宮崎キャンプ日記(7日目)
2016-02-08 16:35
宮崎キャンプ7日目の今日は、練習試合を明日に控え午前中のみのトレーニングとなりました。昨日は2部練習で最後にゲームもおこない、負荷をかけたトレーニングとなっため、午後を休みとして明日の試合に備えます。今日のトレーニングは最初にアジリティ系の動きを入れたアップをおこない、4対2のポゼッションへ移ります。今日おこなったポゼッションはアップの意味合いが強く、リラックスした雰囲気でおこなわれていました。
その後は5分ハーフと短い時間でしたが少しコートを狭めて11対11でゲームをおこないました。昨日に引き続き4-1-4-1と3-4-3のフォーメーションでおこない、それぞれ動きの確認をします。明日の練習試合で対戦するV・ファーレン長崎は昨シーズン3-4-3のフォーメーションをベースに戦っていたチームで、長島監督は「キャンプ中、3-4-3をベースとするチームとは練習試合を必ずしておきたかった。明日はここまでやってきた前からプレッシャーを掛けることなどが3-4-3のチーム相手にどの程度出来るか、確認をしたい。」と明日の練習試合に向けて話しています。
昨日のゲームの後に井澤選手は3-4-3というフォーメーションについて「前からはめていきやすい印象があった」と話しているように、今日の短い時間のゲームの中でも前線の3選手が相手DFにプレッシャーを掛けていき、そこに後ろが連動していくとなかなか4-1-4-1のチームがボールを運べないシーンがあり、そういった部分への想定をチームとして開幕前に確認しておくという意図があるようです。選手同士でも確認をし合う場面が多く見られ、トレーニングの後もボードを使って話し合う選手の姿も見られました。
トレーニングの最後にはセットプレーの確認もおこないました。守備側と攻撃側に分かれ、CKとFKを左右両側から何度か確認します。攻守に分かれる前には各チーム別れて戦術の確認をおこないます。セットプレーのトレーニングの時はプレーのきりが良いところでコーチの笛で終了となりますが、当然守備側はGKがキャッチしただけでは終わらず、しっかりとその後の攻撃への切り替えまでおこないます。GKがキャッチした瞬間やDFがクリアした時に素早く切り替えて相手ゴールに向かう姿勢を作り、ボールを引き出します。今日はカウンターから守備側のチームがゴールを奪う場面も見られ、実戦でもセットプレーの守備からの素早い攻守の切り替えにも注目です。
今日のトレーニングはセットプレーの確認までで、約2時間で終了となりました。全体練習後もジョギングをする選手や残ってシュート練習をする選手など、午後はオフとなりますが、それぞれ明日の練習試合に向けて準備をしていました。
また、昨日の夜からユースからDF窪北賢太選手とMF森本瑞生選手の2選手がキャンプに合流し、今日のトレーニングから13日(土)まで参加することになっています。ユース選手のキャンプ参加はこれで3年連続となり、育成年代の強化としても効果が期待されます。こういったトップチームへの練習参加を良いチャンスとして、しっかりとアピールすることが出来るか、ユースの2選手にも注目です。
明日は11:30からV・ファーレン長崎との練習試合となっています。