上位に食らいつく
2022-05-24 18:00
第17節の栃木戦から中3日、明日はJIT リサイクルインク スタジアムに乗り込み8位の甲府と対戦する。
栃木戦では終始ゲームを支配し続けたが一瞬の隙を突かれ0-1で惜敗。最後まで多彩な攻撃で数多くのチャンスを作り出し、必死にゴールへ向かったが、得点を奪えず悔しい結果となった。
FW藤尾選手は「やはり最後の部分が決まらないと今日のような結果になるので、決め切る力はこれからも課題になると思います」と悔しさを表した。
現在、J2リーグは群雄割拠。6位山形(勝ち点24)から18位千葉(勝ち点20)までの勝ち点差4の中に、13チームがひしめき合っている。徳島は現在14位(勝ち点21)であり、1勝することで順位を一気にジャンプアップさせる可能性がある。まずは上位に食らいつくためにも甲府戦は負けられない。
甲府の印象についてダニエル監督は「ボールをしっかり繋ぎながらプレーするチームだと思う。ボールをしっかりと持てて、攻撃的な選手も多い」と語る。お互いのサッカースタイルがぶつかり合い、激しい主導権争いが予想される。まずは自分たちのリズムでボールを回し、試合のペースを掴みたい。
そのために先制点は譲れない。今シーズンの公式戦、徳島は先制すれば一度も負けていない。新井選手は「このチームは先制すれば、より明確にゴールに向かうことができ、チームが同じ方向に進めます。流れの中での得点も大切ですが、セットプレーも大切になると思います」と語った。
前節対戦した栃木と同じように甲府は3バックを使いつつ、守備時には5バックになりブロック敷いて守ることが予想される。それに対して児玉選手は「(栃木戦では)中央攻撃が多かったと思うので、裏への抜け出しやサイド、クロスを使った攻撃を増やしていきたい」と修正点を挙げる。また、今シーズンのリーグ戦初ゴールを狙う杉森選手は「背後を積極的に狙い、1対1を仕掛けていきたい。シュートチャンスを逃さないようにしたい」と語った。勝利にはゴールが必要不可欠。選手たちは前節の敗戦から気持ちを整理して今節へと向かう。それぞれの奮起に期待がかかる。
ファン・サポーターを笑顔にするために選手・スタッフは必死に戦います。平日のアウェイ、ナイトゲームになりますが、スタジアムやDAZNでの応援よろしくお願いします。試合後、一緒に喜びを分かち合いましょう。