える。
2本目はGK松井(19分 阿部)、DFソンセファン、青山(25分 木下)、橋内、MF小暮、窪田、小島、李、廣瀬、佐々木、FWキムジョンミンに変更し、怪我から復帰してきたメンバーを含め、後半もスタートからプレスを効かせる。
前線の3人が上手く入れ替わりながら裏を取る動きを繰り返し、11分にはドリブルで持ち出した佐々木が左足で決める。更に16分には縦へのフィードに抜け出した廣瀬が好トラップでしっかりとルックアップし佐々木にラストパス。エリア内へのグラウンダーのクロスを佐々木がしっかりと狙ってサイドネットに決める。
その後も前線で上手くボールを引き出す動きが入り、終始自分たちペースで試合を展開することができた。41分にはサイドからキムジョンミンがカットインして強烈な左足シュートを放ち、相手GKが弾いたところを再三好プレーを見せてアクセントになっていた廣瀬が押し込んで5-0として、試合を終えた。
復帰してきた、佐々木が2得点を決め、橋内は途中からキャプテンマークを巻いてDFの中央でプレーするなど久々の実戦にも元気なところを見せてくれた。朝鮮民主主義人民共和国代表としてこの試合を境にしばらくの間離れる李栄直選手は「チームを離れる分、ただ単に行くのではなくて、ひとまわりもふたまわりも成長して帰ってこないといけないと思ってるので、そういう意味では結果も合わせて持って帰ってこれたらと思っています。」と話した。
今週は日本代表の試合と天皇杯が行われる関係でリーグ戦がお休みとなり、次節の川崎フロンターレ戦は9月13日(土)となる。トレーニングの期間があるだけに、チーム全体として勝ち切れるように課題の修正などに時間を有効に使って残留に向けて戦っていきたい。来週の練習試合(予定)もまた、ヴォルティス日記でお届けします。
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