練習試合vs阪南大学
2015-08-30 16:45
昨日天皇杯1回戦でファジアーノ岡山ネクストに7-0で勝利し、今日は阪南大学と13:30キックオフで35分×2本の練習試合をおこないました。怪我人が多くいることもあり、練習生を入れての試合でしたが、出場機会を得るためのアピールの機会として、コンディションを調整している選手にとっては、重要な実戦の場となります。
1本目はGK相澤、DF練習生(33分→練習生)、石井、橋内、アレックス、MF大崎、斉藤、窪田、キムキョンジュン、佐々木(陽)、FW練習生で臨みました。ボランチが上手くゲームを組み立てて、縦にボールを入れてチャンスを作り出し、サイドハーフが積極的にボールに絡みます。
4分に斉藤のパスから佐々木(陽)が抜け出し、相手GKと1対1になりますが、ここは防がれます。その後もゴール前まで多くボールを運び、20分に速攻の形で攻め込み、1度は練習生のクロスが相手に防がれるものの、拾い直してアレックスからのグラウンダーのクロスに、大崎がしっかりとミートしてゴールを奪います。
しかし、35分にセットプレーの流れから、ヘディングシュートを決められてしまい、1−1で1本目を折り返します。
2本目はGKを渡辺に、左サイドバックをアレックスから練習生に交代した以外は変更なく開始します。2分に斉藤の大きな展開から練習生が切れ込んで上げたクロスに、キムキョンジュンが詰めて、最後は佐々木(陽)が押し込みリードを奪います。
5分にはロングフィードを佐々木(陽)が相手の激しい当たりを受けながらも背後に落として、走り込んだ練習生が1対1を冷静に流し込んで一気に追加点を奪います。15分にも練習生が前線でしっかりとチェックをしてボールを奪ってそのままゴールを奪います。
その後は高い湿度の中でプレッシャーを掛け続ける展開だったため、両チーム少し運動量が落ちて、チャンスの数は少なくなりますが、石井と橋内のセンターバックがしっかりとゲームをコントロールして試合を締めて、終盤を迎えます。
昨日の天皇杯に後半から45分間出場し、今日の練習試合でも70分間フルタイムでプレーした窪田は「しっかり勝てたのは良かったです。昨日と同じで間でボールを受けることと、大さん(斉藤選手)が引く形だったので、上手く縦になって受けられるようにした。」と話しました。そして、キャプテンマークを付けて臨んだ今日の練習試合で存在感を示していました。「長さん(長島コーチ)が気を遣ってやらせてくれたと思うのですが、任せてもらえて良かったです。今課題にしているもっと前にボールを出すということを続けてやっていきたい。」と、今週末の天皇杯2回戦に向けて出場への意欲を見せていました。
天皇杯は2回戦の相手がFC岐阜SECONDに決まりました。2回戦に勝利すると、3回戦でJ1クラブとの対戦となる可能性があるので、1つひとつ勝ち上がっていきたいですね。明日のオフを挟んで、また週末の天皇杯に向けて調整をしていきます。