試合日程・結果
2022年03月12日 明治安田生命J2リーグ 第4節
vs ロアッソ熊本 | ||||
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2 | 1 前半 1 1 後半 1 |
2 | ![]() |
前半31分
ムシャガ バケンガ 後半5分 ムシャガ バケンガ |
得点者 |
前半43分
伊東 俊 後半2分 髙橋 利樹 |
---|---|---|
後半20分
IN : [MF] 11 杉森 考起 OUT : [MF] 37 浜下 瑛 後半25分 IN : [FW] 15 藤尾 翔太 OUT : [FW] 9 ムシャガ バケンガ 後半34分 IN : [MF] 30 坪井 清志郎 OUT : [MF] 7 白井 永地 後半34分 IN : [MF] 16 川上 エドオジョン 智慧 OUT : [DF] 22 藤田 征也 後半34分 IN : [MF] 20 児玉 駿斗 OUT : [MF] 10 渡井 理己 |
交代 |
後半29分
IN : [FW] 28 土信田 悠生 OUT : [FW] 9 髙橋 利樹 後半29分 IN : [FW] 11 粟飯原 尚平 OUT : [FW] 10 伊東 俊 後半34分 IN : [MF] 32 藤田 一途 OUT : [MF] 33 阿部 海斗 後半34分 IN : [MF] 7 田辺 圭佑 OUT : [MF] 14 竹本 雄飛 後半44分 IN : [MF] 30 東山 達稀 OUT : [FW] 16 坂本 亘基 |
警告 退場 |
後半33分
警告 菅田 真啓 後半38分 警告 土信田 悠生 |
試合会場 | 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム | キックオフ | 14:00 |
---|---|---|---|
芝状態/グランド | 全面良芝/ | 天候/風 | 晴/弱風 |
気温/湿度 | 18.9度/43% | 観客数 | 3748人 |
主審 | 榎本 一慶 | 副審1 | 佐藤 貴之 |
副審2 | 鶴岡 泰樹 | 第4審判 | 矢野 浩平 |
後半 | 前半 | 前半 | 後半 | |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | 得点 | 1 | 1 |
0 | 0 | PK | 0 | 0 |
3 | 3 | GK | 3 | 6 |
3 | 2 | シュート | 2 | 5 |
8 | 9 | FK | 7 | 4 |
1 | 2 | CK | 0 | 2 |
0 | 0 | イエローカード | 0 | 2 |
0 | 0 | レッドカード | 0 | 0 |
0 | 2 | オフサイド | 2 | 0 |
スターティングメンバー
徳島 | チーム | 熊本 |
---|---|---|
ダニエル ポヤトス | 監 督 | 大木 武 |
31 長谷川 徹 |
G K |
13 増田 卓也 |
22 藤田 征也 6 内田 航平 25 安部 崇士 |
D F | 2 黒木 晃平 5 菅田 真啓 3 イヨハ 理 ヘンリー |
27 櫻井 辰徳 7 白井 永地 10 渡井 理己 24 西谷 和希 13 新井 直人 37 浜下 瑛 |
M F | 33 阿部 海斗 6 河原 創 14 竹本 雄飛 |
9 ムシャガ バケンガ |
F W | 18 杉山 直宏 9 髙橋 利樹 10 伊東 俊 16 坂本 亘基 |
[GK] 29 松澤 香輝 [DF] 3 石尾 崚雅 [MF] 16 川上 エドオジョン 智慧 [MF] 30 坪井 清志郎 [MF] 20 児玉 駿斗 [MF] 11 杉森 考起 [FW] 15 藤尾 翔太 |
SUB |
[GK] 1 田代 琉我 [MF] 7 田辺 圭佑 [MF] 8 上村 周平 [MF] 30 東山 達稀 [MF] 32 藤田 一途 [FW] 11 粟飯原 尚平 [FW] 28 土信田 悠生 |
コメント
■ダニエル ポヤトス監督
「非常に難しい試合になりました。前半はかなりいい形で進められましたが、後半開始直後に失点し、少しリズムが崩れてしまいました。すぐに選手たちがリアクションを起こし同点にしてくれたのですが、そこからはややオープンな試合展開となりました。後半に調整したプレスの仕方が上手くはまらず、試合をコントロールできませんでした」
Q:『前半かなりいい形で進められていた』と言うことですが、具体的にどこが良かったと思いますか?
