試合日程・結果
2020年11月11日 明治安田生命J2リーグ 第33節
vs 栃木SC | ||||
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2 | 0 前半 0 2 後半 0 |
0 | ![]() |
後半8分 オウンゴール 後半30分 垣田 裕暉 |
得点者 |
|
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後半0分
IN : [MF] 15 岸本 武流 OUT : [DF] 4 ジエゴ 後半17分 IN : [DF] 5 石井 秀典 OUT : [DF] 6 内田 航平 後半17分 IN : [DF] 2 田向 泰輝 OUT : [MF] 22 藤田 征也 後半26分 IN : [FW] 19 垣田 裕暉 OUT : [FW] 9 河田 篤秀 後半38分 IN : [MF] 23 鈴木 徳真 OUT : [FW] 45 杉森 考起 |
交代 |
後半15分
IN : [MF] 14 西谷 優希 OUT : [MF] 13 禹 相皓 後半15分 IN : [DF] 6 瀬川 和樹 OUT : [MF] 33 黒﨑 隼人 後半19分 IN : [MF] 17 山本 廉 OUT : [FW] 21 大﨑 淳矢 後半36分 IN : [FW] 16 榊 翔太 OUT : [FW] 29 矢野 貴章 後半36分 IN : [FW] 19 大島 康樹 OUT : [DF] 15 溝渕 雄志 |
警告 退場 |
後半42分
警告 岩間 雄大 |
試合会場 | 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム | キックオフ | 19:00 |
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芝状態/グランド | 全面良芝/ | 天候/風 | 晴/中風 |
気温/湿度 | 13.4度/51% | 観客数 | 2124人 |
主審 | 木村 博之 | 副審1 | 川崎 秋仁 |
副審2 | 渡辺 康太 | 第4審判 | 池田 一洋 |
後半 | 前半 | 前半 | 後半 | |
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2 | 0 | 得点 | 0 | 0 |
0 | 0 | PK | 0 | 0 |
3 | 2 | GK | 7 | 4 |
8 | 3 | シュート | 1 | 4 |
10 | 6 | FK | 3 | 1 |
1 | 1 | CK | 0 | 2 |
0 | 0 | イエローカード | 0 | 1 |
0 | 0 | レッドカード | 0 | 0 |
1 | 1 | オフサイド | 0 | 1 |
スターティングメンバー
徳島 | チーム | 栃木 |
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リカルド ロドリゲス | 監 督 | 田坂 和昭 |
21 上福元 直人 |
G K |
1 川田 修平 |
20 福岡 将太 6 内田 航平 4 ジエゴ |
D F | 23 柳 育崇 30 田代 雅也 15 溝渕 雄志 |
8 岩尾 憲 7 小西 雄大 22 藤田 征也 24 西谷 和希 |
M F | 33 黒﨑 隼人 5 岩間 雄大 13 禹 相皓 18 森 俊貴 |
45 杉森 考起 10 渡井 理己 9 河田 篤秀 |
F W | 21 大﨑 淳矢 29 矢野 貴章 8 明本 考浩 |
[GK] 31 長谷川 徹 [DF] 5 石井 秀典 [DF] 2 田向 泰輝 [MF] 23 鈴木 徳真 [MF] 15 岸本 武流 [FW] 13 清武 功暉 [FW] 19 垣田 裕暉 |
SUB |
[GK] 22 塩田 仁史 [DF] 35 池庭 諒耶 [DF] 6 瀬川 和樹 [MF] 14 西谷 優希 [MF] 17 山本 廉 [FW] 19 大島 康樹 [FW] 16 榊 翔太 |
コメント
■リカルド ロドリゲス監督
『前から積極的にプレスをかけてくるチームとの対戦だったので、厳しい試合になることは戦前から予想していました。その予想通り、彼らは厳しくプレーしてきて、前半我々は何度かボールを引っ掛けられそうになりながら試合は進みました。ただ、試合が進むにつれて上手く回避することが出来始め、我々の時間が増え、相手のゴール前へ迫る場面が出てきました。
後半は、前半良かったこととそれ以外にも出来そうなことについて話をして試合に入りました。また、前半で相手が消耗したこともあり、後半はよりボールを動かせるようになりました。その結果、先制することにも成功しました。その後も垣田選手や西谷選手が得点になってもおかしくないようなシュートを放ちましたが、そこはしっかりと決められるように今後も取り組んでいってもらいたいです。
90分を振り返ってみた場合、攻守においてボールを持っている時についても持っていない時についても、またセットプレーや相手のカウンターといった抑えるべきところをしっかりと抑えるということについても、やるべきことをしっかりとやれた、とてもポジティブで完璧な内容だったと思っています』
Q:後半から左サイドに入った岸本選手のパフォーマンスをどう感じましたか?
