試合日程・結果
2023年05月28日 明治安田生命J2リーグ 第18節
vs FC町田ゼルビア | ||||
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2 | 0 前半 1 2 後半 0 |
1 | ![]() |
後半29分
森 海渡 後半35分 柿谷 曜一朗 |
得点者 |
前半43分
エリキ |
---|---|---|
後半21分
IN : [MF] 33 中野 桂太 OUT : [MF] 23 玄 理吾 後半46分 IN : [FW] 15 棚橋 尭士 OUT : [FW] 9 森 海渡 |
交代 |
後半17分
IN : [] Array OUT : [MF] 27 平河 悠 後半19分 IN : [FW] 25 藤尾 翔太 OUT : [FW] 11 エリキ 後半19分 IN : [FW] 9 沼田 駿也 OUT : [FW] 15 ミッチェル デューク 後半34分 IN : [DF] 5 深津 康太 OUT : [MF] 7 荒木 駿太 後半39分 IN : [DF] 6 太田 宏介 OUT : [DF] 2 奥山 政幸 後半39分 IN : [MF] 41 安井 拓也 OUT : [MF] 18 下田 北斗 |
前半23分
警告 西谷 和希 |
警告 退場 |
前半34分
警告 平河 悠 後半17分 警告 平河 悠 |
試合会場 | 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム | キックオフ | 14:00 |
---|---|---|---|
芝状態/グランド | 全面良芝/ | 天候/風 | 晴/弱風 |
気温/湿度 | 22.1度/66% | 観客数 | 5884人 |
主審 | 谷本 涼 | 副審1 | 野村 修 |
副審2 | 篠藤 巧 | 第4審判 | 矢野 浩平 |
後半 | 前半 | 前半 | 後半 | |
---|---|---|---|---|
2 | 0 | 得点 | 1 | 0 |
0 | 0 | PK | 0 | 0 |
4 | 4 | GK | 1 | 6 |
5 | 4 | シュート | 5 | 0 |
3 | 12 | FK | 8 | 3 |
3 | 1 | CK | 1 | 2 |
0 | 1 | イエローカード | 1 | 1 |
0 | 0 | レッドカード | 0 | 1 |
0 | 3 | オフサイド | 0 | 0 |
スターティングメンバー
徳島 | チーム | 町田 |
---|---|---|
ベニャート ラバイン | 監 督 | 黒田 剛 |
1 ホセ アウレリオ スアレス |
G K |
23 ポープ ウィリアム |
26 森 昂大 3 石尾 崚雅 4 安部 崇士 |
D F | 2 奥山 政幸 14 チャン ミンギュ 34 藤原 優大 22 翁長 聖 |
7 白井 永地 39 西野 太陽 23 玄 理吾 10 杉本 太郎 24 西谷 和希 |
M F | 27 平河 悠 19 稲葉 修土 18 下田 北斗 7 荒木 駿太 |
8 柿谷 曜一朗 9 森 海渡 |
F W | 15 ミッチェル デューク 11 エリキ |
[GK] 21 田中 颯 [DF] 6 内田 航平 [DF] 37 浜下 瑛 [MF] 27 櫻井 辰徳 [MF] 33 中野 桂太 [MF] 30 坪井 清志郎 [FW] 15 棚橋 尭士 |
SUB |
[GK] 42 福井 光輝 [DF] 5 深津 康太 [DF] 6 太田 宏介 [MF] 41 安井 拓也 [FW] 9 沼田 駿也 [FW] 30 中島 裕希 [FW] 25 藤尾 翔太 |
コメント
■ベニャート ラバイン監督
率直にすごく嬉しいです。首位のチームですし、タフな相手に対して勝てたことを非常に嬉しく思っています。勝利という結果もそうですが、ここまで8失点という守りの堅いチームに対して前半からチャンスを作れたこと、また失点して追う立場になってからも自分たちの戦い方を変えずに準備してきたことをしっかりと出し続けたこと、選手たちは素晴らしい活躍をしてくれました。
そして、最後まで声を枯らして応援を続けてくれたファン・サポーターの皆さんに、この場からですが感謝を伝えたいです。どうもありがとうございました。
Q:前半からビルドアップが上手くいっていましたが、どのような工夫がありましたか?
3枚でビルドアップする我々に対して、相手は2トップがプレッシングに来るとわかっていたので、両サイドのCBがボールを持つ時には前向きで受けられる時間がありました。そうすると相手のSHがそこへ速く寄せてくるので、我々のWBの立ち位置を上下させ、ボールを受けた時に前進できるポジションを取るように指示を出していました。また、相手SHが速い寄せをしてくることで、今度は中盤で4対3という我々に有利な状況にもなりました。そういう形で、前向きの選手を上手く作ることと、ライン間で選手が現れることでくさびのパスが通りやすくなるだろうと準備をしていました。
Q:試合を通して見える連動した動きにチームの成長を感じますか?
もちろん成長していると思いますが、まだ成長段階であり完成形ではありません。試合中にボールを持っている時間は2分にも満たないので、それ以外の時間、ボールを持っていない時にプレーでかかわる重要性を毎日のトレーニングで選手たちに伝えています。その理解が少しずつ進んできたので、ボールを持っていなくともプレーに関与している感覚を得られていることが、自分としては成長なのかなと思っています。
Q:サポーターの喜ぶ姿はどのように映りましたか?
本当に喜んでくれていると思います。待たせてしまったこともありますし、あのように喜ぶ姿を見られるのは我々にとっても嬉しいことです。ただ、自分たちは喜ぶのではなく、そこから深く考察することが勝ったときほど大切だと思います。
Q:今季初の逆転勝利でした。1点リードされていたハーフタイムにどのような指示を出しましたか?
前半から感触は良かったので、大きな改善点や修正は伝えていません。ただ、西野選手にボールが入った時に、そこからの前進が少し欠けていたと思ったので、そこからの前進を伝えたくらいです。それ以外は良いポジションを取りながら良い前進の仕方をチーム全体でしっかりとできていたので、これを続けていくだけだと伝えました。
劇的な勝利ですが、本当はハラハラせずに勝つことが重要だと思います。今日の試合でも、他の試合でも、先制できそうでできなかった試合は数多くあるので、そのあたりを改善しながら進んでいければと思っています。

