試合日程・結果
2022年07月10日 明治安田生命J2リーグ 第26節
vs 横浜FC | ||||
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1 | 0 前半 1 1 後半 0 |
1 | ![]() |
後半27分
杉森 考起 |
得点者 |
前半29分
岩武 克弥 |
---|---|---|
後半0分
IN : [DF] 25 安部 崇士 OUT : [DF] 2 田向 泰輝 後半0分 IN : [MF] 13 新井 直人 OUT : [MF] 36 エウシーニョ 後半20分 IN : [MF] 11 杉森 考起 OUT : [MF] 17 一美 和成 後半33分 IN : [MF] 27 櫻井 辰徳 OUT : [MF] 23 玄 理吾 後半44分 IN : [MF] 39 西野 太陽 OUT : [MF] 20 児玉 駿斗 |
交代 |
後半31分
IN : [MF] 8 齋藤 功佑 OUT : [MF] 2 ハイネル 後半31分 IN : [FW] 48 山下 諒也 OUT : [FW] 16 長谷川 竜也 後半43分 IN : [MF] 7 松浦 拓弥 OUT : [MF] 20 イサカ ゼイン 後半43分 IN : [DF] 17 武田 英二郎 OUT : [MF] 19 亀川 諒史 後半44分 IN : [MF] 14 田部井 涼 OUT : [MF] 6 和田 拓也 |
後半43分
警告 杉森 考起 |
警告 退場 |
前半30分
警告 亀川 諒史 後半7分 警告 イサカ ゼイン |
試合会場 | 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム | キックオフ | 18:00 |
---|---|---|---|
芝状態/グランド | 全面良芝/ | 天候/風 | 晴/弱風 |
気温/湿度 | 27.4度/64% | 観客数 | 4882人 |
主審 | 柿沼 亨 | 副審1 | 越智 新次 |
副審2 | 若槻 直輝 | 第4審判 | 西山 貴生 |
後半 | 前半 | 前半 | 後半 | |
---|---|---|---|---|
1 | 0 | 得点 | 1 | 0 |
0 | 0 | PK | 0 | 0 |
2 | 5 | GK | 3 | 7 |
10 | 5 | シュート | 2 | 0 |
5 | 7 | FK | 9 | 4 |
1 | 2 | CK | 0 | 1 |
1 | 0 | イエローカード | 1 | 1 |
0 | 0 | レッドカード | 0 | 0 |
0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 |
スターティングメンバー
徳島 | チーム | 横浜FC |
---|---|---|
ダニエル ポヤトス | 監 督 | 四方田 修平 |
1 ホセ アウレリオ スアレス |
G K |
49 スベンド ブローダーセン |
6 内田 航平 14 カカ 2 田向 泰輝 |
D F | 3 中村 拓海 22 岩武 克弥 5 ガブリエウ |
7 白井 永地 23 玄 理吾 36 エウシーニョ 17 一美 和成 20 児玉 駿斗 37 浜下 瑛 |
M F | 20 イサカ ゼイン 2 ハイネル 6 和田 拓也 19 亀川 諒史 |
15 藤尾 翔太 |
F W | 39 渡邉 千真 18 小川 航基 16 長谷川 竜也 |
[GK] 31 長谷川 徹 [DF] 25 安部 崇士 [MF] 13 新井 直人 [MF] 27 櫻井 辰徳 [MF] 11 杉森 考起 [MF] 39 西野 太陽 [FW] 9 ムシャガ バケンガ |
SUB |
[GK] 44 六反 勇治 [DF] 4 高橋 秀人 [DF] 17 武田 英二郎 [MF] 14 田部井 涼 [MF] 8 齋藤 功佑 [MF] 7 松浦 拓弥 [FW] 48 山下 諒也 |
コメント
■ダニエル ポヤトス監督
「本当に悔しい、悲しみと共に非常に悔しすぎる試合でした。選手たちは勝ちたいという気持ちを全面に出し、素晴らしいパフォーマンスで徳島のレベルを証明してくれたと思います。スムーズなボールの流れ、美しいコンビネーションが至る所で見られました。勝てなかった悔しさが今は大きいですが、このような試合をしてくれた選手には感謝しています」
Q:ハーフタイムで両SBを交代しましたが、どのような理由がありましたか?
「少し違和感を抱えていたので交代しました」
Q:交代でSBに入った選手たちには、どのようなプレーを求めましたか?
「横幅が無いと感じていたので、安部選手には広く張って少し高い位置に出てプレーすることを求めました。また、新井選手はアタックというよりオーガナイズが得意です。内田選手を中心にカカ選手と後ろ3枚で相手の4-4-2に対してビルドアップを行うように指示をしました」
Q:得点前に杉森選手と浜下選手のポジションを入れ替えていましたが、どのような狙いがありましたか?
「中でオーガナイズにかかわるプレーを浜下選手は得意としています。また、杉森選手の良さはサイドの方が生きると思いポジションチェンジをしました」
Q:勝利したいが失点もできない、櫻井選手はそんな難しい状況の中でピッチに入りましたが、どのような指示をして送り出しましたか?
「まずは落ち着いて試合を楽しむように言いました。今日のようなテンションの高い試合において、若い選手はなかなか実力を発揮できない時があります。ひとつの良い経験として、ミスがあっても問題ないから、白井選手と共にしっかり頑張りなさいという言葉をかけました」
Q:試合を通して良い攻撃の形を何度も見せてくれました。具体的には、どのような点が功を奏したのですか?
「練習の時から、選手には戦術というよりコンセプトを伝えており、それを理解してくれているからだと思います。どのようにボールを動かしてパスをつなぐのか、どこにスペースがあるのか、パスの回し方、どのようなタイミングで現れるのかといったコンセプトを、選手たちがしっかりつかんできたのかなと思っています。今日はそれをピッチで表現してくれただけに、勝てた、勝ちたかった、勝たなければいけなかったという悔しさが大きいです」
■杉森 考起選手
Q:ピッチに入る前、試合展開をどのように分析していましたか?
「ボールを握って攻撃する時間が多く、チャンスも相手より作れていたので、絶対に得点が欲しい内容だと感じていました」
Q:では、交代でピッチへ入る時はどのような指示がありましたか?
「監督からは背後へ走ってほしいという指示がありましたが、すぐに浜下選手とポジションを入れ替えてサイドでのプレーとなりました。児玉選手はパスを出せる選手なので、イメージを共有できたことが得点につながったと思います」
Q:チャンスの多かった今日、攻撃の手応えを感じられた試合になったのではないですか?
「そうですね。本当に上手くボールを動かしていた点は良かったと思いますが、やはり最後のところで決めないといけません。相手は前半ワンチャンスを得点にしていました。チャンスを作って決め切ることにこれからもこだわりながらプレーしていきます」

