練習試合vs高知国体選抜(成年)
2015-08-09 18:30
昨日J2第28節水戸戦に勝利し、今日は高知国体選抜(成年)と35分×2本の練習試合をおこないました。連戦があったこともあり、約3週間ぶりの練習試合となりました。13:00キックオフで一番暑い時間帯の中ではありましたが、実戦感覚を保つためにも選手にとっては大事な試合となりました。
1本目はGK相澤、DF窪北(ユース)、斉藤、窪田、欅田(ユース)、MF佐々木(陽)、井澤、大崎、衛藤、キムキョンジュン、FW長谷川(悠)で臨みました。奪ったボールをシンプルに前に入れてくる相手に対して、後ろから斉藤がビルドアップし、上手く井澤が受けて、サイドに展開してチャンスを伺います。
17分に中央で佐々木(陽)が上手く反転して持ち込み、衛藤が右サイドからクロスを上げて、キムキョンジュンがヘディングで折り返したところに、エリア内に入っていた佐々木(陽)が蹴り込んでに先制します。得点後に給水時間があり、試合が再開後は互いに攻撃はシュートまでなかなかいかずに1-0で1本目を終えます。
2本目はGKを渡辺に代えて、あとは同じメンバーで臨みます。立ち上がりにペースを握られ、勢いの良いシュートで7分に得点を許すと、相次ぐDF陣の欠場もあってユースの選手が2人入る不安定なDFラインが立て直せずに15分にも失点してしまいます。しかし、負けられない意地もありペースを上げ、サイドを突破して上手くエリア内でボールを受けた大崎がPKを奪い、自ら決めて同点に追い付きます。
逆転を目指して終盤に押し込もうとする中でしたが、逆にカウンターから34分に失点をしてしまい、2-3で試合を落としました。得点チャンスの数を多く作ることが出来なかったというところが課題として残る内容にはなってしまいました。相手のチャンスを潰し切れずに失点につながった点については、DFの力には差がある選手でラインを組んだ部分もあるので、個での対応が出来ずに失点につながりました。その部分は、やはり試合である以上に結果を出さなければいけないので、課題を持ってトレーニングを続けていくしかありません。なお、交代は14分に欅田(ユース)→長野(ユース)がありました。
そして、この試合で一番の注目、新加入で初の実戦となったキムキョンジュンもボールを持った際には、持ち味であるスピードを活かした突破で決定機を作るなど、見せ場を作っていました。まだまだボールを受けるタイミングなどが合わないこともありましたが、後半に回数を増やして何度も持ち上がるシーンを作っていただけに、今後にも期待できるプレーだったと思います。
この試合後にはPKのトレーニングがおこなわれました。国体のPKを想定してのことだと思いますが、ヴォルティスは5人全員が決めていました。あまり無いシーンなので、TSVにお越しになったサポーターの方々も注目して見ていました。
明日はオフとなりますが、次節(15日、19:00キックオフ)は再びホームで東京ヴェルディと戦います。その次は、ジュビロ磐田とのアウェイゲームとなります。上位を相手に戦うだけに、何としても勝利を掴んで勝点差を縮めるとともに、順位を上げていけるようにしたいと思います。