宮崎キャンプ日記(6日目)
2016-02-07 00:00
宮崎キャンプ6日目となった今日は2部練習となり、午前中はサーキットトレーニングからスタートしました。今日のサーキットトレーニングはステップやジャンプ、ダッシュなど動きを入れたトレーニングとなりました。バックステップや細かいステップ、ジャンプなど様々な動きを入れて、その中でボールをコントロールします。今日は隣でGKもサーキットトレーニングをおこなっていたため、お互いが意識し合いながら、声を出して盛り上げていました。
その後はパス&コントロールと5対2のポゼッションとなります。パス&コントロールでは、四角のグリッドの外側でパスを回し、落としてリターンやワンツーでコーンをかわしたりとパターンを確認しました。ポゼッションは少し横幅の広いグリッドでDFの間を通すことを意識しておこない、午前中は最後に体幹トレーニングをおこない、約1時間半で終了しました。
午後は冒頭にバランスサーキットをおこなってから、ボールを使ったトレーニングが中心となります。最初に今日は5色のビブスをつけて、4チーム+フリーマンの形でポゼッションをおこないます。2色ずつのチームになり、同色へのパス禁止などルールを付けておこなわれ、タッチ制限も設定される中で判断のスピードが求められます。
その後はDFのスライドの動きを確認するため、5対5でゴールを2つ守るというトレーニングをおこないました。攻撃側はサイドにフリーマンを置き、そこへサイドチェンジのボールを入れたり、同サイドで攻めたりして2つのゴールを目指します。DF側はサイドチェンジのボールに対してしっかりとスライドし、対応することが求められます。
最後は11対11で15分ハーフのゲームをおこないました。今日は両チームともフォーメーションを代えて、4-1-4-1と3-4-3のフォーメーションでおこないました。シーズン開始時に、長島監督は4-4-2をベースにと話していましたが、ひとつのオプションとして確認をするという意味でも違ったフォーメーションでのゲームがおこなわれました。3バックに入ってプレーした冨田選手は「3バックだと、外に選手がいるので幅広く使っていける」と中盤のワイドの選手がポイントとなることを話しています。また、中盤の井澤選手は「単純に前の人数が多いので、前からはめていって後ろがついていくという形になり、前から守備にいけたなという印象はあります。」と話しています。また、「今は色々試す時期でもあるので、色々試していけたら良いのかなと思います。ただ、どのフォーメーションでも自分は求められるプレーをやるだけです。」とあくまでもフォーメーションは形であって、やることは変わらないということも話していました。
開幕前のこの時期は準備をするという意味でオプションを確認しておくということは強みにもなるのではないでしょうか。選手たちもプレーをしながら話し合って確認をしていて、ポジショニングやボールの取りどころなど、まだまだ詰めていかなければいけないことは多そうです。
明日で半分となる宮崎キャンプですが、やはり2部練習となると選手にも疲労が見え、ゲームの最後の方は身体が重そうな選手も見られました。それでもホテルに戻ればトレーナーチームと密にコミュニケーションを取りながらしっかりとケアをして、翌日のトレーニングに備えています。