11連戦がスタート
2021-04-03 18:00
前節、3/21横浜FC戦から先週末のルヴァンカップ大分戦を挟み、リーグ戦としては2週間ぶりとなる明日の清水戦。アウェイに乗り込んでの戦いとなります。
前節横浜FC戦での勝利がクラブの記念すべきJ1ホーム初勝利。クラブの歴史に新たな1ページが刻まれました。
前回J1に挑んだ2014シーズンを経験している甲本ヘッドコーチ自身、ようやく掴んだこの1勝には安堵の様子。『2014年はファン・サポーターの皆さんと喜びを分かち合うことができず悔し思いがありました。今季は何度かチャンスがあった中でも勝ち切れていませんでしたが、こうして勝利しファン・サポーターの皆さんに勝利を届けられて非常に良かったと思っています。
ただし、やっとスタート地点に立てただけなので、今後の戦いにもチーム一丸となって臨みたいと思っています』
監督不在の中、試行錯誤しながらチームをまとめ続け、まずは一つ実を結ぶ結果が表れました。
先週土曜日、ルヴァンカップGS第2節 ホームに大分を迎えたゲームは、前半立ち上がりの失点が響き0-1の敗戦。ルヴァンカップでは2敗と厳しい結果が続きます。
気持ちを切り替えて臨む明日のゲーム。相手の清水はリーグ戦6試合を終え、2勝2分2敗。勝点8で9位に付けます。
ここまでの清水の戦いぶりを踏まえた印象を岩尾選手は『守備の仕方もシステムだけではなくて、プレッシングなのかブロックを引いて守るのか、ブロックを引いた中でどのタイミングでスイッチを入れてくるのか、かなり変則的なチームです。実際の試合でどういう形にしてくるのか、それに対して自分たちがどのように形を変えて相手の嫌がるポジションをとるのかが大事になると思います。』と言うように様々なオプションを持っているようにも見える相手に対して、試合の中で柔軟にそして効果的なプレーを選択していく必要があります。
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の試合日程変更に伴い、第18節セレッソ大阪戦の試合日程が4/14(水)へと変更。これによりルヴァンカップを含めて11連戦と過酷なスケジュールでの戦いが強いられます。これについて福岡選手は『昨シーズンから過酷な連戦を経験する中で連戦の疲労度はみんな理解しています。その中で各々がしっかりと準備をして1戦1戦全力で取り組めるようにしていかなければならないと思います。チーム全体の調整というよりかは、それぞれが自分の身体と向き合っていかなければならないと思います。』とコメントするようにコンディション調整がポイントとなりそうです。またこの日程をこなしていくにあたり、多くの選手に出場機会が巡ってくる可能性があります。一丸となり総力戦で乗り越えていくことが求められます。
明日の注目は静岡県出身の渡井選手!本人も『地元でのプレーにはより一層気持ちが高まります』とこの試合を楽しみにしている様子。何かをやってくれそうな期待感を持って応援しましょう。
また今週から続々と外国人スタッフ・選手たちが入国してきました。今後への期待が高まる中、まずは目の前の試合に集中して勝利を目指しましょう。明日は現時点では雨予報となっていますので現地で応援される方は雨具を忘れずに、そしてDAZNで応援される方も気持ちを一つに戦いましょう!