一戦必勝
2022-09-09 18:10
前節、甲府戦での勝利により連勝を3に伸ばしたチームは、プレーオフ圏内との勝点差を5ポイントまで縮め、現在10位につける。6/26(日)第23節群馬戦から無敗でここまできたチームは逆転昇格を狙い、この終盤戦でさらに勢いを強めていく。
明日、第35節の相手は秋田。前回、ホームでの対戦はスコアレスドローで終えた。試合を通して7割ほどボールを握りながら、支配したものの、堅く引いたブロックを最後まで崩しきれず、攻撃面での課題が残った印象だ。
ダニエル監督は秋田について「やるべきことがはっきりしている、徹底したスタイルがあるチーム。本当に難しい試合になる」と気を引き締めて語る。
「球際を主戦場に戦いたい」と内田選手は秋田戦に向けて話した。「いつものように、頭の中でビルドアップやボールの動かし方のパーセンテージを高めてしまうと、相手の裏への配給やそのセカンドボールに遅れが出てしまうと思う」と相手のロングボール主体のスタイルを警戒しながら、試合の入り方についても意識を強める。
また心配されるのが、ソユーススタジアムのピッチコンディション。映像上は芝は長めでボールが走りにくい状態。徳島のスタイルを発揮するためには大きなポイントになるが、スタイルが異なるチーム同士の戦い。アウェイ戦となれば、芝の長さや散水状況は相手の条件下で戦うしかない。
「実際にスタジアムへ行ってみないとわからない。アウェイ岩手戦であのような(試合前の散水が中止となる)経験をしているので、その経験を踏まえ、ピッチ状態を見て適応しながら戦っていく必要がある」とダニエル監督はコメントした。
今シーズンも残り8試合。多くの困難を乗り越えた先にJ1は見えてくる。
「今とてもいい流れが来ていることはすごく嬉しい。この連勝をどれだけ伸ばしていけるかで最終的な順位も変わってくる。このいい流れに乗っていきたい」とカカ選手。一戦必勝でチーム一丸となり最後まで戦い抜く。