しっかり勝ち切って次へ!
2015-08-28 22:00
アウェイの磐田戦を終えたチームは翌日の24日(月)に徳島へ戻り、今週末の天皇杯1回戦ファジアーノ岡山ネクスト戦へ向けてトレーニングをおこないました。この日から天皇杯用のボールを用い、特にGKの選手は感触を確かめているようでした。
チームは25日(火)のオフを挟み、26日(水)のフィジカルトレーニングから。この日は通常通りフィジカルトレーニングとなり、室内で筋トレをおこなってからジョギングとダッシュを組み合わせたインターバル走をおこないます。スタッフが走る選手たちの横からタイムを管理しながらしっかりとその時間内に入れるように走りきります。
その後、ポゼッションの後、ハーフコートでの6対6のミニゲームをおこない、この日のトレーニングを終えました。27日(木)はバランスサーキットから始まり、試合の2日前となるため紅白戦がトレーニングの中心となります。紅白戦では対戦相手となるファジアーノ岡山ネクストを想定しての確認がおこなわれました。
リーグ後半戦は6勝3敗と来たところで、リーグ戦が3週間中断し、今週からは2週にわたって天皇杯を戦います。選手たちも大会が変わる中での初戦に重要性を感じていて、前節のリーグ戦で今シーズン初出場を果たした衛藤選手は「1回戦は相手がどこであれ難しい試合になる。先に点が取れれば楽になるので試合の入りが大切になる。」と話し、冨田選手も「今まで何度も天皇杯を戦ってきているが、相手が高いモチベーションで戦ってくることに対してそこをしっかりとリスペクトして戦いたい。」とカテゴリーの違うチームと戦うことの難しさを十分理解しています。
小林監督もトレーニング後の取材で「相手はすでに天皇杯の予選を戦い、厳しいゲームを勝ち上がってきて天皇杯のリズムに乗っている。負けられない戦いであるので良い準備をして必ず勝って前に進みたい。」と大事な試合であると位置づけています。
さて、少し話は変わりますが、24日(月)は小林監督55回目の誕生日となり、リカバリートレーニングを終えたあと、スタッフからサプライズでケーキのプレゼントがありました。オオンユ通訳からケーキが手渡され、「とても驚きました。感激です。」と嬉しそうに受け取っていました。今週も暑い中でしたが、いつもと変わらず、チーム練習後の個人練習にも付き合い、選手全員の練習が終わるまでピッチに立っていた小林監督はやはりタフですね。
明日の天皇杯は大会のレギュレーションが異なります。1回戦は登録メンバーが16選手となり、メンバー発表の時間も変わり、90分で決着がつかない場合は延長戦、PK戦まであります。まずは、しっかりとJFLのファジアーノ岡山ネクストに勝利して、2回戦に駒を進めたいと思います。3回戦以降はJ1のチームとの対戦機会もあるはずなので、1つひとつを大事に戦い、勝ち上がっていきましょう!