『とても良かったと思います。彼は縦への推進力が特徴でもあるので、その良さを出しながら内側にも切り込むプレーで攻撃を活性化してくれました。これまでも左サイドで出場することがありましたが、その時も良いパフォーマンスを出せていたので、期待もしていましたし、その通りのプレーをしてくれたと思っています』
Q:先制した後は試合自体が大きく動きましたが、それまではとても難しい展開だったように見えました。栃木の前線4枚とボランチが仕掛けてくるプレスに対しては、シャドーの選手がビルドアップのキーマンとなったと思うのですがいかがでしたか?
『栃木は流れの無い中でも点の取れるチームなので、簡単に引っかかって付け入る隙を与えないことが大事でした。そのためにシャドーポジションの渡井選手や杉森選手が良い位置で顔を出しながらボールを受けてくれたと思います。相手のどこが空いてくるのかを選手たちは理解していたので、そこを上手く突くプレーをしてくれたと思います』
Q:今日はシュートが多かったように感じました。これは相手のカウンターを警戒して、意識的にシュートで終わろうとしたからなのか、それとも攻撃が上手く流れた結果として多くのシュートを打てたのか、どちらだと考えますか?
『両方あったと思いますが、個人的には良い状況を作れたからシュートを打てたのだと思っています。また、積極的にシュートを狙っていくということは、今日に限らずこれまでもやってきたことですので、それが今日もやれたのだと思います。そして後から付いてきたことですが、シュートで終わると相手がカウンターを仕掛ける場面が減るので、その点でも良かったと思います』
■西谷 和希選手
Q:古巣との対戦でしたが、気持ちが入ったのではないですか?
『一緒にやっていた人たちと対戦するのはとても楽しかったし、双子の優希とも同じピッチに立てたので良かったです』
Q:今日の試合を振り返ってみてください。
『立ち上がりは少しバタバタしてしまいました。相手のプレッシングにハマって難しい時間帯もありましたが、慣れるにつれてリズムも出せましたし、特に後半は自分たちの目指すサッカーが出来て得点も取れたので良かったと思います。しかも、無失点で終われたことがチームとしても大きいと思っています』
Q:栃木は守りに定評がありました。攻撃面での狙いはどこにありましたか?
『スペースを見つけてライン間や背後を狙っていました。決して足元だけにならないように、流動的に動きながらプレーすることを全員で共有して戦えたと思います』
Q:残り試合も連戦となります。どのように臨みますか?
『まずはしっかりと回復します。その上で、目の前の試合に全力を注ぎ、自分たちのやるべきことからぶれることなく、勝利を目指して残りのリーグ戦を戦い抜きます』

■福岡 将太選手
Q:相手のプレスに対してどのように試合を作っていこうとしていましたか?
『前から積極的にプレスをかけてくるので、空いてくるスペースを見つけて上手く使うことを意識していました。しかし前半は少しバタついてしまった時間もあり、イージーミスもいつもより多かったかもしれません。それでも後半は相手のプレスも落ち着いて来て、ボールを握りながら自分たちらしくプレーすることで得点も生まれたと思います』
Q:ドリブルで持ち上がることでビルドアップを助けていたように思います。
『自分の対面する相手に対して、僕だけじゃなく、誰かが一枚剥がすことで相手はスライドしなければいけなくなります。それを利用してスペースを見つけやすくなっていたと思います』
Q:古巣の栃木相手に、成長の跡を見せられた試合になったのではないですか?
