試合日程・結果
2023年04月29日 明治安田生命J2リーグ 第12節
vs ジュビロ磐田 | ||||
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3 | 2 前半 0 1 後半 2 |
2 | ![]() |
前半2分
森 海渡 前半20分 柿谷 曜一朗 後半15分 柿谷 曜一朗 |
得点者 |
後半8分
松原 后 後半41分 松本 昌也 |
---|---|---|
後半0分
IN : [DF] 32 外山 凌 OUT : [DF] 22 ルイズミ ケサダ 後半28分 IN : [FW] 16 渡 大生 OUT : [FW] 9 森 海渡 後半28分 IN : [MF] 27 櫻井 辰徳 OUT : [MF] 10 杉本 太郎 後半36分 IN : [MF] 33 中野 桂太 OUT : [MF] 23 玄 理吾 後半47分 IN : [MF] 30 坪井 清志郎 OUT : [FW] 8 柿谷 曜一朗 |
交代 |
後半0分
IN : [MF] 23 山本 康裕 OUT : [MF] 50 遠藤 保仁 後半0分 IN : [FW] 42 後藤 啓介 OUT : [FW] 13 藤川 虎太朗 後半28分 IN : [MF] 31 古川 陽介 OUT : [MF] 7 上原 力也 後半28分 IN : [MF] 14 松本 昌也 OUT : [MF] 40 金子 翔太 後半41分 IN : [MF] 28 鹿沼 直生 OUT : [MF] 33 ドゥドゥ |
後半40分
警告 渡 大生 |
警告 退場 |
試合会場 | ヤマハスタジアム(磐田) | キックオフ | 14:00 |
---|---|---|---|
芝状態/グランド | 全面良芝/ | 天候/風 | 曇/弱風 |
気温/湿度 | 23.7度/34% | 観客数 | 9280人 |
主審 | 岡部 拓人 | 副審1 | 田中 利幸 |
副審2 | 塚越 由貴 | 第4審判 | 山口 隆平 |
後半 | 前半 | 前半 | 後半 | |
---|---|---|---|---|
1 | 2 | 得点 | 0 | 2 |
0 | 0 | PK | 0 | 0 |
7 | 4 | GK | 2 | 2 |
1 | 3 | シュート | 6 | 8 |
7 | 11 | FK | 7 | 9 |
0 | 6 | CK | 4 | 12 |
1 | 0 | イエローカード | 0 | 0 |
0 | 0 | レッドカード | 0 | 0 |
0 | 1 | オフサイド | 0 | 0 |
スターティングメンバー
徳島 | チーム | 磐田 |
---|---|---|
ベニャート ラバイン | 監 督 | 横内 昭展 |
1 ホセ アウレリオ スアレス |
G K |
81 梶川 裕嗣 |
22 ルイズミ ケサダ 26 森 昂大 3 石尾 崚雅 4 安部 崇士 |
D F | 17 鈴木 雄斗 15 鈴木 海音 22 中川 創 4 松原 后 |
7 白井 永地 23 玄 理吾 10 杉本 太郎 24 西谷 和希 |
M F | 7 上原 力也 50 遠藤 保仁 40 金子 翔太 10 山田 大記 33 ドゥドゥ |
8 柿谷 曜一朗 9 森 海渡 |
F W | 13 藤川 虎太朗 |
[GK] 21 田中 颯 [DF] 32 外山 凌 [MF] 27 櫻井 辰徳 [MF] 33 中野 桂太 [MF] 30 坪井 清志郎 [FW] 15 棚橋 尭士 [FW] 16 渡 大生 |
SUB |
[GK] 21 三浦 龍輝 [DF] 36 リカルド グラッサ [MF] 14 松本 昌也 [MF] 23 山本 康裕 [MF] 28 鹿沼 直生 [MF] 31 古川 陽介 [FW] 42 後藤 啓介 |