■柿谷 曜一朗選手
Q:今日は12年ぶりのポカリスエットスタジアムでの得点でした。まずは感想を聞かせてください。
シーズンも進んでいたので、もう少し早く取れれば良かったです。遅れた分はこれから取れるように頑張るだけです。
Q:複数失点の無かった町田から複数得点、しかも今シーズン初の逆転勝ち。今どのような感想を持っていますか?
後半途中から相手は一人少なくなったし、監督からは「相手は首位だが十分な分析をしている。自分たちの力を出せばチャンスはある」と力強く言ってくれていましたので、選手たちは自信を持ってプレーしていたと思います。失点場面は自分たちが良いサッカーをしていたからこその緩みであり、自分たちの足りていない、一番弱いところです。「相手に退場者が出て、逆転できてよかった」というよりは、このような相手をゼロで抑えた中で得点して勝つというチームにしていかないと、この先も苦しい試合が多くなると思います。「イレギュラーでも勝ったから良しとするのではなく、自分たちが準備してきたことを90分間やり通して勝ちたい」と先ほど監督が言っていましたが、僕もそう思います。また連戦になりますけど、しっかりとした準備をして臨みたいと思います。
Q:今日の2得点はともにパスをつないだヴォルティスらしい得点だと思いますが、柿谷選手はどのように感じていますか?
前節(藤枝戦)は敗戦でしたが、全員がもう一度顔を上げて取り組んだ結果だと思います。しかし今日も、負けていてもおかしくない試合でした。課題である緩さを勝利という結果で流してしまわないように、しっかりと休んで次の試合に備えるだけです。
Q:柿谷選手と森(海)選手で組むヴォルティスの2トップがリーグ最高とさえ感じます。
徳島のみんながそう思ってくれれば嬉しいです。今日の白井選手から出た素晴らしいボールもそうですが、後ろのメンバーがしっかりとつないでくれるからだと思っています。さらに良くなるように続けていきます。
Q:今日は前半からしっかりと前進していた印象ですが、ピッチ内でプレーしている選手の皆さんはどんな感覚でしたか?
相手はそれほど強く取りに来ていませんでしたし、うちの中盤3人がロングボールの回収をしっかりとやってくれたからです。セカンドボールが取れなかった藤枝戦の修正点を中盤の3人がとても強く意識していた結果です。多少の運にも左右されますが、あれだけハードワークしてくれたら僕たちはボールを握れます。

■白井 永地選手
Q:今日の試合を振り返って、感想を聞かせてください。
相手の特徴やプレースタイルははっきりしていたので、その中でどれだけ自分たちの時間を長くするのかを大事にしました。しっかりとボールを動かし、相手に攻撃の機会を与えないようにしようとしました。前半に失点はしましたが、90分を通してやれていたと思います。
Q:やるべきことをやって勝ち切ったと見えますが、ピッチ内ではどのような印象ですか?
そうだと思います。これくらいが基準となってその上に積み上げていくことができれば、ヴォルティスのサッカーはどんどん良くなっていくと思います。全体の連動性もこれからもっと高まると思います。
Q:白井選手自身が大事にしているプレー、求められるプレーはどんなことですか?
まずはチームのバランスを考えることです。相手の前線の人数や、自分に対して誰がチェックに来ているのかを見て、相手のプレスから回避するためのルートになることも意識しています。
Q:次節に向けての抱負をお願いします。
連勝しないと上へは行けないので、次の試合に必ず勝って順位を上げていきたいです。

■森 昂大選手
Q:狙ってオフサイドを取れていた印象があります。ラインコントロールは上手くいきましたか?
監督から事前のスカウティングで、怖がらずにラインを上げられれば、相手のFWが2枚攻め残ると伝えられていました。まずはその2選手のラインを超えることを意識してラインコントロールをしました。そうすれば相手選手を消せるということを強く言われていましたが、その通りになったと思います。
Q:自陣からのビルドアップについても上手く運べましたね。
相手のSHが牽制気味に、左右センターバックの脇に出てきました。そこも分析通りだったので、上手くポジショニングし、相手が出て来られないようにしました。良いポジショニング、そしてビルドアップ、それぞれ上手くできました。
Q:1点ビハインドの状況でハーフタイムに入りました。どんな指示がありましたか?
失点シーンだけが相手の決定機でしたが、それ以外はほとんど僕らがボールを握れました。チャンスはこちらの方に多くありましたし、ハーフタイムはロッカーで「全員で続けていこう。逆転できるチャンスはある」と話していました。
Q:狙い通りの逆転勝利については?
首位相手に逆転勝ちできたことは自信になると思います。しかもホームで、サポーターの前でこのような結果を得られて本当に嬉しいです。良い雰囲気だったと思いますし、応援の力があって逆転勝利という結果を得られました。本当に助けられました。
Q:次節、アウェイ岡山戦に向けての意気込みを聞かせてください。
今回良かった部分を継続して、気になる点を改善・修正したいと思います。選手全員でもう一度トレーニングに臨み、良い準備をして試合に臨みたいです。
