勝利への欲
2022-04-16 19:00
4月17日(水)のルヴァンカップGS第4節の清水戦、4ゴールで今シーズンホーム初勝利を挙げた。明日はリーグ戦、アウェイで水戸戦に挑む。
清水戦ではリーグ戦で出場機会の少ない選手が躍動し、杉森選手の2ゴール、玄選手のプロ初ゴール、児玉選手の徳島初ゴールが記録された。「『やってやろう』という気持ちを全員が持っていましたし、一体感がありました」と玄選手。ダニエル監督も「勝ちたい欲が前への意識を増やした」と振り返る。格上の清水相手に臆することなく攻め、大勝を収めた。ただ、一喜一憂している暇はない。中3日で水戸戦がやってくる。
清水戦の次の日はオフとなり、水戸戦に向けてチームは2日間で準備を進めた。清水戦で出場した選手たちはモチベーション高く練習に臨み、出場していない選手たちもまた、危機感と負けてられないぞという気持ちで取り組んでいた。いつにも増して、いい緊張感に包まれていた。「常に全員に可能性があると思っています。(水戸戦では)調子の良い選手を起用していきたい」とダニエル監督。チーム内で競争が生まれ、良い化学反応を起こしている。
水戸は清水と同じ4-4-2を主に採用し、全員がハードワークしながらコンパクトな守備を構築してくることが予想される。徳島としてはボールを保持しながら、相手の守備の綻びを突いてゴールへ迫り、決定機を作りたいところ。さらに清水戦のように前への意識を持ち、時には強引な攻撃が得点に結びつくだろう。清水戦の勝利の勢いそのままに水戸戦へ挑みたい。
また人一倍、得点を欲している選手がいる。昨シーズンの後半戦、水戸に所属していた藤尾選手だ。「(清水戦で)チームが勝利したのは嬉しかったですが、自分自身は得点を奪えず悔しかった」と振り返る。今シーズン最低でも2ケタ得点を狙うストライカーは古巣との対戦に向けて「僕のことを知っている人も多く、得点を奪って自分が成長している姿を見せたい」と第2節の岡山戦以来の得点を狙う。
今シーズン初の公式戦連勝に向けて、共に戦いましょう。アウェイ戦になりますがスタジアムやDAZNでアツい応援よろしくお願いします。