いざ、町田戦
2023-05-27 18:00
前節のアウェイ藤枝戦は、0-3で辛酸をなめる結果となった。「点を決めて、チームを楽にさせたかった」と、西野選手自身も決定機を決めきることができなかった。後半には相手コートでプレーする時間も増えたが得点を奪うことはできなかった。
「自分たちは確固たるものを作っている段階です。この敗戦には理由があると思いますが、多くの事を引きずらずに、大きくブレる事なく、チームを信頼してこれからもやっていきたいと思います」とラバイン監督は試合後の記者会見で語った。
連戦を終え、チームは4日間で町田戦に向けて準備を進めた。藤枝戦では7試合ぶりの敗戦とはなったが、雰囲気はいつもと変わらず、自分たちのスタイルの成熟に矢印を向けながら、目の前の一戦に向けて全員で全力でトレーニングに励んだ。
今節の相手となる町田は、青森山田高校で長年指導していた黒田監督が今シーズンから就任。リーグ最少失点数の堅守を武器に現在首位を走る。前節の清水戦でも試合終了間近のラストプレーの得点で勝利を収め、勢いに乗る。2試合ぶりの得点を狙う森海渡選手は「相手はコンパクトに守ってくると思う。その分逆サイドなどにスペースができるので、クロスなどの形を作りたい」と分析する。自分たちがボール持ち、攻撃のアクションを起こせれば、チャンスを作れるだろう。もちろん、不用意な失い方をしないようなリスクマネジメントも必要だ。
「ここからもう1つ2つ上へ上がっていくためには、もう一度、泥臭くても勝点3を取りに行く姿勢を90分見せつける事が必要だと思います」と話す柿谷選手。ホーム連勝に向けて、覚悟をもってこの試合に臨む。
明日は明治安田生命 徳島支社 応援マッチ、そして板野町民デーとなります。板野町に在住・在学の小中高生を無料でご招待。また、板野町にお住まいの大人の方を優待料金でご案内します。当日の14時まで申込み受付をしますので、ぜひスタジアムで共に戦いましょう。
5/28町田戦は板野町民デー! 岸田社長が板野町長を表敬訪問しました!
2023-05-24 17:00
5月28日(日)FC町田ゼルビア戦で実施される「板野町民デー」を控え、岸田一宏社長がホームタウンである板野町の玉井孝治町長を表敬訪問しました。
岸田社長からは、徳島スポーツビレッジ周辺の整備をはじめ、多大なご支援をいただいていることへの感謝やチームの状況、選手の育成についてのお話をさせていただきました。
それを受けて、玉井町長からは、「まだまだこれからだと思うので、まずはプレーオフ圏内を目指して、J1昇格のために頑張っていただきたい」と激励のお言葉をいただきました。
「板野町民デー」では板野町ブースも登場し、板野町の特産品の販売や、板野町の特産品を使用したグルメの販売、また親子で楽しんでいただける工作ブースもありますので、ぜひお立ち寄りください!
板野町の皆さまを対象とした招待・優待チケットは試合当日(5月28日)の14時のキックオフ時刻までJリーグチケットにて販売中です!この機会にぜひスタジアムへお越しください。
徳島ヴォルティスに関わるすべての力をひとつに集めて、5月28日はみんなで板野町民デーを盛り上げましょう!
