試合日程・結果
2023年02月19日 明治安田生命J2リーグ 第1節
vs 大分トリニータ | ||||
![]() |
1 | 0 前半 0 1 後半 2 |
2 | ![]() |
後半44分
西野 太陽 |
得点者 |
後半5分
野村 直輝 後半48分 宇津元 伸弥 |
---|---|---|
後半13分
IN : [FW] 16 渡 大生 OUT : [FW] 9 森 海渡 後半24分 IN : [MF] 7 白井 永地 OUT : [MF] 27 櫻井 辰徳 後半24分 IN : [FW] 30 坪井 清志郎 OUT : [MF] 10 杉本 太郎 後半38分 IN : [MF] 25 山下 雄大 OUT : [DF] 2 田向 泰輝 後半38分 IN : [FW] 39 西野 太陽 OUT : [MF] 20 児玉 駿斗 |
交代 |
後半31分
IN : [FW] 29 宇津元 伸弥 OUT : [FW] 13 伊佐 耕平 後半31分 IN : [MF] 15 屋敷 優成 OUT : [MF] 7 梅崎 司 後半42分 IN : [MF] 26 保田 堅心 OUT : [MF] 28 野嶽 惇也 後半42分 IN : [MF] 5 中川 寛斗 OUT : [MF] 10 野村 直輝 後半46分 IN : [MF] 17 高畑 奎汰 OUT : [MF] 18 藤本 一輝 |
後半11分
警告 西谷 和希 |
警告 退場 |
前半21分
警告 デルラン 前半26分 警告 野嶽 惇也 後半37分 警告 ペレイラ |
試合会場 | 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム | キックオフ | 14:00 |
---|---|---|---|
芝状態/グランド | 全面良芝/ | 天候/風 | 曇/強風 |
気温/湿度 | 13度/79% | 観客数 | 12070人 |
主審 | 吉田 哲朗 | 副審1 | 川崎 秋仁 |
副審2 | 池田 一洋 | 第4審判 | 武田 光晴 |
後半 | 前半 | 前半 | 後半 | |
---|---|---|---|---|
1 | 0 | 得点 | 0 | 2 |
0 | 0 | PK | 0 | 0 |
7 | 6 | GK | 6 | 4 |
4 | 2 | シュート | 2 | 6 |
9 | 7 | FK | 12 | 7 |
2 | 1 | CK | 0 | 2 |
1 | 0 | イエローカード | 2 | 1 |
0 | 0 | レッドカード | 0 | 0 |
2 | 0 | オフサイド | 1 | 1 |
スターティングメンバー
徳島 | チーム | 大分 |
---|---|---|
ベニャート ラバイン | 監 督 | 下平 隆宏 |
1 ホセ アウレリオ スアレス |
G K |
24 西川 幸之介 |
2 田向 泰輝 14 カカ 4 安部 崇士 |
D F | 3 デルラン 25 安藤 智哉 31 ペレイラ |
27 櫻井 辰徳 10 杉本 太郎 8 柿谷 曜一朗 34 オリオラ サンデー 20 児玉 駿斗 24 西谷 和希 |
M F | 6 弓場 将輝 7 梅崎 司 10 野村 直輝 16 茂 平 18 藤本 一輝 28 野嶽 惇也 |
9 森 海渡 |
F W | 13 伊佐 耕平 |
[GK] 21 田中 颯 [DF] 32 外山 凌 [MF] 7 白井 永地 [MF] 25 山下 雄大 [FW] 39 西野 太陽 [FW] 30 坪井 清志郎 [FW] 16 渡 大生 |
SUB |
[GK] 1 高木 駿 [DF] 19 上夷 克典 [MF] 5 中川 寛斗 [MF] 15 屋敷 優成 [MF] 17 高畑 奎汰 [MF] 26 保田 堅心 [FW] 29 宇津元 伸弥 |
コメント
■ベニャート ラバイン監督
「厳しいゲームになることは戦う前からわかっていました。プレシーズンの対戦で大分が良いチームだということを認識していましたし、(大分の)昨シーズンの成績やゲームを見てもわかることでした。特にゲームの入りは大分が主導権を持った展開になったと思います。時間の経過とともに、我々も徐々に自分たちのリズムを作り、本当に押し込むだけの、相手ゴール前を横切るビッグチャンスが2度ありました。あそこは決め切りたかった場面でした。
後半はまずまずの入りでしたが先制を許すことになりました。その後はゲームの流れが切れるような交代や際どい判定があり、自分たちの時間を作り辛くなるような展開でしたが、柿谷選手が前を向いてボールを持った時や前線からプレスのスイッチが入った時に相手を押し込むことができ、西野選手の同点ゴールを生んだと思います。ただし、アディショナルタイムで失点してこのような結果になったことはとても残念に思っています」
Q:監督から見て、相手に対する徳島のプレスは効果的でしたか?
「悪くなかったと思います。特に前半、前からのプレスがはまってショートカウンター気味に大きなチャンスを数回作れました。後半に関しては先ほど申し上げたような要素があり、両チームにとってボールを支配するというゲーム展開にはならなかったので、プレスの良し悪しは見え辛くなっていました。ただ全体を総括すると、悲観的なものではなかったと思います」
Q:失点した原因は相手のプレスによるものだったのですか?
「相手も前からプレスを厳しくかけ、さらにアグレッシブに戦ってきたので、我々はパスコースを探す、または迷うような場面がありました。失点に関しては映像を見て分析し、それからコメントしたいと思います」
Q:初采配は残念な結果に終わりましたが、サポーターと共に戦った開幕戦でしたね。
「私を含め、今日は全員が勝ちたいと思っていたゲームでした。サポーターの皆さんもそれは同じだったと思います。スタジアムに着いた時からサポーターの声援が聞こえ、言葉にならないような感情になりましたし、その人たちのために何としても勝ちたかったです。今日は残念な結果になりましたが、私たちはまた明日から勝つために準備を始めます。サポーターの皆さんも今日のような心強い声援を、引き続きチームへ送ってもらえると嬉しいです」
Q:今後のリーグ戦に向けてコメントをお願いします。
「この結果を喜んでいる人は誰もいません。悔しさが残る敗戦でした。しかし重要なことは、自分たちが目指すものはまだ先にあるということです。戦いはこれから続いていきます。明日、顔を上げてグラウンドへ戻って来てほしいと私は先ほど選手たちに伝えました。残酷な時間帯での失点でしたが、しっかりと顔を上げ全員で次のゲームに向けて準備します」

