目の前の相手に。
2023-07-28 00:00
7/22(土)におこなわれたホームでの甲府戦。相手のチャンスを凌いで前半はスコアレスで折り返す。しかし後半に入り、59分、80分と失点を許してリードを奪われてしまう。システムを変えながら猛攻を仕掛け、後半アディショナルタイムに棚橋選手がリーグ戦初ゴールを奪うが、1-2で試合を終えた。
得点を振り返って棚橋選手は「セカンドボールを狙っていたので、良い位置にいることができました。迷いなく振り抜けたことも良かったと思います」と振り返るも「(今後に向けては)負けたら後がないという気持ちでやるしかありません」と覚悟を語った。
今週は特に暑さが厳しいなかでの練習が続いたが、対町田への戦術練習などを含めて、コンディションなどを考慮しながらメリハリをつけて集中して取り組めた。
「町田はロングボールが多い印象。セカンドボールの回収がカギになるし、その奪い合いで負けたくない」と背番号10・杉本は印象を話す。リーグ前半戦、第18節に町田と戦った際は、2-1で逆転勝利。自分たちのサッカーを出すことができ、柿谷選手が決勝点を挙げた。
ただ、この夏のウインドウ期間で町田は補強をおこない、その時とはメンバーが変わっている部分もある。その町田についてラバイン監督は「自信を持って自分たちのサッカーをやっています。戦い方も大きく変わっているわけではありませんが、バスケス・バイロン選手らが加わり個の力が試合にもたらす影響はあると思います」と警戒する。
「すぐに劇的に何か変わるわけではないですし、1人1人の意識が大事になります。この状況を全員で変えてやろうという気持ちが大事になってくると思います」と白井選手。
前節の試合後に西谷選手は「戦術云々よりも思い切りやるということです。中途半端にビビッてやるのはもったいないので、自分たちらしく思い切りやりたいと思っています」
最後に勝負を分けるのは気持ちかもしれない。
相手がどのようなチーム・状況であれ、一戦必勝、目の前の敵を倒すだけ。
ヴォルティスファミリーの力を結集させましょう。スタジアムやDAZNでの応援、よろしくお願いします。全員で勝利を掴み取りましょう。
『悔しい』想いを力に
2023-07-21 19:00
前節の東京V戦は5連戦の最終戦。チームの総力を尽くして戦い、アウェイの地で勝点1を獲得した。
「45分〜60分間は相手がボールを握る苦しい展開」(ラバイン監督)、「後ろからのビルドアップの組み立てに課題がある」(森昂大選手)と振り返ったように、思い通りにボールを持って前進することができず押し込まれる場面が多かったが、守備陣を中心に粘り強く対応し無失点。
後半には、天皇杯に続き途中出場となったエウシーニョ選手が右サイドで時間を作り出し攻撃の起点となると、エウシーニョ選手のクロスに坪井選手が頭で合わせる決定機を迎えたが、相手GKの好セーブに遭いゴールとはならなかった。坪井選手は「ゴール前でのプレーをもっともっと集中して、ゴールにねじ込むことを大事にしたい」と試合後に話し、先発した児玉選手も「練習からどんどんチャレンジしてやるしかない」と悔しさを滲ませながら、前を向いて進む決意を示した。
『悔しい』経験は決してネガティブではない。
間違いなくさらに成長するための大きなエネルギーとなる。
7月1日から続いたハードな連戦を終えたチームは18日から甲府戦に向けて始動。
久しぶりに公開練習もおこなわれ、本格化した夏の気候の中、サポーターの目の前でトレーニングに励んだ。
なかなか勝ち切れない試合が続く中、指揮官は「ラスト20〜30mでの迫力が足りなかったり、精度不足やシュートを打てなかったりという部分がある」とチームの課題を分析し、その改善に向けたトレーニングをおこなった。
西谷選手も「やることがたくさんある。ただ少しずつしかクリアはできないので、できるだけ早く確実に前へと進んでいきたい」と話した。
今シーズンここまでリーグ戦25試合に出場し、経験の少ないWBでの出場ながらもプレーでチームを引っ張る副キャプテン。
徳島に加入して4年目、常に1歩ずつ目の前の壁を乗り越え、成長を続けてきた。
途中出場から得意のドリブルで存在感を放ち始めた高田選手※も「もちろんスタートから試合に出たい気持ちが強い」とまだまだ自分のプレーに満足はしていない。
