何が何でも勝ちに行く。
2023-08-26 18:00
ホームのサポーターとともに11試合ぶりの勝利をあげた。
前節の山口戦、前半に白井選手、西野選手のゴールで先制。その後は相手の猛攻に遭いながらも、GKホセ選手とDFラインを中心に最後まで得点を許さず守り切り、5試合ぶりのクリーンシートを達成して、勝点3を掴み取った。
リーグ戦では4月の千葉戦以来のスタメン出場で、勝利に貢献した田向選手は「苦しみながら勝っていく経験が自分たちには必要。その感覚を積み上げたことが大きい」と、この勝利を次につなげることが重要だと示した。
山口戦の翌日は高知ユナイテッドSCと練習試合をおこない、外山選手、山下選手、中野選手、棚橋選手がゴールを挙げるなど、出場機会の少ない選手もコンディションの良さを示し、試合へ向けてアピールした。
そして、8月22日(火)に監督交代。ベニャートラバイン監督に代わり、吉田達磨氏が指揮を執ることとなった。
吉田新監督は「残り11試合、何が何でも勝って1つでも順位を上げていく」と覚悟を口にし、「サポーターと一緒になることで、チームの勝ちを届けられると思っています。今までと同じように、そして今までよりもさらに一緒に戦ってほしい」とサポーターへ向けてもメッセージを送った。
8月23日(水)より、吉田監督のもとでトレーニングがスタート。金沢戦へ向けての準備を進めた。「よりグループで戦うという事が必要になる」という吉田監督の言葉通り、練習では攻守両面でのチームとしての戦い方を再確認。吉田監督自らが多くのメニューを主導して、「こういう時は守る時。こういう場合は攻める時、こういう時は前へ出ていく」と1つ1つのプレーを切り取って指示をしながら、選手たちの矢印を同じ方向に向けていく作業をおこなった。
また、練習の合間や練習後に選手個々にもコミュニケーションをとり、プレーに対するアドバイスを伝え、チームの一体感を大切にしながらチームづくりを進めた。
今節はアウェイでツエーゲン金沢と対戦。金沢は前節、前半途中で試合中断となり、消化試合が1試合少ない中で勝点32の暫定20位。暫定ではあるが順位が1つ下、勝点差も1という言わずもがな重要な一戦だ。金沢について、吉田監督は「タフです。全員が戦うことに対して責任を強く持っている」と話し、シンプルに攻撃を仕掛けてくる相手に対して、「それぞれの場所・場面でみんなの動きや見ている先が重なるようにしていく」と、チームとしてまとまって戦う姿勢を示す。
白井選手は「まずは山口戦に勝利できたことは良かったですが、次の金沢戦に勝たないと意味が無くなってしまう。必ず勝つことだけを考えて臨みたい」とこの一戦の重要性を語る。
昨季から今季のここまで、リーグ戦全試合に出場し、ピッチ上で最もチームを見てきた白井選手。前節今季初ゴールで勝利に導いた副キャプテンが、今節もチームを支え、ピッチで選手たちの力を最大限に引き出してくれるだろう。
前節の勝利を価値のあるものにすべく、アウェイの地で勝点3を掴み取ろう。
それぞれの場所で、それぞれの役割で、勝利のために、徳島のために。
覚悟を胸に。
2023-08-19 18:00
前節のアウェイ栃木戦。後半終了間際の89分に勝ち越しを許したが、直後のアディショナルタイム90+1分に渡選手の今季初ゴールで追いつき、勝点1を得た。
「ゴールは見ていないですが、振り抜きました。渡っぽかったと思います」と本能で決めたゴールを振り返り、「(ここからの抱負は)点を取りまくることです」と今後の意気込みを語った。
今季6シーズンぶりに徳島ヴォルティスに復帰した渡選手。大きな期待も背負っていたが「(なかなかゴールを決めることができず)めっちゃしんどかったです」と、個人としても苦しい時間を過ごしていた。それでも、練習や試合に向かう姿勢は変えず、常に攻守で全力を尽くして戦っていた。同じFWの森海渡選手も「本当にがむしゃらにハードワークして、(今日のゴールのような)ああいうゴール前での嗅覚があります」と、その背中はチームメイトの手本となっていた。
練習が終わり、グラウンドを後にする際には毎回グラウンドに深々と一礼。そんな漢の徳島復帰後初ゴールは、チームが浮上する大きな起爆剤となるだろう。
そしてもう1つ、大きな変化として、8月16日(水)に永木亮太選手の期限付き移籍加入が発表された。
J1で250試合以上の経験がある永木選手は「自分の経験やプレーで勝点を上乗せしてほしいという話がありました。大きなミッションがあるので、そこに対して自分の中でも意識してやろうと思っています」と話した。「声があまり出ていないとも感じたので、自分が率先してやっていきたい」とチームを引っ張る姿勢を示した。
