ホーム初勝利へ
2022-04-02 18:30
前節のアウェイ・山口戦はスコアレスドロー。現在勝点9で8位につけている。
チームは公式戦、3試合連続で無得点と攻撃面で苦しんでいる。攻撃の中心としてチームを引っ張る西谷選手は「山口戦は自陣でボールを回すことが多く相手コートに入るシーンが少なかった。どうやって相手コートに入っていくのか、もう少し練習から突き詰めていきたい。」と課題を感じている。
一方で守備面はリーグ戦においては3試合連続の無失点中。ここまでリーグ最少の4失点と完成度の高さを見せている。安定感がでてきた要因についてカカ選手は「全員が自分の役割を理解し、練習でもいい連携を取れているからこそ」と語る。また厳しいポジション争いのなか、出場機会を得た選手たちが高いパフォーマンスを発揮していることもその要因の一つとなっている。
GKに関してもホセ選手がルヴァンカップ名古屋戦・前節の山口戦と公式戦2試合連続でスタメンの座を掴んだ。「練習とは違ってやはり試合に出ることで、自分のプレーのリズムも掴めてきている。」と手ごたえを十分に感じている様子だ。
明日の相手、長崎はここまで2勝1分4敗で勝点7を積み上げ、順位は17位につけている。8位につける徳島との勝点差はわずか2ポイント。勝って差を広げたいところだ。
ダニエル監督は長崎について「いいスタートが切れていないが、個人の能力を見ても今の順位にいるチームではない。簡単な試合にならないと思っている」と話した。また長崎のストロングポイントでもある前線の個の強さに対しても警戒している。「攻撃をしている時にワンラインにならないことが重要。深さを取ってサポートすることによって、ボールを失ってもいい形で守備へ入ることができる」と守備面の意識も高まっている。
チームは前節の山口戦翌日をOFFとし、連戦でのコンディションを調整。2日間のトレーニングでみっちりと準備を進めてきた。トレーニングのなかでは攻撃の形を入念に確認し、選手間で共通理解を深めてきた。またU-21代表のドバイ遠征から戻ってきた藤尾選手も元気な姿を見せた。試合出場の可能性も大いにある。
とにかく明日は何としても勝点3がほしい。坪井選手は「点をとることがFWの仕事。チームを勝たせられるように戦いたい」と気合いは十分。持ち味である豪快はシュートにも注目したい。
明日、鳴門の天気は曇り予報となっています。ぜひ、チームとともにスタジアムで戦いましょう。