試合日程・結果
2023年07月01日 明治安田生命J2リーグ 第23節
vs ザスパクサツ群馬 | ||||
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0 | 0 前半 0 0 後半 0 |
0 | ![]() |
得点者 | ||
---|---|---|
後半17分
IN : [MF] 20 児玉 駿斗 OUT : [MF] 33 中野 桂太 後半37分 IN : [FW] 15 棚橋 尭士 OUT : [FW] 9 森 海渡 後半37分 IN : [MF] 17 髙田 颯也 OUT : [MF] 39 西野 太陽 後半43分 IN : [FW] 16 渡 大生 OUT : [MF] 10 杉本 太郎 |
交代 |
後半0分
IN : [DF] 2 城和 隼颯 OUT : [DF] 3 畑尾 大翔 後半17分 IN : [FW] 9 北川 柊斗 OUT : [FW] 23 平松 宗 後半17分 IN : [FW] 7 川本 梨誉 OUT : [MF] 5 川上 エドオジョン 智慧 後半31分 IN : [MF] 6 内田 達也 OUT : [MF] 15 風間 宏希 後半41分 IN : [FW] 10 佐藤 亮 OUT : [MF] 17 山中 惇希 |
前半15分
警告 中野 桂太 後半44分 警告 長谷川 雄志 後半46分 警告 白井 永地 |
警告 退場 |
試合会場 | 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム | キックオフ | 19:00 |
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芝状態/グランド | 全面良芝/ | 天候/風 | 曇/無風 |
気温/湿度 | 24.1度/90% | 観客数 | 4043人 |
主審 | 上村 篤史 | 副審1 | 田尻 智計 |
副審2 | 亀川 哲弘 | 第4審判 | 石丸 秀平 |
後半 | 前半 | 前半 | 後半 | |
---|---|---|---|---|
0 | 0 | 得点 | 0 | 0 |
0 | 0 | PK | 0 | 0 |
6 | 5 | GK | 6 | 5 |
1 | 6 | シュート | 2 | 5 |
6 | 6 | FK | 4 | 7 |
5 | 4 | CK | 1 | 2 |
2 | 1 | イエローカード | 0 | 0 |
0 | 0 | レッドカード | 0 | 0 |
2 | 4 | オフサイド | 0 | 0 |
スターティングメンバー
徳島 | チーム | 群馬 |
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ベニャート ラバイン | 監 督 | 大槻 毅 |
1 ホセ アウレリオ スアレス |
G K |
21 櫛引 政敏 |
26 森 昂大 3 石尾 崚雅 13 長谷川 雄志 |
D F | 24 酒井 崇一 3 畑尾 大翔 36 中塩 大貴 |
7 白井 永地 39 西野 太陽 33 中野 桂太 10 杉本 太郎 24 西谷 和希 |
M F | 19 岡本 一真 15 風間 宏希 22 高橋 勇利也 5 川上 エドオジョン 智慧 17 山中 惇希 |
8 柿谷 曜一朗 9 森 海渡 |
F W | 28 長倉 幹樹 23 平松 宗 |
[GK] 21 田中 颯 [DF] 2 田向 泰輝 [MF] 20 児玉 駿斗 [MF] 17 髙田 颯也 [MF] 30 坪井 清志郎 [FW] 16 渡 大生 [FW] 15 棚橋 尭士 |
SUB |
[GK] 42 石井 僚 [DF] 2 城和 隼颯 [DF] 29 田頭 亮太 [MF] 6 内田 達也 [FW] 10 佐藤 亮 [FW] 9 北川 柊斗 [FW] 7 川本 梨誉 |
コメント
■ベニャート ラバイン監督
難しいゲームだったと思います。ここ数試合で群馬は結果を得られていませんでしたが、素晴らしいチームだと思います。守備の場面で自分たちが遅れてしまったり、ポジションを落ちて来た選手に対してはっきりとしたマークが付けないと、相手は大胆に中央へくさびを刺して前進してきました。隙を見せるとやられてしまう怖さがありました。
焦れずにパスを回しながらチャンスを生み出す必要のあるゲームだったと思います。前半に関して言えば、森(昂)選手にボールを付けて前進するというはっきりとした出口が見えていましたが、そこで持ち運び相手の中盤4枚を食い付かせるような場面をなかなか作れませんでした。また、意図した通りになっても、最後のところで急ぎ過ぎ、ラストパスの精度を欠いたりする場面が多くあったと思います。ハーフタイムにそのような点を修正して、75分くらいまでは自分たちがやりたかった押し込み方ができたと思います。ただ、そのような良い状況の中で、自分が判断した交代によって、本来生み出したかった現象をなかなか起こせなくなり、ゲームの流れが少し止まってしまったのは自分の責任だと思います。その時間まで西野選手のところに多くボールが入ったので、そこで仕掛けられる髙田選手をチョイスしましたが、交代後はそこへなかなかボールが入ってきませんでした。試合を振り返ってみても今日の勝点1は妥当なものだったのかなと思います。
Q:前半は相手の長倉選手に良い場所で受けられているように見えました。ハーフタイムで対策は打ちましたか?
システム上、自分たちのインテリオールの背後を狙われるのはゲーム前から予想をしていて、気をつけていた部分でもあります。前半に関してはそのスペースが少し大きくなってしまい、捕まえ切れない場面が多かったように思います。後半が始まる前にはその距離を短くすること、よりアグレッシブに押し出していく守備をすることを全員で確認しました。このシステムをやっている以上、どれだけコンパクトにしても、刺さされてしまうこともあるので、そうなった場合はまずはアグレッシブに奪いに行き、剥がされたらもう一度戻って陣形を整えてブロックを作るということを今後も統一していきたいと思います。
Q:左CBに入った長谷川雄志選手の評価を聞かせてください。
日々のトレーニングを見ていて、彼がしっかりやってくれることはゲーム前から確信していました。シーズンが始まった時、彼には「今のプレースタイルでもうひとつレベルを上げないといけない。もっとプレースピードを速くしてほしい。それができないとレギュラーメンバーとして名を連ねていくことは難しい」ということを直接伝えてから、彼はどんな時も姿勢を変えずに、私が求めた改善点に対して毎日向き合っていたので、今日の素晴らしいプレーは偶然ではありません。
Q:途中出場で攻撃に変化を付けた児玉選手の評価を聞かせてください。
今日は焦れずにボールを持って相手陣へ押し込むサッカーをしなければいけない一日でした。今日彼が見せてくれたレベルの高いプレーで、落ち着きを与えながらも常にボールを動かし、相手をどんどん押し込んでいくゲームをしてくれたと思っています。