■児玉 駿斗選手
Q:同点ゴールは意表を突いた児玉選手らしいアシストでしたね。
「白井選手が僕にパスをくれるというのはわかりました。また、ボールの移動中に周囲を確認して、杉森選手が裏へ走るのもわかりました。トラップが少し浮きましたが、シュートやパスの選択肢を持ちつつ閃きで杉森選手へパスを出しました。落ち着いて決めてくれたので杉森選手さまさまです」
Q:出したパスが相手に引っ掛かる場面もありましたが、自分らしいプレーにこだわった結果だとも思います。
「あのようなパスはけっこう狙っています。「走るのかな?どうなのかな?」という半信半疑で出すこともありますが、思い切って出し続けること、チャレンジすることが大事だと思っています。久しぶりに左サイドで試合に出ましたが、中央でボールを受けて人とは少し違うプレーにチャレンジしなければ自分の価値を出せないと思っています。感覚的に少し忘れていた部分もありましたが、練習でも試合でもチャレンジすることで自分らしさをより出していければと思っています」
Q:「横浜FC戦はメンタルが試される」と試合前の取材では言っていました。試合が終わった今、その点についてどのような感想を持っていますか?
「チームはモチベーションも高く、絶対に負けられないという気持ちをもって戦えていました。個人的にも、今日はいつもより攻撃的なWGポジションだったので、「やってやろう」という気持ちでプレーしましたし、味方も僕を見付けてパスを出してくれました。そのような場面で個人技や良い判断で奪われないようにしていくことが、自分の成長につながり価値を出せると思っています。良いプレーと悪いプレーの両方ありましたが、自分らしく続けてやっていこうと思います」

■白井 永地選手
「前半から自分たち主体でボールを動かしている中で、セットプレーから失点したことは反省点だと思います。後半は相手が落ちてきて試合を支配することはできましたが、この展開で勝ち切れないのがチームの課題です」
Q:勝ち切るということに関しては、決め切ることがフォーカスされますね。
「シンプルにそこもそうなのですが、その回数を増やすことが大事だと思っています。今日は回数も多く作れましたが、それがより決定的な場面になるようにチームとして向上していきたいです。ここ数節はボールを流動的に回せているシーンが多くあり、その中でゴールにつながるシーンを何度作り出せるのかが大事です。自分たちのスタイル的にも、そのようなシーンをもっと作らなければいけないと思うので、その部分の精度を上げて得点の確率を高めたいです」
Q:相手のブロックを前に、空いている選手やスペースにボールが効果的に入っていたと思います。チームとして準備してきたことがありましたか?
「試合前、相手が守備でどこまで出てくるのか様子を見ようと話をしました。その中で僕がDFラインに落ちて3枚でビルドアップをスタートし、どこが空くのかを考えながらプレーしていました。早い時間帯にその答えを出せたことが、試合内容に反映されたと思います」

~ハーフタイムコメント~(ダニエル ポヤトス監督)
・まずは1点目をとろう
・攻撃の時、ゴール前で思い切ってプレーしよう
・残り45分間、自信をもって冷静にプレーしよう
~試合前日コメント~
■白井 永地選手
Q:横浜FC戦で勝利するためのポイントについて。
「まずは自分たちの時間を増やすことが大事です。夏場の試合はどれだけ自分たちのペースで試合を進められるかが大事なので。その中でも攻めながらも奪われた瞬間の切り替えで相手を上回れば、すぐに奪い返せるので、そこのメリハリが大事になるかなと思います」
Q:夏場の連戦ということでメンバーも変わる中で大切にしたいことは?
「その選手の良さもありますし、それぞれがいかに早くゲームに入れるか、チームとして戦えるかが重要になりますし、チームとして個人の良さを引き出して上げられればいいと思いますし、チームとして総力戦になると思います」
Q:横浜FCのボールの動かし方に対応するために大切なことは?
「(前回対戦の経験から」プレスに行った時に、シャドーの選手が上手くボールを引き出せますし最前線の選手はボールを受けるのが上手く、3人目を使われる局面を作られることが多かったので、いかにコンパクトにするか重要になると思います。プレスバックやスライドなどでもそこは意識しながら、ファーストプレスでチームとして追い込みたいところに誘導することが重要になります。クオリティの高い選手が多くサイドからの攻撃も多い印象なので、押し込まれた時にはサイドで優位性を作られないように、人数をしっかりと合わせて守れればいいかなと思います」