「スペースを見つけて、そこを起点に自分たちが用意していたダメージを与え、しっかりと攻めていたと思います。相手を片方のサイドに寄せて逆サイドのフリーマンを見つけた攻撃も展開できていましたし、前半に関しては素晴らしい試合をしてくれたと思います。チームとしては決定機をどれだけ作り出せるか、そしてその確率を上げていけるかに挑戦しています。その意味でも、選手たちはしっかりとチャンスを作ってくれたと思います」
Q:後半は前半ほどプレスがはまらず熊本のペースに見えました。そうなった理由はどんなところにあると思いますか?
「やはり1失点目のゴールが響いたなと思います。そこで相手が自信を持ち、後半の勢いが増しました。失点シーンは我々の守備のミスですので、全員で修正していきたいと思います。熊本は中でしっかり数的優位を作って、素早い切り替えから奪ってサイドから起点を作られダメ―ジを与えられました」
Q:後半の早い時間帯から交代カードを切りましたが、その狙いは?
「前半から選手がしっかりと走ってくれていて、後半疲れが見えていたのでフレッシュな選手を投入して打開したかったです。白井選手もかなり疲れが見えていましたし、特に(投入した)杉森選手のところからダメージを与えたかったのですが、相手のプレッシャーもしっかりしていてなかなか打開できませんでした。その辺も含めてチーム全員で良くしていきたいと思います」
Q:スタメンにバケンガ選手を起用しました。2ゴールを決めましたが得点以外で彼に期待したことは?
「彼の今週の練習を見てフィジカル面での上昇が感じられましたし、良いメンタルで練習しているように見えましたので、スタメンで起用しました。彼を起用した狙いとしては、前向きの3人目の選手を使うこと、そして熊本はCBがしっかりと出てくるので、(スペースを空けるために左右の)裏のスペースにしっかり走って欲しいという思いもありました。その狙いを実現しつつ、しっかりとゴールも決めてくれました」
Q:後半の終盤にCBの安部選手とSBの新井選手のポジションを入れ替えましたが、狙いは?
「安部選手は左利きですので、彼の左足を使って最初のプレッシングを回避しビルドアップをスムーズにしたい狙いがありました。それと同時に西谷選手も中に入っていくプレーが多かったので、藤尾選手にゴール前のエリアを使わせて、(西谷選手の)クロスからのゴールにも期待していました」
■ムシャガ バケンガ選手
Q:ゴールを振り返って
「1点目の動きは、来日してから毎試合同じような動きをしていましたが、浜下選手がいいボールをくれたので自分は決めるだけでした。自分がいつも『ボールをくれ』と言っている意味が分かってくれたんじゃないかと思います(笑)。2点目は、ゴール前でいい場所を見つけられたことがポイントです。DFに少し触られましたが、自分でブロックしてゴールに入れることだけに集中してシュートしました」
Q:チームに加入してから『ゴールを決めることが自分の仕事だ』と話をしていました。
「今まで我慢してプレーしていましたが、その中でチームメイトともすり合わせてきた結果だと思います。今日は自分が点を取るという仕事に集中した結果でした。もちろんゴール以外の事には満足していないので、向上させていきたいと思っています」
Q:ゴールを決める仕事に集中できた理由は?
「今までは日本のサッカーや徳島のサッカーに適応しようと考えながらサッカーしていました。しかしある時、なぜ自分がここへやってきたのかと考え、やはり自分らしく得点を決めることに集中しようと(頭を切り替えて)プレーするようにしました。
ここまでチームとしては非常にいいプレーができていましたが、点を取ることができていませんでした。点を取ることは自分の責任なのでそこをしっかりやろうと思っていました。自分の事だけではなくチームとして向上もいつも考えていますので、一生懸命取り組んできました」
Q:これからのプレー面での課題については?
「もっとプレーに関与する事と1対1、デュエルに勝つことだと思います。特に1対1は自分にとっては頑張らなくてはいけない部分です。(日本の)ファウルとノーファウルの基準を見つけることがすごく難しいので、そこは課題だと思っています」

■浜下 瑛選手
Q:試合を振り返って
「僕たちはいつもとやることは変わりませんでした。サイドに引き付けて逆サイドから攻撃する形が何度も作れていました。(前半は)本当にいい攻撃ができていたと思います」
Q:ゴールシーンを振り返って
「ゴールシーンの前から、相手DFが1対1の状況になっているのを見ていました。ドリブルで仕掛ける選択肢も考えていましたが、ある程度早めに上げてしまってもいいのかなと思いクロスを上げて、それがぴたりと合いました」
Q:2失点したことについて
「試合の最初の5分や終わりの5分や点を取った後など、試合の切れ目で失点することが多いです。わかってはいたんですけどそこで失点してしまったので、改善していかなければいけないなと思います」
Q:後半相手のペースになった理由は?
