試合日程・結果
2020年08月08日 明治安田生命J2リーグ 第10節
vs V・ファーレン長崎 | ||||
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3 | 1 前半 0 2 後半 1 |
1 | ![]() |
前半1分
垣田 裕暉 後半5分 内田 航平 後半11分 渡井 理己 |
得点者 |
後半32分
大竹 洋平 |
---|---|---|
後半27分
IN : [MF] 23 鈴木 徳真 OUT : [FW] 10 渡井 理己 後半27分 IN : [DF] 3 ドゥシャン OUT : [DF] 6 内田 航平 後半34分 IN : [MF] 15 岸本 武流 OUT : [MF] 22 藤田 征也 後半34分 IN : [FW] 9 河田 篤秀 OUT : [MF] 45 杉森 考起 後半41分 IN : [FW] 11 島屋 八徳 OUT : [FW] 24 西谷 和希 |
交代 |
後半0分
IN : [MF] 20 大竹 洋平 OUT : [MF] 7 吉岡 雅和 後半16分 IN : [MF] 13 加藤 大 OUT : [MF] 40 カイオ セザール 後半16分 IN : [MF] 18 氣田 亮真 OUT : [FW] 14 名倉 巧 後半23分 IN : [FW] 29 畑 潤基 OUT : [MF] 19 澤田 崇 後半23分 IN : [DF] 23 米田 隼也 OUT : [DF] 16 毎熊 晟矢 |
後半2分
警告 小西 雄大 |
警告 退場 |
後半25分
警告 フレイレ 後半35分 警告 富樫 敬真 |
試合会場 | 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム | キックオフ | 19:00 |
---|---|---|---|
芝状態/グランド | 全面良芝/ | 天候/風 | 晴/弱風 |
気温/湿度 | 28.5度/69% | 観客数 | 2415人 |
主審 | 谷本 涼 | 副審1 | 馬場 規 |
副審2 | イ サンギ | 第4審判 | 石丸 秀平 |
後半 | 前半 | 前半 | 後半 | |
---|---|---|---|---|
2 | 1 | 得点 | 0 | 1 |
0 | 0 | PK | 0 | 0 |
2 | 2 | GK | 10 | 5 |
6 | 6 | シュート | 1 | 2 |
12 | 5 | FK | 3 | 7 |
0 | 1 | CK | 0 | 0 |
1 | 0 | イエローカード | 0 | 2 |
0 | 0 | レッドカード | 0 | 0 |
0 | 0 | オフサイド | 0 | 1 |
スターティングメンバー
徳島 | チーム | 長崎 |
---|---|---|
リカルド ロドリゲス | 監 督 | 手倉森 誠 |
21 上福元 直人 |
G K |
21 高木和 徹 |
6 内田 航平 5 石井 秀典 2 田向 泰輝 |
D F | 16 毎熊 晟矢 4 フレイレ 26 二見 宏志 3 亀川 諒史 |
8 岩尾 憲 22 藤田 征也 45 杉森 考起 7 小西 雄大 |
M F | 7 吉岡 雅和 40 カイオ セザール 17 秋野 央樹 19 澤田 崇 |
24 西谷 和希 10 渡井 理己 19 垣田 裕暉 |
F W | 14 名倉 巧 9 富樫 敬真 |
[GK] 29 松澤 香輝 [DF] 3 ドゥシャン [MF] 15 岸本 武流 [MF] 23 鈴木 徳真 [MF] 38 梶川 諒太 [FW] 11 島屋 八徳 [FW] 9 河田 篤秀 |
SUB |
[GK] 30 徳重 健太 [DF] 22 徳永 悠平 [DF] 23 米田 隼也 [MF] 13 加藤 大 [MF] 18 氣田 亮真 [MF] 20 大竹 洋平 [FW] 29 畑 潤基 |
コメント
■リカルド ロドリゲス監督
