可能性を繋ぐ3ポイント
2022-04-13 18:00
今シーズン、リーグ戦初黒星を喫した前節の大分戦から中2日。明日はホームでルヴァンカップGS第4節清水戦に臨む。
結果が出ない厳しい状況の中で、チームとしては前を向いて進み続けるしかない。大分戦翌日はアウェイに帯同した一部の選手とメンバー外選手らがトレーニングを実施。大分戦での敗戦を受け、ダニエル監督からは「いいプレーをしているのに勝てないと少し自信を失いがちになってしまう。そういう時こそ団結して、今一度自信を持ってやっていこう」と次に向けて言葉が投げかけられた。下を向いている暇はない。
次から次へと試合がやってくるこの過密日程の中、気持ちを切り替えていいイメージを持って準備を進めていくことが重要になる。
選手たちも敗戦を引きずらないよう、トレーニングからよく声を出し、いい雰囲気でトレーニングができていた。なかでも存在感を放っていたのが玄選手。高卒選手ながら高い技術と広い視野でリズムを生みだし先輩たちに引けを取らないプレーを見せ、ゲーム形式ではゴールにも絡んでいた。
大分戦後、安部選手が話したように「この負けを逆にチャンスだなと思える選手がたくさんいれば自ずと順位も上がっていく」と、ここまで出場機会の少ない選手たちも、より貪欲に競争に加われば、またチームの総合力も上がってくるはず。玄選手も「もっと自分の良さを出してピッチで力を出したい」と、清水戦への出場に向けて強い意欲を見せた。気合いと自信は十分に感じられる。明日のピッチでの活躍に期待がかかる。
明日の相手、清水については前回アウェイでの対戦でも出場した松澤選手が語る。「個の能力が高い選手が揃っているので、途中から出てくる選手にも気を付けて、しっかり守らなくてはいけない」と、前回対戦では途中出場の選手に流れを変えられ、ドローに持ち込まれた経験から清水のその層の厚さに警戒心を抱いている。徳島としては中2日ということもあり、どんなメンバーを送り出すか予想はつきにくいが、ブレずにスタイルを貫き通した戦い方を選ぶだろう。
グループステージ突破の可能性を繋ぐためには勝利は必須。明日は前回対戦でも見せたいいサッカーで勝ち切りたい。
また、昨シーズンまで徳島でプレーした岸本選手との2度目の対戦も楽しみだ。
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