宮崎キャンプ日記(1日目)
2016-02-02 21:30
高知での一次キャンプを終えたチームは2日間のオフを取り、今日2日(火)から二次キャンプをおこなう宮崎に到着しました。お昼前に毎年お世話になっている「宮崎観光ホテル」に到着すると、受け入れていただくホテルの従業員のみなさまとJリーグ等宮崎協力会のみなさまに歓迎セレモニーをしていただきました。歓迎の花束や宮崎の特産品などをいただき、長島監督は「今年も宮崎の素晴らしい環境でできることに感謝して、期待に応えられるようしっかりとトレーニングに励みます」と挨拶をしました。
昼食を食べた後練習場に移動し、15:00からトレーニングをおこないました。オフ明け、そして移動日であったことからしっかりと身体をおこしてからペース走となります。
また、まだチームに合流できていなかった前迫分析担当コーチもこの宮崎キャンプから合流し、早速選手たちのトレーニングをサポートしています。
ランニングのあとはボールワークに移ります。まず、縦に4人が並び、真ん中の2人が体の向きやファーストタッチを意識してボールを受けるパスの確認をおこないます。立ち上げから一貫して長島監督がこだわるパスの受け方や体の向きの作り方を選手たちも自分で工夫しながらおこなっているようでした。その後は5対2のポゼッションをおこない、グラウンドでのトレーニングを約1時間半で終えました。
最後は場所を移動し、約1時間筋トレをおこない1日目を終了しています。宮崎キャンプ1日目を終えて藤原選手は「ボールフィーリングも身体の状態も、そして芝の状態も良いですし、みんなも動けているようだったので、高知でもしっかり出来たのかなという印象です。」と話していて、一次キャンプから良い状態でこの二次キャンプに移れている様子でした。
長島監督も「高知に引き続き、そこからまた上積みしていけるようにしていきたいです。宮崎では3ゲーム練習試合があるので、90分のゲームを同じJ2のチームとやれるところで見えてくることがあると思います。その中で僕らがやりたいことや、やろうとしていることを続けながら、また課題が出てくると思うのでそこをしっかり抽出して上積みしていきたいと思います。」と話しています。
明日は午前中から練習をおこない、2部練習を予定しています。宮崎キャンプでは練習試合も3試合組まれているので、実戦的な部分が中心となってくるかと思いますが、高知キャンプでのトレーニングをベースにこれから約2週間開幕に向けてしっかりとトレーニングを積んでいきます。
杉本大地選手が徳島に!
2016-02-02 12:20
昨日はテレビ等でも大きく報道がありましたが、杉本大地選手が徳島入りしました。杉本選手は、U-23日本代表として、年末の合宿を経て、1月2日(土)からは「AFC U-23選手権(リオデジャネイロオリンピック・アジア最終予選)」に出場するため、カタール遠征に行っていました。
AFC U-23選手権では、見事に優勝という結果を残して、オリンピック出場権も掴み取りました。杉本選手はグループステージ第3節のサウジアラビア戦に出場し、2-1の勝利に貢献しました。
それ以外の試合では、櫛引選手(鹿島アントラーズ)がゴールマウスに立ちましたが、チームのためにベンチで盛り上げる姿を、テレビを通して見ていたサポーターの方も多いのではないでしょうか?
31日(日)の夜遅くに帰国したU-23代表チームですが、杉本選手は羽田に一泊して、昨日の11時着の便で、徳島阿波おどり空港に到着しました。到着すると、報道陣のカメラが待ち受けており、早速取材となりました。
U-23日本代表での経験や、徳島での抱負などを真面目に話しつつ、一部報道で話題となった“バリカン”の話にもなり、笑顔で紹介する一幕も。取材の終わりには、空港ロビーの出入口にある、阿波おどりの像の前で記念撮影をして取材の対応を終了しました。
報道が少し先行する中で、お茶目なキャラクターかな??と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、メディアからの質問に対する答えは非常に気持ちを感じさせるものが多かったです。
オリンピックへの出場について聞かれた際には「徳島で試合に出て、徳島が上位にいることが選ばれるためには重要」と答えており、チームへの貢献を第一に話しています。そして、徳島に来た理由としては「プロになって5年目で出場試合数からも危機感がある。サッカーに集中できる環境で、必ず試合に出られるような状況では無く、ポジション争いをする中で、試合に出られるように頑張りたい」と、決意を話しているのが、何よりも印象的でした。
杉本選手は徳島でのメディカルチェックを昨日終えて、引っ越し等の準備のために一度京都に戻って、4日(木)のトレーニングから宮崎キャンプに合流予定となります。