宮崎キャンプ日記(9日目)
2016-02-10 16:20
宮崎キャンプ9日目の今日は、練習試合の翌日ということで、これまでの流れと同じように、午後の練習を中止にして、午前中のみのリカバリートレーニングとなりました。まず、体育館で筋力トレーニングをおこない、その後はグラウンドに出て、リカバリー走となりました。
GK陣は最初からグラウンドで中河コーチの元トレーニングをおこないます。昨日の試合に出場した相澤選手と杉本選手と練習生、そしてコンディションが整わずに出場しなかった渡辺選手、長谷川(徹)選手の5人で、最初はリラックスしながらも、局面ではハードな中河流のメニューを消化していきます。チューブを使った筋力トレーニングや、その間にボールを使ったメニューを入れて、笑顔もあり、声を出しあいながらメニューを消化していました。
昨日の長崎戦の1、2本目に出場し、ヴォルティスで初の90分間の試合を経験した杉本選手は「90分の試合は代表でもやっていましたし、久しぶりでも無かった。」と感覚としては問題ないことを話し、「全体としてはチームのやりたいことも理解しましたし、90分間で集中力を切らすことなく出来て良かった。」と手応えを話します。守備全体としては「ボールにプレッシングに行くことがみんな出来ている」と良い面を話したうえで「まだまだ切り替えのところや、行くべきところと行かないところの判断が出来ていないところもあるので、キャンプでまだ1試合あるのでそこでも出来るし、トレーニングでも常に出来るので、もっとやっていきたい。」と、試合に出場して感じたことを話します。
杉本選手はU-23日本代表から戻って合流したため、2月4日(木)からのトレーニングとなっていますが「みんなで良い雰囲気で出来ている。」とすんなり輪に入れたことを話しつつ、今日は中河コーチに厳しい筋トレで追い込まれただけに「今のところはまだ付いていけていますけど、多分もっと今からきつくなるので・・・それは頑張りたいと思います。」と少し苦笑しながら、コメントしてくれました。
渡辺選手と長谷川(徹)選手は、全体メニューの時間が終わると、居残りでセービングの練習をおこない、出遅れた分を取り戻しに掛かっています。GKは1つしか無いポジションで、毎年し烈な争いがキャンプでは繰り広げられますが、GKコーチが代わった今年もトレーニングを全員で協力して盛り上げると共に、個人では切磋琢磨しているように感じます。
また、今日の練習前には、宮崎市観光商工部スポーツランド推進室室長の宮本様、Jリーグ等宮崎協力会から理事の川崎様にお越しいただき、激励と地元名産のいちごをいただきました。キャンプでは食事も凄く大事で、ビタミンCが多く含まれるいちごは選手も良く口にしています。今年はグラウンドの芝が張り替えられて、更に良い環境でトレーニングが出来ており、歓迎もいただけることは本当にうれしいことです。
今夜は、昨日の試合をミーティングで振り返り、選手達にはそれぞれ課題が共有されることとなります。明日のトレーニングは疲労がある中でも、練習試合の2日前ということでゲーム形式を含めた戦術面のトレーニングをおこなうことが予想され、その大事なトレーニングに向けてしっかりと準備をして臨みます。