『選手達は素晴らしい立ち上がりを見せてくれました。そしてその中で訪れた最初のチャンスをしっかり決めてくれました。それからもチャンスを作りましたし、セットプレーにおいてもゴールに迫ることができました。後半へもすごく良い入り方をして2点を追加することができました。相手も選手を交代させて前に出てきたので押し込まれる場面はありましたが、危険なところではしっかりと対応してくれました。
ここまで負けていなかった強い相手に対して、選手たちはすごく良いプレーをしてこのような内容と結果を得ることができました。連戦となりますが今日のようなプレーを継続していけるようにしたいです』
Q:今日は渡井選手と杉森選手が中央でプレーしました。前線の選手たちがさまざまなポジションで活躍していますね。
『前節は西谷選手がサイドで良いプレーをしてくれました。ですから今日も同じポジションで起用しました。渡井選手は中央でプレーすることを得意としています。杉森選手はサイドで起用することもありますが、中央でも十分やってくれます。今日はチームの狙いもあり、彼らをそのようなポジションで起用しました』
Q:今週は練習時間を確保しにくかったと思いますが、今日も変化を付けたセットプレーが見られました。
『この試合におけるセットプレーの解決策を探し、それを試合で出したということです。トレーニングでは要点を伝えて準備しました。確かにいつもより映像を見ながら確認していく作業の方が長かったですが、今までチームが積み重ねて来たものと今季新しく取り入れたもの、それらの引き出しがあるので問題なく準備できたと思います』
Q:試合前、コロナウイルス感染問題により精神的に難しい状況にあったと思いますが、選手たちはしっかりと戦ってくれたのではないですか?
『その通りで、選手たちは本当によくやってくれました。試合後のロッカーではおめでとうと伝えました。彼らはピッチの中で集中力を切らすことなく、これまで積み上げてきた成熟した部分を見せてくれました。我々がコントロールできること、それからそうでないことがある中で、これからも我々のできることを理解し実行していこうと思っています』
■渡井理己選手
Q:いろいろあった今週でしたが、今日は動揺なく試合へ入れましたか。
『徳島県自体は他府県と比べて感染者が多くはなかったので、少し驚きはありました。ある意味、防ぎようのない事態で難しくなりましたが、こうやってサッカーができるありがたさを改めて感じることもできました。その気持ちをチームとしても表現しなければならない試合でした。試合を通して自分たち主導のサッカーをすることができ、良かったと思っています』
Q:今日は1ゴール1アシスト。自分のプレーを振り返っていかがですか?
『今日は相手の間で上手くボールを受けられていました。得点の場面でもそうでしたし、あのように仕掛けられるのが相手にとっては嫌なことだと思います。得点シーンで逆サイドを走ってくれた垣田選手の動きに助けられたように、みんなが連動しているから良さが出せていると思います。自分としても、ドリブルで最後まで行き切るという場面が今季あまりなかったので、垣田選手の動きは見えていましたが、自分で勝負することを選択しました。垣田選手の動き、ドリブルのコース取り、そしてシュートまでが上手くかみ合った得点だと思います』
Q:短い間隔での連戦となりますが
『連戦では勢いも大事だと思います。長崎という強い相手に対して勝点を取れたことは大きいですし、5連戦の初戦で弾みが付いたと思うので、どの相手にも自分たちのサッカーを出していけるように、継続してやっていきたいです』
Q:今日は杉森選手と中央で組みましたが、西谷選手と組む試合もありました。それぞれの選手と組むとき、プレーで気を付けていることはありますか?
『第一にあるのは距離感です。西谷選手は推進力がありサイドで仕掛けられるし、杉森選手も常にゴールへ向かってプレーできる選手です。ですから彼らの良さを活かすことを考えています。もちろん、自分も彼らと絡みながら、チャンスがあれば今日に積極的なプレーを出したいです』

■岩尾憲選手
Q:試合前はコロナウイルス感染で難しい状況になったと思います。選手間でどのような話をして試合に臨んだのですか?
