徳島魂集結
2022-10-15 18:40
リーグ戦も、いよいよあと2試合。明日は今シーズンのホームラストマッチ。大宮を迎え撃ちます。
プレーオフ圏内入りを争うライバルとの直接対決となった前節のアウェイ・長崎戦、序盤から主導権を握り試合を進めると藤尾選手と西谷選手のゴールで前半をリードしたまま折り返す。後半1点を返されるも引き締まった守備で逃げ切りに成功。リーグ戦2連勝、そして18試合無敗で今季初のプレーオフ圏内である6位へと浮上した。
リーグ前半戦を16位で折り返し、一時は勝てない時期が続いた中でもブレずに自分たちのスタイルを見失うことなく戦い続けてきた。クラブとファン・サポーターの皆さんが信じ合い歩んできたからこそ今がある。この成果を無駄にしてはいけない。自分たちの手でこのチャンスを掴まなければならない。
明日のホーム最終戦の相手は大宮。大宮は前節、山口に勝利しJ2残留を確定させている。
ダニエル監督は「順位だけを見て試合に入るのは危険だと思います。特徴としてはブロックをしっかり敷いて両サイドにはいい選手たちがいます。今の順位と選手の質が全く比例していないので、そこには警戒しておく必要がある」と気を引き締める。
警戒すべきは昨シーズン途中に徳島から大宮へ移籍したストライカー河田選手。その脅威は言うまでもなく徳島の選手・スタッフ、サポーターが最もよく理解している。内田選手は「本当に外国人選手みたいで、練習の時は気が抜けているように見えるけど、試合になると『ゴールをだけを狙ってるぞ俺は』というような感じでプレーしているので、相手としてはやりずらさはある。さぼっているようで実はゴールを狙っているので、そこは彼の怖さでもあり警戒しなければいけない」と元チームメイト目線で河田選手を語った。
相手はどこであれ、まずは自分たちのフットボールにフォーカスすることが大前提。
今年掲げた『J1復帰』を成し遂げるためには、もうプレーオフ行きの残り一枠を掴むしかない。とにかく勝利がすべて。
白井選手は「徳島らしく良いサッカーをして勝つことが理想ですけど、本当に勝ちが必要なので泥臭くとも勝ち切れるように試合を進めたい」と、そして児玉選手は「最後までファン・サポーターの皆さんと仲間たちと、やるべきことやらないとシーズンは終われない。そういう意味でも明日の大宮戦もしっかり勝って次の戦いに進みたい」と力強く意気込みを語った。
舞台はポカスタ、18:30KICKOFF。徳島魂集結させ、共に勝利を掴み取りましょう。