■柿谷曜一朗選手
Q:久しぶりに徳島でプレーした今日の感想を聞かせてください。
「懐かしさとともに、スタジアムが大きくなったと思いました。特に緊張もなく、いつもと変わらない気持ちでした。勝ちにこだわり続けようと思って、勝つために全力を尽くしましたが、一歩反応が遅れたり、一歩体が動かなかったのは悔しいです」
Q:後半には惜しいシュートもありましたね。
「しっかりいいポジショニングをして、いい入り方ができていると思いました。ボレーシュートを打った場面は、当たった瞬間に違うなとは思いました。試合の1失点目、もう一歩早く戻っていれば失点は防げたし、2失点目もホセ選手から素晴らしいボールが来て、しっかり止めてプレー出来ていれば、コーナーキックにならなかったし、自分のプレーがふがいないです。
J1に上がりたい。僕はこのチームが自分の力でJ1に上がって定着させたいという気持ちしかないです。その開幕戦で全員がチャレンジしました。開幕戦からうまくいくのは難しい中で、勇気をもってプレーしましたが、一歩戻れなかったこと、失点に繋がる場面を作ってしまった自分に対して、悔しいというより情けないです。どれだけ言っても、すぐに次の試合は来ます。“勝つ、勝たせる、強い徳島を見せる”と言っているだけになってしまっている自分に腹立たしいですが、強い気持ちをもって甲府に挑み、今日のミス、今日の負けを繰り返さないようにします。そのために日々のトレーニングに厳しく臨み、もう一段チームのギアを上げたいです。自分たちは準備をしてきたつもりでしたが、相手も準備してきているので、もう一段厳しくやっていかなければいけないと思っています」
Q:12,000人を超えるサポーターが駆け付けました。声援は届きましたか?
「もちろんです。期待されていることは承知の上で、多くのお客さんを満足させる試合を見せられなかったことが悔しいです。注目を集めるだけ集めて、残念な気持ちにさせてしまったのは本当に申し訳ないです。また見に行こうと思った人はいないかもしれないですね。次節アウェイの甲府戦に勝って、そして勝ち続けて、もう一回、多くのお客さんにスタジアムへ来てもらいたいです」

■西野 太陽選手
「前半はもっとボールを保持しながら動かせたと思うので、そこは次節に向けて改善しなければいけない点だと思っています。あとビッグチャンスで決定力を出せていれば勝っていたと思います。たまたま自分は今日得点できましたが、次はチームを勝利に導く得点になればと思います」
Q:得点場面を振り返っていただけますか。
「失い方は悪かったのですが、坪井選手が良い守備で奪い返しシュートを打ってくれました。相手GKが弾きそうなところを予想してポジションを取っていたらその通り自分の前にこぼれてきたので、あとは落ち着いて蹴り込むだけでした」
Q:キャンプから得点に絡む動きは際立っていましたが、自身のリーグ戦初ゴール&2023シーズンのチーム初ゴール。この結果をどのように感じていますか?
「公式戦で得点するためにプレシーズン含めてこれまでやってきました。今日はまずひとつ結果が出ましたが、今後も継続して結果を残せるよう努力していきます」

■田向 泰輝選手
「自分たちが用意してきた新たに取り組んでいる部分は、前から相手をはめていって良い形で奪い、相手の陣形が整う前にショートカウンターで攻めるといった速い攻撃です。今日も何度かそのような意図から生まれた良いシーンがありましたし、自分たちが今日の試合を振り返った中でも手応えとして残っています。ただ、自分たちがボールを握ったり、低い位置から始まる攻撃のシーンについては長いボールで逃げる機会が多くて、これまで大事にしてきたアイデンティティは上手く出すことができませんでした。相手のプレスが良かったということはありますが、そこをかいくぐる術を出せなかったつけを払ったようなゲームでした」
Q:キャンプではプレスに重点を置いていたので、ビルドアップ方法の構築はこれから?
「確かにプレスに主眼を置いてやりましたが、後半はビルドアップにも取り組みました。メンバーも大きく変わっている訳ではないので、自分たちの考え方次第だと思います。今日は相手のプレスに加えて風も強かったし、難しくなるのはわかっていたので、長いボールを入れて相手の陣地を取りながら自分たちのリズムを出していこうと話していましたが、長いボールを蹴る時間が少し長かったかもしれません。意図的に相手を動かして、意図的に攻撃を構築していく場面はあまり多くなかったと思います」
Q:今日は多くのファン・サポーターが応援に訪れました。
「そうですね。今日は本当に多くの方に足を運んでもらい、素晴らしい雰囲気を作っていただきました。この雰囲気が戻ってきたことが嬉しかったですし、僕が徳島に来てからでも一番多かったかもしれません。だからこそ良い結果を届けたかったです。次回は必ずこの期待に応えて共に結果を喜び合えるようにしたいです」

~ハーフタイムコメント~(ベニャート ラバイン監督)
・悪いゲームではない、良いシーンもあった
・もっと保持してビルドアップできる
・チャンスは絶対に逃さないように!