『藤原選手が陽性と確認されました。木曜日は16時からの練習でしたが、PCR検査を受けることになり14時に集まりました。そしてその結果は金曜日の夜に出るということでした。長崎戦は開催する方向で進んでいましたが、木曜日の検査後の練習では『誰が感染しているのかわからない中、家族のことや精神的な部分も考慮すると、トレーニングを強要することはできない』という話が監督からありました。選手たちの意見を尊重したいと言ってもらったので、緊急に選手ミーティングを行いました。一番大事なことは長崎戦が行われるという前提の下で動かなければならないということでした。木曜日のトレーニングに関してはやった方が良いだろうという意見と、自分がウイルスを持っている可能性があるという部分から、試合前トレーニングがしっかりできるように今日は控えようという意見の両方がありました。結果的には間隔を取りながら自主練形式でやるというところへ落とし込みました。そして金曜日のトレーニングはやるという方向だったので、そこと今日の試合に向けて、イレギュラーな状況にどう向き合うのかということにフォーカスしました。「今週はこんなことがあったし、負けちゃってもしょうがないよね」では意味のなかった週になってしまうので、そんな言い訳にならないようにトレーニングすべきかオフにすべきかを全員で話し合いました。
今季に関してはいろいろなイレギュラーが起こり得るとみんなで話したこともあったので、それほど動揺した感じではなかったと思います』
Q 前後半共、早い時間に得点しました。振り返っていかがですか?
『セットプレーで得点する機会が割と多かったのですが、ここ数試合は流れの中やカウンターでも点が取れているので、得点の取り方ということを含めて、今日は非常に自分たちらしさが出たと思っています』
Q:無敗だった長崎に勝利したことは、今後の自信になるのではないですか?
『どのチームも、必ずどこかで負けるものです。バルセロナでもレアルマドリードでも同じです。僕らも負けるので、その部分に意識はありません。むしろ、相手がどうだったのかというよりも、自分たちがどういったプロセスを踏んで来たのかという点が大切だと思っています。ただし、7勝2分で来るというのは偶然起こる結果ではないので、その点は試合をやる中で注意深くプレーしました。
5連戦の最初という点では、長崎だったからということではなく、勝って連戦のスタートを切れたことはチームとして非常に大きなことだと思います。でも何かを手にした訳ではないので、自分たちの課題と謙虚に向き合いながら、次の試合に向けての準備をしたいです』
Q:イレギュラーな今季。今日改めて決意したことはありますか?
『今日ピッチに立った選手たちは、メンバー外の選手たちに恥じないプレーをしたのではないかと思います。また、スタンドで見ていた選手たちもこれまで力を出してくれましたし、必ずこれからも彼らの力が必要になります。いつものシーズンとは違う、感染リスクのある中で、誰かが出られなくなれば誰かが補うことになります。そのことを踏まえて、出ている選手は勝点を積み上げるために何をすべきなのかを考えないといけないですし、出ていない選手もいつどのタイミングで出番が来るやもしれません。自分も出られない時期があったのでストレスを抱えることはよく分かりますが、プロとして準備を怠らず、全員がひとつになって進んでいくということが、どのようなイレギュラーにも対応する唯一の術なのかなと思います』

■垣田裕暉選手
『先制の場面は、渡井選手がドリブルで抜け出してきたので、渡井選手に食い付いたDFの背中を狙って走りました。良いパスが来たし、決められて良かったです。その後はお互いにボールを持ちながらの展開でしたが、僕たちはリードしていたので慌ててボールを奪いに行くだけではなく、持たせながら要所を締めるようにしていました。
後半はセットプレーで追加点を取れたことが大きかったです。その後ダメ押し点も取れて、理想的な形で試合を進められました。
最前線で僕が裏へ走ったりくさびを受けたりすることで、チームの攻撃にアクセントを付けられればと思っています。次もすぐに試合が来ますが、結果も出ているので勢いに乗って戦います』

~ハーフタイムコメント~
・前半の良い流れを続けていこう
・前線からプレスをかけるときはチーム全体で連動すること
・全体的にコンパクトにしてポジションをとること