高知キャンプ日記(6日目)
2015-02-02 22:10
キャンプ6日目となった今日の午前中はフィジカルトレーニングのみとなり、10分間走でのウォーミングアップの後に、ピッチ内をひたすら走る形となりました。走る距離を本数を重ねるごとに900mからだんだんと短くしていきますが、走るスピードは今までよりも速くなってきています。
その後は体幹トレーニングをおこない、約1時間半のトレーニングとなりました。
体幹トレーニングで抜群のバランスを見せる藤原選手は「毎日続けてやることが大事です。フィジカルは長い距離をこれまでずっと走って来ていますが、みんなで声を出し合って盛り上げて出来ている。相手に走り勝たないといけないので、チームとしてまとまって高めていきたい。」と話します。
午後は試合前アップのような短い時間でラダーなどを取り組み、ボールトレーニングに移ります。ポゼッションの後は、変則的な2対2のトレーニングに。
1対1を仕掛けたり勝負のパスを出してシュートまで行ければ良いですが、ボールを失うと攻守がすぐに変わります。その中でも、しっかりと相手についていくことや、優先順位を付けてゴールを守り、かつ相手ボールを奪うイメージを全体で共有していきます。
最後に縦横共に幅を狭めた中での11対11のゲーム形式となります。非常に声が出ていて集中してトレーニングができていました。多くのシュートシーンとそれをめぐる攻防があり、ボールへのプレッシャーは本当に厳しいものがありました。
2月5日(木)の練習試合は同じJ2のカマタマーレ讃岐との対戦になります。フィジカルの時期とはいえ、やはり戦術面でもベースとなる部分は構築して試合に臨み、勝利してリーグ戦での対戦を迎えたいものです。様々な種類のポゼッションやピッチのサイズやタッチ数制限を付けるなどしたゲーム形式のトレーニングを通じて、共通理解を深めていっていくことができています。