開幕を1週間後に控えて
2015-02-27 15:00
キャンプを終えて徳島に戻ってきたチームは、2日間のオフを挟んで、24日(火)の午後から徳島での練習を再開しました。ミーティングでキャンプ最後の試合となったロアッソ熊本戦の振り返りを行った後、オフ明けということもあり、ゆっくりとしたペースランニングから練習をスタートさせます。その後1000m×8本のランニングを行い、最後は体幹トレーニングを行ってこの日の練習は終了しました。
練習2日目の水曜日は午前と午後の2部練習となりました。午前中はボールを使わないトレーニングで、室内で筋トレを行ってから、グラウンドに出てインターバル走を行います。午後からはボールを使って戦術トレーニングに入ります。実戦形式の練習ではキャンプから一貫して攻守の切り替えを意識してトレーニングを行っています。この日もハーフコートでの8対8のゲーム形式の練習が行われ、攻守の切り替えが激しく、小林監督からも頻繁に大きな声で指示が飛びます。その後、オールコートでのゲームを行いこの日のトレーニングを終えました。
木曜日は雨の中のトレーニングとなりました。冒頭はダッシュ系のトレーニングを入れましたが、トレーニングの大半はボールを使った戦術トレーニングとなりました。マネキンをたてて、サイドからの攻撃のパターンを確認します。雨の日にも関わらずこの日も練習の見学に来てくださっているファンの姿も見られ、選手からも良く声が出ていて、良い雰囲気の練習となりました。
27日の金曜日にはオールコートでプレスのかけ方の確認を行いました。GKからのビルドアップに対してどのようにチームとしてプレスをかけるのか、小林監督が笛を吹いて細かく止めながら位置取りやタイミングを指示します。良いプレスがかけられてボールを取ると「いいぞいいぞ」と声が飛び、選手の共通認識も徐々に進んでいっています。
全体練習の後は、先日とは打って変わって快晴になったため、個人練習に励む選手が多くいました。攻撃陣はクロスからのシュートやミドルシュート、守備陣はコーチにクロスを上げてもらい、クリアの練習を行っていました。
開幕に向けて残り約1週間、チーム全体で良い雰囲気の中準備ができています。
今週の非公開でのカターレ富山戦でしっかりと結果を残して、この良い雰囲気をさらに高めていって、最善の準備をして「四国ダービー」に挑みたいと思います。