練習試合vs吉備国際大学
2015-07-13 16:50
今日は吉備国際大学と35分×2本の練習試合を行いました。3週間ぶりの練習試合となり、リーグ戦で試合に出場していないメンバーにとってはアピールが必要な場となりました。また、試合出場時間が短かった選手にとっても自分のプレーを実戦で確認する場面としてはやはり実戦は大事です。
1本目はGK相澤、DF広瀬、冨田、橋内、窪田、MF井澤、斉藤、エステバン、衛藤、FWキムジョンミン、長谷川(悠)で臨みました。序盤から高い位置で広瀬がボールを受けてチャンスになりかけるシーンが何度かある中で、14分に左サイドでボールを受けたエステバンが中央を横切るクロスを上げて、右で受けた井澤は角度の無いことを考えてシュートでは無くマイナスのグラウンダーのボールを選択し、そのボールを上手くコントロールして斉藤が左サイドネットにシュートを決めて先制します。
17分が経過したところで13:00キックオフというハードなコンディションのため、給水タイムを入れてますが、その後も井澤が上手くボールを受けたり、エステバンが精力的にボール奪取したりと、一方的な展開となっていましたが、35分に一瞬の隙を突かれて1-1とされて同点で1本目を折り返します。
2本目はGK渡辺、DF広瀬、ソンセファン、橋内、冨田、MF佐々木(陽)、窪田、エステバン(25分→斉藤)、衛藤、井澤、FWキムジョンミン(20分→長谷川(悠))に変更して、最初から得点を奪いに行きます。6分にエリア内で倒されて得たPKをキムジョンミン自らが冷静に蹴り込んで再びリードを奪います。
その後も攻撃の手を緩めず、23分には交代出場直後の長谷川(悠)が追加点を奪います。得点シーンは、冨田が相手のくさびのボールにしっかりプレッシャーを掛けて奪い取り、左サイドに機を見るやエステバンが飛び出して、折り返しに衛藤が走り込んでシュートを放ち、GKのこぼれ球になったところを押し込んだものです。暑い中でも、次の状況を予測してボールを呼び込む動きが続いていたことが、得点につながった良いゴールでした。
その後も28分には衛藤が持ち込んでのミドルシュート、31分と32分には立て続けに佐々木(陽)が突破とシュートを試みるが得点には至りませんでした。終了間際には井澤が左サイドから攻め上がり、角度の無い位置から狙っていきましたが惜しくもゴールとはならずに、合計3-1で試合終了となります。
1本目の終了間際に1失点したことは課題として残りますが、それ以外の部分では暑い中でも集中して戦い、ボールを動かしてチャンスを狙い続けた姿勢と、橋内や相澤、渡辺らからしっかりと最後まで声が出続けていたのも戦う部分では良かったと言えるはずです。チームとして何度も浮上のきっかけを掴むために、まず連勝を目指して戦った試合で負ける形が続いてしまっていますが、そこはピッチで戦うことで示したいものです。
今週末のPRIDE OF 中四国vsファジアーノ岡山から、また厳しい夏場の3連戦となります。今日の練習試合で戦ったメンバーを含めて、オフ明けからチーム全体で勝利を目指してトレーニングを続けていきます。