「前半、僕たちの時間が長くていい攻撃をしていました。ただ試合のテンポも速いですし、僕自身も前半の時点で体力的にきついなと思っていました。どちらのチームもアップテンポでやっていたので、後半少し足が止まってしまいました」
Q:前半途中まで足元へのパスが多かった印象もあります。
「裏への抜け出しを意識することは試合前に監督からも言われていました。僕も西谷選手も結構意識していましたが、相手も強くプレッシャーをかけてきていたので、なかなか裏抜けにチャレンジできるシーンが無かったです。攻撃の時にもっと裏へ抜ける展開を作れていたら、チームとしてもう少しいい攻撃ができていたと思います。練習から取り組んでいきたいと思います」
Q:裏への抜け出しはバケンガ選手にも求められていたのでしょうか?
「そこまでは求められていないと思います。バケンガ選手がボールを受けに下がった時に相手のCBが引き付けられるので、その空いたスペースを狙っていこうと話をしていました。どちらかと言えばバケンガ選手は囮の役をしてくれていたと思います」
Q:後半、熊本に勢いがあったことは事実ですが、徳島ももう少しポゼッションすることに立ち返っても良いのではと思いましたが、チームの中ではいかがでしたか?
「熊本さんはすごく対策をしてきているなと思いましたし、ポイントを押さえてきてすごくやりづらかったです。与えられた事をやるだけじゃなくて、ピッチ内の選手たちがプラスα、例えば顔を上げて空いているところを見つけたり、そういったことがもっと必要なのかなと思いました」

■白井 永地選手
Q:試合を振り返って。
「勝てなくて悔しいですし、勝てなかった原因をしっかりと受け止めて、次の試合で勝利できるように準備したいです」
Q:相手のプレッシャーも激しかったですか?
「相手ははっきりと前からマンツーマンでプレッシャーにきていました。チームとして空くスペースやプレッシャーの逃し方を意識していて、用意したパターンをいくつか出すことはできましたが、相手が変化してくる中でできない部分もありました。試合を通じて相手の戦い方を感じて、状況に応じた対応ができるようにすることもチームの課題だと思います」
Q:チームとしての収穫や良かった部分は?
「複数得点奪えたことは良かったと思いますし、もっと点を取って勝たないといけないなと思います。また得点後の失点が2試合続いてしまっているので、そこはしっかりと次の試合に向けて修正したいです」
Q:中盤の3選手は状況の応じて、ポジションも入れ替わりながらプレーしていました。
「相手の立ち位置を見ながら自分たちに今何が必要なのかプレーしていましたし、何回かいい場面は作れていたので、精度を高めていきたいと思います」
Q:次の試合に向けて
「まだ勝てていないので、次の試合必ず勝ってチームとして勢いに乗れるようにしたいです」

~ハーフタイムコメント~(ダニエル ポヤトス監督)
・良いプレーは出ている、後半も慌てずに落ち着いてプレーしよう
・間延びしないようにラインを押し上げて、全体で前に進もう
・仕掛けるところはしっかり仕掛けて勝負しよう
~試合前日コメント~
■安部 崇士選手
Q:熊本の印象について
「組織的で上手だなと思っています。攻撃のところは自信を持ってやっていると思いますし、サイドの選手もコンビネーションがありますし、外で起点を作って中へ侵入してくる印象があります。僕らは相手コートでボールを奪うことがストロングポイントだと思ので、そういった強みを出していきたいと思います」
Q:前からくるであろう熊本のプレスに対してどうビルドアップしていこうと思っていますか?
「キーワードは『フリーマンを見つけること』だと思います。フリーマンを見つけながら前進していくことがダメージを与えられると思うので、そこは意識してやりたいなと思います」
Q:ルヴァンカップも含めて連戦で出場されていました。コンディション面についてはいかがですか?
「まずは試合で100%を出せることを意識していました。正直に言えば疲労もあり練習のパフォーマンスが良くない日もありましたが、練習以外は体のケアに時間も多くを割きました。僕自身は3連戦でしたが、自分の中では自信になりました」
Q:熊本に勝利するために必要なことは?
「徳島ヴォルティスとして自分たちのスタイルを崩さないことが重要です。その中で相手のウィークポイントを探って、見つけて、確実に仕留めていく。それが勝利するための最短ルートだと思うので、そこにこだわって戦っていきたいと思います」