コメント
■ベニャート ラバイン監督
本当に苦しい試合でした。個人としてもチームとしても本当に能力の高い磐田との試合で、難しい試合になることはわかっていました。
自分たちが早い時間帯に先制し、2点目を取ることができたのが今までの試合との違いでした。今までの試合でもそういったチャンスはありましたが、決め切れず難しくしてしまいました。もちろん苦しむ時間帯もありましたが、2点先制したことで、ある程度落ち着いてコンロールされた中で試合を進める事ができたと思います。
Q:おめでとうございます。(質問した記者自身も)ちょっと泣いてしまいました(笑)。
(笑)。ロッカーでも涙を流している選手もいましたし、きっと多くの人がそういった感情を持ってくれたと思います。もちろん自分たちが一番勝ちたいと思っていましたし、それを応援してくれている皆さんも本当に勝って欲しいと思い続けてくれていたと思います。長く待たせてしまいました。ただこの勝利で大きく変えるわけではなく、やることは変わりません。この勝利がチームがより一つになる要素になればいいなと感じています。
Q:初勝利の気持ちを教えてください。
プロの監督として初めての勝利なので本当に嬉しいですし欲していた勝利でした。ただこの勝利があったからといって、選手達に伝えるメッセージは何も変わりません。結果よりも重要な事が多く存在していると思っていますし、その事も選手に伝えています。結果よりも重要な事を突き詰めていく事で、結果に反映されやすくなるという考え方は変わりません。自分たちのやるべき事を今後もしっかり続けていきたいと思います。
Q:初勝利まで苦しい道のりでした。監督自身、精神的にきつい時期はありませんでしたか?
勝てていないので多くの人がそういった事を聞いてくれますが、自分の気持ちが落ちる事は全くありませんでした。自分の考えているプロフェッショナルの姿は、こういった難しい状況を成長する段階と捉えられるかどうかだと思っています。その難しさの中で成長している実感を持ちながら仕事をする事がプロフェッショナルの姿だと思っています。
難しい局面に陥った時に2つの選択肢があると思っています。諦めるか、今成長している段階と捉えて毎日前進するかの2つだと思います。自分は常に後者を選びたいと思っていて、後者を常に選びたいと思っているので、そういった気持ちで過ごしてきました。
Q:勝利が決まった瞬間、選手が監督の元に集まり抱き合っている姿が印象的でした。
自分も本当に感情的になった瞬間でしたしそういった選手達と一緒にできる事を幸運に思います。このような人数のメンバーで戦う事はヨーロッパではほぼないですし難しいこともありますが、こういった集団で一緒にできることが本当に幸運だと思います。先ほど言った結果よりも重要な事があるという事のその1つが、一緒にしている選手たちの素晴らしさだと思います。
Q:試合についてお聞きします。チーム全体で前進する意識を強く感じました。新しく採用している3-5-2のシステムについての評価を教えてください。
前進する意識を持ちながら大胆に戦ってくれたと思います。ただ相手のホームという事で逆転するために圧をかけてくる試合になることもわかっていました。もちろん苦しむ時間帯もありましたが、ピッチ内では慌てずにコントロールしながら試合を進める事ができたと思います。
Q:後半は奪った後に無理に速攻へ行きませんでしたが、これは意図的にやっていたことでしょうか?
もちろん勝利が重要であることには変わりがないので上手く判断できたと思います。

■柿谷 曜一朗選手
Q:待望の初勝利となりました。
長かったですし、今まで変わらず応援してくれたサポーターのためにも何とか1勝できてよかったです。
Q:試合終了後、監督に抱き着く姿印象的でした。どういった思いで勝利の瞬間を分かち合いましたか?