今週ホームで戦う相手はレノファ山口FC。前半戦の対戦では、2対2の引き分けとなったが、その後監督が交代。新たにエスナイデル監督が就任してからは戦い方も変化しており、「守備が堅くて、速い攻撃を仕掛けてくるイメージがあります」と内田選手が話すように、守備から自分たちのリズムを作り、ここまで半分以上の試合で失点を1に抑えている手強い相手だ。ラバイン監督は「よりアグレッシブになった印象。その分、自分達が付け入る隙も多く存在していると思うので、しっかり実行できれば勝つチャンスが多くなる」とその攻略に意気込む。
1つ上の順位との6ポイントマッチ。目の前の一戦が重要な戦いであることは言うまでもない。
エウシーニョ選手は「確かに状況は難しいが、ここで下を向いたら終わりだと思っている。選手たちも強い気持ちで毎日ハードワークしているし、強い気持ちでピッチに立っている。ホームのサポーターと一つになって、共に戦って必ず勝つ」と、普段は穏やかなSBが内に秘める闘志を口にした。
山口戦は『藍住町民デー』として開催し、藍住町在住・在学の小中高生の無料招待と、藍住町在住の大人の方への優待料金でのチケット販売をおこなっています(招待・優待チケットはこちら)。また、8月最後の試合となり、『VORTIS SUMMER FESTA 2023』として、ヴォルティス広場にウォータースライダーやプール、縁日が登場。屋台村では『肉フェス』を開催します。ハーフタイムには打ち上げ花火もおこなわれます。
夏休み最後のホームゲーム、スタジアムで笑顔の華を咲かせて、みんなで喜び合いましょう。
岸田社長が徳島県知事を表敬訪問しました!
2023-08-18 16:00
7/9(日)に開催された徳島県民デーのお礼とご挨拶を兼ねて、岸田一宏社長が徳島県の後藤田正純知事を表敬訪問しました。
岸田社長から、「県民デーではビデオメッセージをいただきまして、ありがとうございました」とお礼をお伝えし、後藤田知事からは「スポーツ立県として、県として予算を増やし、民間の方々からも支援をいただきながら、県下の競技力の強化をおこなっていきたいと思っているので、徳島ヴォルティスにもお力を貸していただきたい」というお話をいただきました。
クラブとしては巡回指導をはじめスクール活動など、サッカーを通じた子どもたちの育成に取り組んでいるのはもちろん、近年では、板野町田園パーク町民スポーツガーデン(あわぎんスポーツガーデン)のグラウンドの整備など、環境整備への協力もおこなっているところですが、知事のお話をお伺いする中で、クラブとしてもまだまだ徳島県に貢献できる部分があると感じました。
「徳島のスポーツ教育や施設の向上のためにはどうすべきか、現場の目から見て課題を洗い出し、ご意見をいただきたい」というお言葉もいただきましたので、サッカーを通じて、これからも引き続き徳島県に協力し、徳島の活性化に貢献できるよう努めていきたいと思います。
8/20山口戦は藍住町民デー! 岸田社長が藍住町長を表敬訪問しました!
2023-08-17 15:00
8月20日(日)レノファ山口FC戦で実施される「藍住町民デー」を控え、岸田一宏社長がホームタウンである藍住町の煖エ英夫町長を表敬訪問しました。
岸田社長からは、日頃より様々な取組みを通して、多大なご支援をいただいていることへの感謝やチームの状況についてのお話をさせていただきました。
それを受けて、藍住町長からは、「藍住町民デーは連敗が続いているので三度目の正直としてこの状況を打破したい。しっかり応援させていただくので、なんとしてでも勝利を掴み取ってください!」と激励のお言葉をいただきました。
「藍住町民デー」では、ニュースポーツの体験や紹介ブースが登場し、体験いただいた方にはポップコーンや綿菓子をプレゼントするほか、藍染商品のガチャガチャもおこないますので、ぜひお越しいただいた際はお立ち寄りください!
また、PRIDE OF中四国の対象試合である本試合は、レノファ山口FCと対戦します。5月のアウェイ戦では、大雨の中、2点リードで前半を折り返すも、後半にその差を追いつかれ、悔しいドローを喫した相手。熾烈な順位争いの中で、6ポイントマッチとなる今節は絶対に落とせない一戦となります。
夏休み最後のホームゲームである本試合にぜひ足を運んでいただき、アツい応援で最後まで全力で戦う選手たちへの後押しをお願いします!
藍住町の皆さまを対象とした招待・優待チケットは試合当日(8月20日)の19時のキックオフ時刻までJリーグチケットにて販売中です!
チケットの販売・詳細は下記のURLをご覧ください。
https://www.jleague-ticket.jp/p/vo2023-httaizumi0820?ser=5c86ruxps&utm_source=VO&utm_medium=hp&utm_camp