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Vol.18 ぺ・スンジン

韓国人選手の3人の
先輩として

日本に来て丸3年。
徳島ヴォルティスでは今年、2年目を迎えるぺ・スンジン選手。

昨年の夏と今年に、新たに2人の韓国人選手も加わり、22歳の彼は良き先輩だ。

3人そろってのインタビューでは「後輩の手助けを」と、 日本語→韓国語→日本語と通訳するなど、面倒見がいい。

昨年、インタビューをしたときは、恥ずかしげに、 一生懸命に、日本語を使って答えていた姿が印象的だったが、 一年たつと見違えるほど兄貴分になっている。

スンジン選手から見た2人はいかがですか?
「ドンソプ、スンフンともに、サッカーになると攻撃的ですが、 ふだんは優しい後輩です(笑)」

「二人ともサッカーになると性格が変わりますね(笑)僕もそうかもしれないですけど。
逆に、変わらないといけないと思いますね。
ドンソプは本当に真面目です。僕も真面目ですけど、彼はもっと真面目。
スンフンは韓国での小、中、高校と10年以上のつきあいです。今回同じヴォルティスでサッカーできるので嬉しいですね」

ぺ・スンジン

ぺ・スンジン

ひとりの外食!?

逆に、後輩2人から見たスンジン選手はどう映っているのか聞いてみた。
「すごく面倒見がいいですよ。歳がそんなに上というわけじゃないけれど、年上だということで、いろいろ気遣ってくれますね」

インタビューの間だけでなく、グラウンドでもプライベートでも良き先輩のようだ。

3人は、オフの日もほとんど一緒に過ごしている。
「去年僕一人のときは、家で一人で韓国ドラマを観たり、近くにご飯を食べに行ったりしていましたが、今は3人一緒です。テレビドラマも3人一緒に観ます」

日本の生活にも慣れたと思いますが、日常生活の中で、日本と韓国の違いは ありますか?
「・・・日本人は自由ですね」
自由?
「はい。一人で外食をしている人が多いのでびっくりしました(笑)」

「韓国では一人でご飯を食べませんね。外食で一人の人は見たことがないです。
家族や、友達と一緒に食べるのが普通ですね。一人の人は外食せずに家で食べています。だけど、日本に来たら自分の好きな時間に、一人で自由に食べているので、最初は戸惑いましたね。リラックスできるという点ではそういう風習もいいのかなと思います。」

スンジン選手のご家族も仲がいいのですね。
「はい。韓国では、家族を大事にしますね。みんな仲がいいです。家族と家族で ご飯を食べに行く光景もよく目にします」

サッカーだけでなく、日本語の上達も早いスンジン選手。
日本と韓国、両方の文化を理解し、すっかり日本の生活に馴染んでいるようだ。

ぺ・スンジン

ぺ・スンジン

自分に厳しく!

文化も違えば、サッカーも異なる。
「日本のサッカーは、つなぐサッカーが多い。スピードも速いですね」
スンジン選手だけでなく、ほかの2人もうなずく。

「韓国の時から、練習は厳しくやってきたので、今も継続して自分に厳しくやっています」

「自分に厳しく・・・」
ヴォルティスにきて1年目のときも、印象に残ったこの言葉。
前向きだが常に謙虚さを忘れないのが彼の特徴だ。

最後に、これからの目標を聞いてみた。
「まず、今年の目標は、怪我のないように、全試合出られるように頑張りたい。
チームが優勝して、J1に上がること! そのために、自分も活躍できればと思います」

「長期的には、自分のサッカー人生で、少しでも長くサッカーを続けていきたい。まだ若いからやりたいこともいっぱいあります。日本のサッカーを学び、日本でしっかり頑張って、最終的にはA代表になって活躍するのが目標です。
そして、いつか、自分が習得してきたものをすべて、子どもたちに教えたい」

まだ一年。されど一年。スンジン選手にとっての一年は濃い。ヴォルティスでの一年が彼をこんなにまで成長させた。
謙虚で強く、厳しく・・・。スンジン選手の今年の活躍ぶりがさらに楽しみだ。

少しでも長くサッカーを続けていきたい。

ぺ・スンジン

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