試合日程・結果
2023年07月09日 明治安田生命J2リーグ 第25節
vs ファジアーノ岡山 | ||||
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1 | 0 前半 0 1 後半 1 |
1 | ![]() |
後半33分
柿谷 曜一朗 |
得点者 |
後半44分
木村 太哉 |
---|---|---|
後半0分
IN : [MF] 30 坪井 清志郎 OUT : [MF] 20 児玉 駿斗 後半31分 IN : [MF] 13 長谷川 雄志 OUT : [MF] 10 杉本 太郎 後半31分 IN : [FW] 15 棚橋 尭士 OUT : [FW] 9 森 海渡 後半46分 IN : [MF] 17 髙田 颯也 OUT : [FW] 8 柿谷 曜一朗 |
交代 |
後半11分
IN : [MF] 42 高橋 諒 OUT : [MF] 14 田中 雄大 後半27分 IN : [MF] 19 木村 太哉 OUT : [FW] 18 櫻川 ソロモン 後半27分 IN : [FW] 8 ステファン ムーク OUT : [FW] 48 坂本 一彩 後半36分 IN : [DF] 15 本山 遥 OUT : [MF] 41 田部井 涼 後半36分 IN : [FW] 32 福元 友哉 OUT : [MF] 22 佐野 航大 |
前半30分
警告 柿谷 曜一朗 |
警告 退場 |
後半11分
警告 田中 雄大 後半30分 警告 田部井 涼 後半37分 警告 本山 遥 |
試合会場 | 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム | キックオフ | 19:00 |
---|---|---|---|
芝状態/グランド | 全面良芝/ | 天候/風 | 曇/無風 |
気温/湿度 | 27.2度/73% | 観客数 | 8293人 |
主審 | 西村 雄一 | 副審1 | 馬場 規 |
副審2 | 池田 一洋 | 第4審判 | 安川 公規 |
後半 | 前半 | 前半 | 後半 | |
---|---|---|---|---|
1 | 0 | 得点 | 0 | 1 |
0 | 0 | PK | 0 | 0 |
1 | 4 | GK | 5 | 5 |
5 | 2 | シュート | 4 | 5 |
13 | 3 | FK | 6 | 2 |
2 | 2 | CK | 0 | 2 |
0 | 1 | イエローカード | 0 | 3 |
0 | 0 | レッドカード | 0 | 0 |
3 | 0 | オフサイド | 1 | 0 |
スターティングメンバー
徳島 | チーム | 岡山 |
---|---|---|
ベニャート ラバイン | 監 督 | 木山 隆之 |
1 ホセ アウレリオ スアレス |
G K |
1 堀田 大暉 |
26 森 昂大 3 石尾 崚雅 4 安部 崇士 |
D F | 16 河野 諒祐 23 ヨルディ バイス 5 柳 育崇 43 鈴木 喜丈 |
7 白井 永地 39 西野 太陽 20 児玉 駿斗 10 杉本 太郎 24 西谷 和希 |
M F | 14 田中 雄大 41 田部井 涼 44 仙波 大志 22 佐野 航大 |
8 柿谷 曜一朗 9 森 海渡 |
F W | 18 櫻川 ソロモン 48 坂本 一彩 |
[GK] 21 田中 颯 [DF] 2 田向 泰輝 [MF] 13 長谷川 雄志 [MF] 17 髙田 颯也 [MF] 18 エウシーニョ [MF] 30 坪井 清志郎 [FW] 15 棚橋 尭士 |
SUB |
[GK] 13 金山 隼樹 [DF] 15 本山 遥 [MF] 42 高橋 諒 [MF] 6 輪笠 祐士 [MF] 19 木村 太哉 [FW] 8 ステファン ムーク [FW] 32 福元 友哉 |
コメント
■ベニャートラバイン監督
ゲーム入りからしっかりやれたと思います。ビルドアップでは白井選手と杉本選手を見つけながら前進することができました。そこへ刺すパスが少しずれた時にカウンターを受けクロスバーへ2度当てられるシーンがありましたが、悪くない前半だったと思っています。
後半はより良い入り方をし、相手のゾーンへ押し込みながらゲームを進め、失った後も速い奪回から連続して攻めるサッカーができたと思います。先制し、そこから2点目、3点目を奪ってゲームを閉めるようなチャンスを多く作りましたが追加点が取れず、逆にセットプレーで勝点を失うゲームとなってしまいました。
Q:立ち上がりから感触は良かったと思いますが、途中からボールを持たされているかのようにも見えました。監督はどう感じていますか?
確かにそのような状況もありました。自分たちの簡単なパスミスから櫻川選手にクロスバーへ当たるシュートを打たれたシーンから、少しバタついた時間が続いた印象です。
Q:後半開始から坪井選手を投入しましたが、何を変えようと考えたのですか?
坪井選手を入れた意図は、相手SBが西野選手に食い付いて来ていたため相手SBとCBの間が大きく割れる場面があったので、そこへランニングし相手の守備矢印を折る前進の仕方をしたかったからです。もうひとつは児玉選手がボールを受ける場面で背後からプレッシャーを受けるシーンがかなり多く、それは彼の得意な形ではありません。坪井選手はしっかりと相手をブロックしてはたいたりターンすることができるという点からのチョイスです。そして後半何度かあったように、奪ったボールを自分が運んだり、相手選手を追い越してゴール前に入っていく迫力やスピードやパワーが彼にはあると思ったので投入しました。
Q:リーグ戦を折り返しましたが、勝ち切れない状況が続いています。順位的に勝点1も重要な今、どのようなことを考えながら戦いましたか?
折り返しを過ぎ、自分たちは勝点に対してもっとこだわっていかなければいけない状況で、それは選手とも共有していますしそのように進んでいます。選手にも以前に話しましたが、前半戦の多くの引き分けは自分たちが引き分けに持っていったというより、勝っているゲームを引き分けにしてしまった数の方が多かったです。勝点1を選ぶという戦い方ではなく、勝ち切るために、勝っているゲームをそのまま閉めるということにこだわってやっていきます。

