勝利のみ
2022-09-13 18:30
前節、4連勝を狙いアウェイ・秋田戦に臨むも、結果は痛恨のスコアレスドロー。
上位との勝点差を縮めることができず、3連戦の初戦を悔しい結果で終えた。
14試合ぶりに出場し、前線で存在感を発揮した佐藤選手は試合後に「終わってしまったことはもう変えられない。この勝点1が大きかったと思えるような結果になるように、これから勝点を積み上げていくしかない」と悔しさを滲ませながらも、今後へと矢印を向けた。
明日は現在3位の岡山をホームに迎える。
残り7試合で何とかプレーオフ圏内に食い込むためにも勝利は必須。今後を占う大一番となる。
中3日と互いに疲労を抱えながら戦うゲーム。チームは明日の岡山戦に向けて、休息もとりながら出来る限りの準備は進めてきた。
相手の岡山についてダニエル監督は、2019シーズンに徳島でもプレーしたヨルディ バイス選手の名前を挙げた。「特にバイス選手からの縦のボールには気を付けなくてはいけない。そこはチームでケアしていく必要がある」と警戒心を示す。2019シーズンに共にプレーした田向選手は「相変わらずディフェンス離れした攻撃力があり、彼からのフィードで岡山でも得点が生まれている。そこはみんなで注意していかなければいけない。一緒にやっていた分、彼のウィークポイントもわかっているつもりなので、そこはしっかり突けるようにしていきたい」とコメント。お互いを知る者同士、ピッチ内での駆け引きにも注目したい。
徳島は13戦無敗中とクラブ記録を更新中。しかしながら、ここからの戦いは引き分けでは現実的に6位以内に届かない。勝利だけが道を切り開く。古巣との対戦を前に安部選手は「シーズンを通してブレずにここまでやってきた中で、チームを本質的に見た時に岡山よりもたくさん成長してきた自身がある。岡山との対戦は楽しみではあるが、相手がどこであろうと勝つために自分たちのスタイルを表現するだけ」と力強く意気込んだ。
今シーズンラストの平日ナイトゲーム。ぜひ、スタジアムで共に戦いましょう。