「POCARI SWEAT Japan Youth Dream Challenge」徳島の高校生と交流&知事表敬訪問!
2022-10-07 19:30
大塚製薬株式会社様との共同事業として実施している「POCARI SWEAT × TOKUSHIMA VORTIS Football Dream Project」の第一弾の企画、「POCARI SWEAT Japan Youth Dream Challenge」で選ばれた2名のカンボジアのアカデミー選手が徳島ヴォルティスジュニアユースの練習に参加しています!
練習以外の活動について、テレビなどでも取り上げていただいていますが、ヴォルティス日記でも紹介したいと思います。
10月5日(水)は午前中に城西高校、午後に徳島商業高校に伺って生徒の皆さんと交流をおこないました。
城西高校では植物活用科の皆さんの指導のもと、阿波藍での藍染体験にチャレンジしました。どんな柄にしたいかを考え、輪ゴムや洗濯バサミを使って色の濃淡をつけるところを決めていきます。染めの作業では生徒の皆さんに優しくアドバイスをいただきながら、綺麗な藍色に染まるように作業を進めました。
綺麗に染まったタオルマフラーを掲げて記念撮影。カンボジアの皆さんにも徳島が誇る藍色を知ってもらえると嬉しいですね。
午後の徳島商業高校では、和菓子作りと阿波おどり体験をしました。
和菓子作りでは、生徒の皆さんが作り方を英語で準備してくれており、選手も和菓子作りを楽しみました。完成した和菓子は、今の季節に食べたくなるみたらし団子。「もちもちしていてとてもおいしい!」とたくさん食べていました。
阿波おどり体験では、まず阿波おどり部の演技を鑑賞。その後、踊り方を教えてもらって一緒に踊りました。初めは緊張と恥ずかしさが混ざった表情でしたが、徐々にリズムに乗って生徒の皆さんと楽しく踊ることができました。
夕方からはジュニアユースの練習に参加。積極的にコミュニケーションをとりながら練習に臨みました。
10月6日(木)は徳島県庁を訪問し、飯泉嘉門徳島県知事を表敬訪問しました。
弊社社長の岸田から、今回の事業への協力のお礼とプロジェクトの紹介をしました。飯泉知事からは「徳島へようこそ。カンボジアの若者の夢となれるようまずは2人の夢を叶えてほしいです。将来ヴォルティスの選手として活躍してもらえたら嬉しいですね」と激励の言葉をいただきました。
夕方の練習までの時間にはTSVを訪問し、トップチームのロッカールームや施設見学をしました。
10月7日(金)の午前中は、トップチームの練習見学をおこないました。
午後は阿波おどり会館を訪問。ボランティアの方に施設を案内していただきました。最初にロープウェイに乗って眉山に登ったところで霧が発生!徳島のきれいな景色を見ることはできませんでしたが、2人は霧に大興奮!霧はカンボジアでは珍しい現象のため、終始はしゃいで楽しんでいました。
その後、阿波おどりミュージアムでは阿波おどりの歴史などを学び、阿波おどりホールでは有名連のおどりを堪能しました。
ホールでの阿波おどり体験では、実際に周りのお客さんと阿波おどりを踊り、徳島商業高校で練習した成果を披露しました!
週末はジュニアユースの練習試合に参加する予定です。彼らが試合でどんなプレーを見せてくれるか、楽しみです!
自分たち次第
2022-10-07 18:30
前節の町田戦。互いにJ1参入プレーオフ圏内入りするためには負けられない状況の中、後半、1点を追う徳島が執念で試合をひっくり返し今季初の逆転勝利。この最終盤の重要な試合で価値ある3ポイントを手にした。
この勝利の背景には後半からピッチに立った選手たちの活躍があった。後半頭から投入された長谷川雄志選手はアンカーに入り強度のあるディフェンスで相手チャンスの芽を摘むと、効果的な配球で何度もチャンスをつくり出した。「自分の中で意識していたのは、まず戦うこと。そして自分の良さを出してボールを展開すること。久々に出場して、良い感触もつかめました」
同じく後半頭からピッチに立った新井選手は浮き足立っていた守備陣に安定感をもたらした。また果敢な攻撃参加でチームを勢い付け、71分にはエウシーニョ選手の決勝ゴールを呼び込むクロスで勝利に貢献した。「僕たちは全て勝たなければいけません。今日は全員が目の前の試合に全てをぶつける姿を表現できたので、次につながる勝利だったと思います」
まさに総力戦でもぎとった勝点3。誰が出ても徳島のサッカーを体現していく。それぞれが日々の準備に手を抜かず取り組んできた成果であり、目の前の試合にかける思いが強く出たゲームだった。
徳島は現在勝点56で8位につける。プレーオフ圏内の6位仙台との勝点差が「3」に迫る中、同じくプレーオフ圏内を狙う10位長崎との直接対決は非常に重要なゲームとなる。
ホセ選手は「前線の強力な選手たちを自由にプレーさせてはいけない。パーフェクトな試合は毎試合はできないれど、体を投げ出し戦うことはどんなときも最低限やらなければいけない。緊迫した試合では、特にそういったところが重要になる」とこの大一番へ向けて気を引き締める。
ダニエル監督は長崎戦へ臨む選手たちへ「チャンスは目の前にあるので、自分たちで掴みにいくだけ。すべては自分たち次第。自分たちができる事を精一杯やって、長崎戦へ臨もう」と声をかけた。
結果は必然。紆余曲折はあったがブレずにやってきたことが、今こうして自分たちのスタイルとして形となり、現在17戦無敗。プレーオフを狙える位置にいる。今シーズンの戦いを歴史に刻むためには、まだまだここで満足するわけにはいかない。最後まで一喜一憂することなく、ひたむきにそして貪欲に勝利を掴みにいく。「J1」昇格に向けて。