■柿谷曜一朗選手
このような試合展開が続いているので、シーズン序盤とは違った苦しさがあります。
Q:試合運びは前節からとても改善されていたように思います。柿谷選手が各選手へアドバイスをしたと聞きました。
岡山も力のあるチームなので、準備したことだけで倒せる相手ではないし、ピッチレベルで選手が感じて実行できるようになっていかないと、この先きついと思っています。監督もチームの成長はそういうところだという話をしています。試合によって違いますが、後ろからつなぐという自分たちの持ち味を出すためにも自分たちの背後への動きが必要です。効果的にボールを引き出す回数が増えれば後ろはビルドアップしやすくなると思います。そういうことを一人ひとりが感じる必要があると思っています。
Q:今日の得点で今季7点目、クラブにとってはJ2通算850ゴール目のメモリアルゴールでした。
得点場面は相手の攻撃を凌ぎながらチャンスをしっかりとモノにできました。
最後のセットプレー以外は本当に全員が集中して守っていました。でも、いつまでも「あのセットプレー以外」や「あのミス以外」と言っていては本当に取り返しのつかないことになるということを、もっと選手が理解しなければいけないです。もちろん危機感を持ってやっていますが、サポーターの方がもっと理解しているのではないかとさえ思いました。
試合後にスタンドから様々な意見を聞きましたけど、ファン・サポーターは僕たちと一緒になって、時には僕たち以上に危機感を持って応援してくれています。今のままではいけないということを自覚し、僕たち選手が奮い立って残り試合を戦います。そしてこういう試合になっても、もしくは勝っても、ポジティブに次の試合に向けて顔を上げてやっていくスタンスは変わりません。苦しい状況ですが、チーム、スタッフ、ファン・サポーターが互いを信じてひとつになり、この状況を乗り越えていければと思います。

■森昂大選手
前半はボールを握って支配する展開を準備していたのですが、プレスのところで上手くはまらなくて、逆に相手にボールを握られチャンスを作られてしまいました。でも何とか耐えたことで後半は自分たちが攻撃でも守備でも主導権を握り決定機を作れました。せっかく先制したのにこういう形で引き分けて率直に悔しいです。
Q:後半は入りからとても良いプレーが続きましたが、前半と変えた点はどこですか?
プレスのところでは少し修正を入れたことで改善されました。攻撃に関して言えば、相手を揺さぶり隊形を伺いながら、自分たちは幅と深さを使うことを意識していました。それが上手くいったのであのように押し込む展開になったと思います。
Q:森選手自身、前方へ刺す縦パスが効果的に出ていたように思います。
前線に上手い選手が揃っているので、出せる時はできるだけ付けてあげて、上手い選手の特徴を出すサポートをしたいと思っています。また、縦パスが入ることで攻撃のスイッチも入ります。
Q:結果的に追いつかれて悔しいドローとなりました。勝点を少しでも積み上げたい中、残り試合をどのような気持ちで戦いますか?
ホームの清水戦も最後の最後でセットプレーから追い付かれました。良い試合をしていながらあのような失点で勝点を取りこぼしているのは自分たちの弱さでもあります。セットプレーでは全員が責任をもって、集中して対応しなければいけないと思います。これから先にもっと上の順位へ行くためには、こうやって勝点を落としているようではダメです。良い試合をしている時こそ守り切ったり追加点を取るだったり、その姿勢を強く出していかなければいけないと思っています。

■棚橋尭士選手
Q:ピッチに入る前にどんな指示がありましたか?
相手のハーフラインが疲れていたので、背後のスペースをどんどん取っていけと指示がありました。
Q:棚橋選手がピッチに入ってからかなりいい形が作れていたと思いますが、ここを変えられたなという実感はありますか。
あまり実感はありませんが、限られた時間の中でも「勝つんだ」という気持ちを出すことを常に意識しています。もちろん結果も大事ですが、とにかく積極的にプレーすることを考えてやっています。
Q:得点につながったシュートシーンは、最初から狙っていましたか?
シュートを打てば絶対に何か起こると思ったので、まずはシュートを打つことを意識してピッチに入りました。あの場面はシュートしか考えていなかったです。入らなかったですが、最後詰めてくれた柿谷選手に感謝しています。
Q:ゴロのようなシュートも意図的でしたか?
ボール受けてから、まずはペナルティーエリアに入ることを意識しました。相手と1対1の場面だったので、タイミングをずらして枠内にシュートしようと考えていました。
Q:勝点1という結果で終わってしまったことについて、どう感じていますか?
勝負弱いということをすごく感じています。先制してからも2点、3点叩き込んで沈めるぐらいの勢いをもっていないといけなかったと思います。セットプレーはここ最近やられているので、ここから修正することは当たり前ですが、勝負弱いなと思います。