『試合への入りのところでは、自分として納得のできるプレーが出来ませんでした。ただ、自分たちがボールを握れるようになってからは落ち着きも出てきて、栃木時代には見せられなかったつなぎの部分を見せることが出来たと思っています』
Q:今日でJリーグ100試合目となりました。いろいろな経験があったと思いますが、節目の試合を迎えたことについて感想を聞かせてください。
『自分は7年目なので、正直少し時間がかかってしまったなと思っています。もう少し早く達成したかったです。でもこうして100試合出られたのはチームメイトや両親のおかげなので、その部分にはとても感謝していますし、感謝してもし切れません』

■岩尾 憲選手
『前半は相手のハイプレスも良かったし、僕たちのミスと言うか、奪われ方の悪い場面が何度かありましたが、その後バタバタとした対応にはならず、誰がボールへ行って誰がカバーするのかを整理し落ち着いて守れた中で、シュートもフリーで打たせる場面はなかったと思います。相手もあれだけのプレスを90分間やり続けるのは困難だろうと思っていたので、苦しい時間帯があっても我慢しながら、後半はもう少しスペースが空いてくるだろうという予想もし、プレスを怖がって蹴ることもなく試合を運べたと思います』
Q:立ち上がりに小さなミスも見えましたが、それは相手のプレスによるものでしたか?
『プレスが良かったからです。そして、それを上回るだけのスキルやタイミングやパスの方向等、相手のプレスを剥がすに相応しいプレーの選択と質が僕たちに足りなかったということです。しかしあのプレスでも剥がせるということを、後半からじゃなくて前半相手が勢いを持っている中でも出来るようになれば、もう一段上に行けるのかなという感覚はあります。それは簡単なことではないので、今日の試合を糧にして、どんな状況でも良い場面を作れるようにしていければと思います』
Q:栃木のスタイルとして攻撃では長いボールが多かったと思います。チャレンジ&カバーには気を遣ったのではないですか?
『スカウティングで前へノーリスクで入れてくることは分かっていましたし、こぼれ球を拾ってサイドへ展開しクロスボールが多いというデータも出ていました。中の状況を見ることなくワンタッチクロスを上げてくるようなスタンスでプレーしているのも分かりましたので、最初のボールに誰がチャレンジするのかそしてカバーは誰がするのかということと、ボールがサイドへ入った時に中の選手のマークを隙なくプレーしなければいけないと思っていました。コミュニケーションを取りながら上手く守れたので、大きなピンチを迎えることはなかったと思います』
Q:残り試合に向けてのコメントをお願いします。
『次もアウェイで難しい試合になると思います。5連戦の最後なので疲労も含めてタフな試合になると思いますが、残り試合どうこうよりも次の試合だけに集中し、5連戦の最後の試合を勝って帰ってこられるように良い準備をしたいと思っています』

~ハーフタイムコメント~(リカルドロドリゲス監督)
・前半のスタイルを続けて焦れずに戦おう
・連動することを意識して、ひとつひとつを丁寧に
・チャンスにはしっかり決めきろう
~試合前日コメント~
■福岡 将太選手
『(Q:栃木の印象について) やることは変わっていない印象です。やっぱり相手をいかに引き出して、空いているところにボールを運んでいけるかがポイントになると思います。チーム全体で空いているスペースに動くことが大切になります。
(Q:出場すれば、初の古巣との対戦になります。) なかなか成長した姿を見せることができていなかったので、平日でなかなか現地に来ることが難しいかもしれませんが、DAZNなどで見てくれている方も多いと思うので、しっかり徳島全員で結果を出して、栃木の皆さんにも成長した姿を見せたいです。
(Q:プレーにも安定感が出てきていますが) そこまで気負わずにリラックスしてプレーできています。それは周りの人の声掛けもすごく大きいです。頼っているわけではなく、自分を持ちながら仲間を信じていくところは、試合を重ねるごとに身について自信になっています。
(Q:古巣目線で気を付けたいポイントは?) 気持ちで戦ってくるチームなのは変わりませんし、奪った後のスピードはどのチームよりも速いので、攻めている時こそリスク管理をして、周りの選手と声掛けをしてしっかりゼロで抑えることができればと思います。特に榊翔太選手や明本考浩選手はゴールを貪欲に狙ってくるので、気を抜いたらやられると忘れずにやっていきたいです』