監督としても早く勝利したかったでしょうし、これほど長くかかってしまった申し訳なさがすごくありました。何としても早く喜びをみんなで分かち合いたかったので、僕だけでなく全員が監督と喜びを分かち合っていたんじゃないかと思います。
Q:前線に柿谷選手がいれば点を取れるという事を証明したような試合になりました。
そういう時もありますが、それ以前に(森)海渡の本当に献身的なプレーで自分をフリーにしてくれたり、(森)昂大や(石尾)崚雅といった若い選手や安部が体を張って責任を持ってプレーしていました。(西谷)和希のように本来のポジションでない所でもやるべき事を全力で準備してやった結果だと思います。僕たちは何も手に入れていません。スタートラインにやっと立てたんじゃないかと思います。次は清水という強い相手が待っているので、気を引き締めて準備をしたいです。
Q:最初の得点を振り返って。
(玄)理吾からボールが来た時に、FWで期待して使ってもらっていますし、試合の始めの方だったので仕掛けようという気持ちがありましたし、それ以前にシュートを打とうという気持ちがありました。あまり何も考えずに向かっていきました。
Q:ここ2試合劇的に前進できていると思います。良くなっている部分は?
結果を見て良くなっていると言えるかもしれませんが、今までの10試合とさほど差は無くて、本当に自分たちはいい準備をして試合に臨んでいます。あと一歩のところ、今日の試合での失点で言えば、セットプレーから相手のところに転がってしまって防げていません。自分たちがゴールを決めていなければ負けていましたし、本当にギリギリのところの戦いをものにできましたが、これまでもそういう試合はたくさんありました。先ほども言いましたがここまで出場機会が少ない選手や不慣れなポジションをやっている選手がチームのために100%取り組んでくれた結果だと思いますし、何よりも継続してハードワークし続けた結果だと思います。ただ1試合勝っただけなので、まだまだ厳しい状態は変わりません。より一層気を引き締めて試合に臨みたいです。
Q:2-1にされた後、全員で集まって話し合っていましたが?
ピッチとスタンドの距離が近くサポ―ターの声援もあり、あまり意見を交換できる機会がありませんでした。誰が見ても状況的にいい雰囲気ではなかったので、一回全員を集めて1人1人が落ち着けるように(声をかけました)。2-2になると逆転されてしまう雰囲気になるので、「なんとかみんなで耐えていこう」という話をしていました。

■森 海渡選手
Q:試合を振り返って
結構チャンスをもらっている中で結果を残していなかったので、自分のゴールで勝利をしたい、強い気持ちで臨んでいました。それが叶って非常に嬉しいです。
Q:先制ゴールについて。ニアに走り込む形は狙っていたのでしょうか?
練習でも取り組んでいた形でしたし、ルイズミ選手がいいボールを入れてくれたので合わせるだけでした。
Q:後半はどんな事を考えてプレーしていましたか?
2-0でしたがチーム全体が引くことなく3点目を取りに行こうという気持ちで試合に入りました。失点しましたが焦る事なく冷静に試合を運べていたと思いました。
Q:サポーターからの期待も高かった中、1つ結果がでました。今後の意気込みを教えてください。
自分自身もチームもこんなもんじゃないとこれから示していきたいですし、ここから這い上がっていきたいです。
Q:ここまでの道のりは苦しかったですか?
苦しかったですけど、ブレずにやれれば俺たちならやれると思っていました。それが今日だったと思います。

■石尾 崚雅選手
Q:今季初先発となりました。
去年からそれほど試合に出られていないですし、今年も初出場まで12試合かかりました。でもそこからプレーを止めずに(自分のやるべき事を)続けていて、こういうチャンスが来ました。チームも勝てていませんでしたし、出るからには初勝利を目指してやろうという気持ちを持って臨みました。
Q:早速試合に出て結果を出しました。どう受け止めていますか?
別に自分が出たから勝ったわけではないですし、みんなが今まで頑張って積み上げてきたことが初勝利につながったと思います。
Q:3-5-2のシステムが上手くいっていると思いますが、どんなところが良くなったと思いますか?
守備じゃないですかね。セットプレーから失点しましたが、流れの中からはやられなくなったんじゃないかと思います。
Q:次の試合に向けて
今回初めて勝利できたので、これを続けていきたいです。
