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Vol.10 徳重 隆明

強い意志

「『J1に上がること!』・・・難しい目標だけれど目標は目標なので、自分では絶対にあきらめずに頑張ってやっていきたいですね。」

チームメイトやファンからクールだと評される徳重選手。
ほかの色々なメディアの取材に対してもクールで無口な彼だが、内面はとても情熱的だ。

「可能性がある限り、絶対にあきらめない。
公私においてチームに貢献したいし、もちろん試合では、攻撃も守備も全力でプレイし、結果として1つでも多く点が取れればいいし、それが全部の試合につながっていけるように努力するのみですね。」

「チームの目標は‘アグレッシブ‘だけれど、自分自身が実践していないと、人には言えない・・・。
内容と結果がよければ、たとえ負けたとしても次に繋がる。もちろん内容が悪くても『勝つ』ということも大事なことなんだけれど・・・。」
サッカーに対する徳重隆明の情熱、真剣さがひしひしと伝わってくる。

セレッソ大阪、京都サンガFCを経て、今年、徳島ヴォルティスに移籍してきた。

サッカーを語る彼のまなざしはキラキラと輝いていた。

徳重隆明

徳重隆明

グラウンド以外の顔

そんな徳重隆明の趣味はゴルフ。
「休日は、ゴルフに行くか、ほかの選手たちと家族ぐるみで食事に行ったり、屋外でバーベキューをしたり・・・。休みの日でも家ではあまりじっとしていませんね(笑)」
普段はクールで物静かなイメージの彼だが、プライベートは社交的で行動派だ。

徳島での生活はいかがですか?もう慣れてきましたか?という質問には、
「もともと鹿児島のいなか育ちなので、徳島に住んでもそんなにギャップはなかったかな。すぐに溶けこめましたしね・・・(笑)楽しいですよ、徳島。」

サッカーの話をしているときとはまた違い、にこやかな表情で話す徳重。

「メディア関係の方をはじめ 、みんなからはクールだとよく言われるんですけど、自分自身では全くそう思わないんですけどね。興味あること意外は全く聞いてない。
適当なだけですよ(笑)」とお茶目なことをいう一面も。

そもそも徳重隆明とサッカーとのきっかけは、小学1年生のとき。
「2つ上に兄がいて、その兄の影響ですね。もともと、僕の通っていた小学校には剣道部とサッカー部しかなくて。外でするスポーツがよかったから、サッカーを選んだんです。それが今に至っていますね。剣道は防具やらいろいろつけないといけないけど、サッカーはボールひとつで、みんなで遊べますからね。」

もう少しプライベートに突っ込んでみた。“普段の生活でのこだわりってありますか?”
「ありますよ。独身時代からもずっとそうなんですが、食生活だけはかなり気をつけていますね。僕はすべて試合に合わせて栄養を摂るようにしています。
試合が終わったあととか、あと一週間後にまた試合があるとかしたら、2~3日はこういうものを多く摂るとか、試合3日前くらいからはこうする・・・とか。
とにかくトータル的なバランスを考えて摂っていますね。」
サッカーの話をするときと同じく熱い、力のこもった目で話す彼の言葉から、サッカーに対する熱い思いが伝わってくる。

彼の右足から繰り出されるフリーキックはJリーグトップレベルといわれるが、彼のスタミナ、シュート力はこの日々の生活管理能力にもあるようだ。

徳重隆明

徳重隆明

サッカーの醍醐味

「サッカーを続けてきて、よかったと感じていますね。
試合に勝ったときは、それはそれで素直に嬉しいです。でもそれだけでなく、色んなところで色んな人と知り合って、仲間になって、1つの目標をみんなで 1年間かけてやり通していくという面白さ・・・。たまらないですね。」

「また、もし、チームを離れても、今まで一緒の目標に向かってやってきたことで、この先も繋がっていく人間関係・・・。そういうのは僕にとって宝だし、サッカーをやっていて本当によかったと思う瞬間ですね。」

ベテランと呼ばれる域までサッカーを続けてきた彼が、自身のサッカー人生を振り返ってこう呟いた。

サポーターの皆さんにメッセージを頂けますか。

「毎回試合を観に来てくれている人もいるんですよね。
そういう人の期待に応えるためにも頑張りたいし、自分たちがこのままチームの勢いをどんどん上げていければ・・・と思っています。
具体的には、個人的にもチーム的にももっとミスを少なくしていく・・・。ミスを少なくすれば、内容もよくなるだろうし、もっと攻撃的な試合を展開していけるはずだと思う。
機会があればぜひグラウンドに来て応援してもらえればと思うし、それに応えられるように頑張っていきたいですね。」

最後に、徳重隆明の「これから」を聞いてみた。

「よほど頑張らないと“要らないよ”と言われる厳しい世界なので、頑張って1年でも長く続けていけるように努力をしていきたい。ベテランだからと言って、走れない・・ではダメ。とにかく、今、この瞬間を頑張る!それに尽きますね。」

まだまだ飛躍し続ける徳重隆明。これからもますます目が離せない。

徳重隆明

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