チケットの販売・詳細はこちらをご覧ください。
貫き、戦う。
2023-05-20 18:00
水曜日にポカスタでおこなわれた金沢戦で、徳島ヴォルティスは今シーズンホーム初勝利をあげた。2ゴールの活躍を見せた森海渡選手はもちろん、5試合ぶりの出場で先制点をアシストした児玉選手、豊富な運動量で攻守に活躍を見せた西谷選手、GKと3バックを中心に全員でクリーンシートを達成した守備陣など、それぞれが与えられた以上の役割を果たして全員で勝ち点3を掴み取った。
柿谷選手は「長くかかりましたが、ファン・サポーターが変わらず、諦めず信じて応援してくれたおかげです。もっともっと勝って、みんなの期待に応えなければいけないと思います」と、ヴォルティスファミリー全員で掴み取ったホーム初勝利を噛みしめながら、更なる飛躍を誓った。
勝利の余韻に浸る間もなく中3日で迎える3連戦の最終戦。金沢戦の翌日はリカバリートレーニングで、コンディションの回復を優先した。24日、25日にはインドネシアのRANSヌサンタラFCから2選手が練習に参加。普段とは異なる刺激も受けながら、メリハリのあるトレーニングで藤枝MYFC戦に備えた。
今節の相手、藤枝とは公式戦で初対戦となる。昨シーズン、最終節までもつれる混戦となったJ2昇格争いを制し、J3・2位で初のJ2昇格を果たした勢いのあるチームだ。直近5試合では勝利から遠ざかっているが、得点数は清水、磐田に次ぐリーグ3位の24、加えて8試合で複数得点をあげている。
ラバイン監督は「相手に自由な時間を与えたら、人やボールを動かしながら上手くプレーしてくる。さらに、サイドの選手はスピードがあり能力がある」と相手の攻撃力に警戒をしながら、「現れたスペースに誰が入って、そこをどう使うのか、選手達がピッチ内で判断していく事は変わらない」と、積み上げてきた徳島のサッカーをぶらさずに戦う姿勢を示した。
「上に上がっていくには、連勝しかない。連勝を重ねていくことで、もっと自信をもって自分たちのサッカーができると思う」という森昂大選手の言葉の通り、更に上を目指すためにここで満足している選手は1人もいない。
「みんなで話し合いながら内容にこだわり、徳島のサッカーを表現できるように」(西谷選手)
アウェイでの一戦となりますが、現地やDAZNで共にアツく戦い、勝利を掴み取りましょう。
貪欲に。
2023-05-16 19:00
前節はアウェイで山口と対戦。27分に森海渡選手の2試合連続ゴールで先制。ボールと選手が流動的に繋がり、相手を揺さぶって崩したヴォルティスらしいゴールだった。40分には「(コースが)空いていたので狙いました」という柿谷選手の意表を付いたFKで追加点を奪い、2点リードで前半を折り返した。しかし後半、雨の影響で悪化したピッチコンディションに苦しめられ、2点差を追いつかれて悔しいドローとなった。
試合後、森昂大選手は「最後の詰めが甘かったと思います」と悔しさをにじませながらも、「こういうピッチや天候の中で勝点1を取れた事を次のホームゲームで初勝利することで価値あるものにしたいです」と、下を向くことなく次の試合へと気持ちを切り替えた。
中3日でのホーム戦、ツエーゲン金沢を迎え撃つ。金沢はここまで、リーグ5位の23得点をあげている攻撃力に秀でたチーム。ラバイン監督は「オープンな展開になるからこそゴールチャンスが生まれていて、逆に失点も多くなっている印象があります」と分析しながら、「オープンな試合にさせないようにゲームコントロールする事が大切になると思います」と、自分たちのサッカーで試合を動かす準備を進めてきた。
森海渡選手が「FWのところで上手く剥がすことができれば多くのチャンスを作ることができる」と話すように、攻撃の起点と好調の得点力に期待がかかるが、連戦ということでチームの総合力も問われる。
「必ずホームで勝つ。自分のゴールで勝てたら一番うれしい」とプロ初ゴールに燃える棚橋選手。中野選手も「自分が出て、ホームで勝ち点3をとることへの執着心はすごいあります。勝ってサポーターを笑顔にしたい」とそのアツい気持ちを口にした。
「出場機会の無かった選手たちも引き続きハードワークしてくれている。そういった選手達の存在はものすごく大きい。自分のターンが来た時に活躍してくれるだろうと確信しています」とラバイン監督が話すように、全員が成長を続けながら、チームはさらに上を目指していく。
「僕たちはまだ何も成し遂げていません。もっともっと貪欲にならないといけません」(白井選手)。
平日のナイトゲームとなりますが、ぜひスタジアムで共に戦いましょう!
ホーム初勝利を掴むために、徳島ヴォルティス一丸となって。