「徳島ヴォルティスはまだまだ発展途上」(柿谷選手)
チャレンジすることを止めてはいけない。
この苦しい状況を乗り越えることで、個人として、そしてチームとしてさらに成長できるはずだ。
ホームのサポーターの応援を背に、それぞれの想いを大きな力に変えて、目の前の一戦にすべてをかけて戦おう。
※「高」は正しくは「はしごだか」
連戦の最終戦を勝利で
2023-07-14 00:00
7/12(水)におこなわれた天皇杯・柏戦。前半終了間際のセットプレーと後半の立ち上がりに失点を許し、3回戦敗退となった。ラバイン監督は「プレー内容や質だけでなく、自分たちが隙を見せて相手にチャンスを与えてしまったことを改善しないと勝ち切るチームになれないと、自分もスタッフも選手も痛感しています」と振り返った。前半の立ち上がりなどは押し込む場面も目立ち、徳島らしいサッカーを展開できていた。その中で得点を取り切る、勝ち切るためにもチームとしてさらに成長しなければいけないことを改めて感じた一戦となった。
柏戦では高田(※)選手が加入後初スタメンを飾り、左サイドで持ち味のスピードやドリブルを魅せて躍動した。さらにエウシーニョ選手が久しぶりの公式戦出場を果たすなど、ポジティブな要素も多かった。エウシーニョ選手は「本当にサポーターの皆さんには感謝の気持ちしかありません。ピッチで期待に応えて恩返しできるように、毎日頑張ります」とこれからの決意を語った。
明日の東京V戦が公式戦の5連戦の最後となる。4試合を終えて2分2敗と厳しい結果だが、ここからのリーグ戦で盛り返すためにも勝利で締めくくりたい。東京Vは勝点44で現在2位につけている。前節の首位・町田との一戦では、2点差を追いつきドローに持ち込んでいる。
東京Vについてラバイン監督は「非常にいいチームだと思いますし、上位に位置しているのも理解できます。特徴としてはリーグの中でもポジショナルなチームだという印象です」と分析する。流れの中からの失点も少なく、相手の堅守をいかに崩せるかが、鍵になりそうだ。
そして今節、静かに燃える選手がいる。棚橋選手だ。大学時代に教育実習で行った中学・高校の生徒ら300人以上がスタジアムに応援に駆け付ける予定だ。「リーグ戦での初ゴールをあげないと。地元の東京での試合ですし」とより一層、気合が入る。
連戦の最終戦を勝利で終えるために。スタジアムやDAZNなどで共に戦いましょう!
※「高」は正しくは「はしごだか」
7/22甲府戦は美馬市民デー! 岸田社長が美馬市長を表敬訪問しました!
2023-07-13 18:00
7月22日(土)ヴァンフォーレ甲府戦で実施される「美馬市民デー」を控え、岸田一宏社長がホームタウンである美馬市の加美一成市長を表敬訪問しました。
岸田社長からは、日頃より様々な取組みを通して、多大なご支援をいただいていることへの感謝やチームの状況についてのお話をさせていただきました。
それを受けて、美馬市長からは、「美馬市民デー不敗神話の継続にプレッシャーを感じておりますが、今回も必ず勝ち点3を掴み取れるように応援します!スタジアムでの観戦はテレビと違って迫力があるので、美馬市からも多くの方に来てもらえればと思っています。頑張ってください!」と激励のお言葉をいただきました。
「美馬市民デー」では美馬市ブースも登場し、サッカーデザインの藍染商品が当たるガチャガチャや、きなこの無料配布をおこないます!また、ブルーベリーやみまからフランク、阿波すだち鶏を使用した黄金唐揚げの販売もおこないますので、ぜひお立ち寄りください!
本試合は現在4位と好調な甲府を迎えての一戦。シーズン序盤のアウェイ甲府戦では、前半終了間際に先制を許し、後半立ち上がりに西野太陽選手の得点で追いつくも、引き分けを喫した悔しい結果となりました。この悔しさを晴らし、久しぶりにホームでの勝利を掴み取るには皆様の応援が必要です。夏休み初日の7月22日(土)はぜひスタジアムにお越しいただき、選手たちの後押しをお願いします!「美馬市民デー不敗神話」をともに継続しましょう!
美馬市の皆さまを対象とした招待・優待チケットは試合当日(7月22日)の19時のキックオフ時刻までJリーグチケットにて販売中です!
チケットの販売・詳細は下記のURLをご覧ください。