■長谷川 雄志選手
自分たちの時間があっただけに、押し込んだ時に決め切りたかったです。逆に相手の時間帯では全員が集中した守備ができていたので、やられる心配は無いと思っていました。
Q:左CBでの出場でしたが、ゲームメイクや対角への長いボールは長谷川選手の武器として発揮できましたか?
狙っていました。でも相手の川上選手がめちゃくちゃ警戒していてポジションを下げスペースを消していたので、対角へは蹴れませんでした。西谷選手へのコースも切られていたのでどのようなプレーが効果的なのかすごく考えました。インテリオールの杉本選手が良い場所で受けてターンしてくれる場面が何度かありましたが、あそこは僕からも付けやすい場所なので、そういう点ではビルドアップでも上手くいったと思います。
Q:危なそうな場面でも長谷川選手がほとんど潰していました。球際も厳しく戦えていたと思います。
苦しい時間が続いていましたが、出場機会を与えてくれた監督やスタッフ、支えてくれた家族に感謝の気持ちを持って試合へ入ったので、そのようなプレーができたのかもしれません。
Q:中盤の3人へ付ける短く正確なパスが印象的ですが、常に3人を見ていましたか?
はい、そうです。相手の右SHが西谷選手を警戒するあまり守備に出て来ないので、余計に杉本選手がフリーになれていました。そこで前に向けるとチャンスになるし、どんどんつけようと思っていました。杉本選手にマークが食い付いても僕がサポートしているので戻せば良いですし、杉本選手もアンカーの白井選手を見ていました。一人がボールを持って考えるよりも、動かしながら考える方が相手にとっても嫌だろうと思います。
Q:相手が前線にかける守備の枚数は多いように見えました。厳しいプレッシャーを感じましたか?
自分の場合は両足で持てるので、それでうまく剥がしたりできました。起点になる白井選手にも「両足で持って付けられる」という話はしていました。僕のところで上手く剥がすと相手の守備矢印は一気に折れてしまうことを知っています。
Q:良い内容の試合を続けながら、勝利という結果が遠く感じています。
やり続けるしかないです。苦しいですが良い時間もあるので、そこの質をもう少し上げていければゴールにも近づくのだろうと思います。守備の時間は全員が集中してプレーできているのでやられる気はしません。その良い守備を攻撃に繋げられるよう、取り組んでいきます。

■児玉 駿斗選手
Q:児玉選手が入って攻撃が活性したように感じました。
前半は両チーム共に動かず堅い印象でした。自分はいつも前を向いてプレーをしたいし、相手はそれが怖いと思うので、空いていれば前の選手へ付けることを意識しています。試合中はそんなことすら考えていませんが、点を取り合うスポーツなのでそのようにすべきだと思っています。試合に出た時は常に今日のようなプレーをしたいと思っています。
Q:勝利できそうな内容を見せながら3試合連続ドローについて、どんな感想ですか?
それは結果であって、チャンスを作らないと勝てません。一発を決め切って勝つ試合があるかもしれませんが、ペナルティーエリアにパスを入れたり、前を向くプレーは必要です。そのプレーでミスをしたとて自分でもう一度守備をできます。今は形にとらわれたりしていますが、実際に前を向いて勝負しなければいけない場面は必ず来ます。そこでミスを考えていてはいけないと思っています。
Q:今日の自身のプレーをどのように評価しますか?
いつも通りです。フリーな場面が多かったです。味方が動いてくれるから出せるのであって、いつでも出せるようなボールの持ち方は意識しています。
Q:連戦となりますが、次節への意気込みを聞かせてください。
良い感じでプレーできていますので、しっかりと準備して、結果に結びつくような試合をしていきます。

■ホセアウレリオスアレス選手
Q:つなぐという点で似たタイプ同士の試合。互いに自分たちの時間を作ったように見えました。試合を振り返った感想を聞かせてください。
いつも通りにボールを持つ時間はありましたが、相手も良いチームでしたし守備はブロックで固めてきたので、そこを崩すのに苦労しました。何度か明らかなチャンスはありましたし、自分たちはボールがある時もない時も、しっかりと試合を運んでいたと思います。ただし、試合を決める最後のプレー、相手エリア内で発揮する決定力が足りなかったと思います。
Q:その難しい試合で勝点1を取れたのは、ホセ選手のセーブがあったからですね。
確かにあの場面(CKからの相手決定機)では止めることができましたが、自分たちは3ポイントを目指していました。よって結果には満足していません。
Q:良い内容での引き分けが続いていますが、3ポイントを取るために必要なことは?
簡単に言うとネットを揺らすことです。作業として簡単ではありませんが、今の自分たちは良い方向へ進んでいます。このまま方向を間違えずにボールをつなぎ、最終的にゴールへ入れることが大切です。
