試合日程・結果
2023年09月10日 明治安田生命J2リーグ 第34節
vs いわきFC | ||||
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2 | 1 前半 0 1 後半 0 |
0 | ![]() |
前半23分
石尾 崚雅 後半45分 内田 航平 |
得点者 | |
---|---|---|
前半35分
IN : [FW] 9 森 海渡 OUT : [FW] 16 渡 大生 前半38分 IN : [MF] 15 棚橋 尭士 OUT : [MF] 22 ルイズミ ケサダ 後半0分 IN : [MF] 39 西野 太陽 OUT : [FW] 8 柿谷 曜一朗 |
交代 |
後半0分
IN : [FW] 17 谷村 海那 OUT : [FW] 20 永井 颯太 後半0分 IN : [MF] 19 岩渕 弘人 OUT : [MF] 14 山口 大輝 後半15分 IN : [FW] 18 吉澤 柊 OUT : [FW] 10 有馬 幸太郎 後半27分 IN : [MF] 22 加藤 悠馬 OUT : [FW] 11 有田 稜 |
後半17分
警告 西野 太陽 |
警告 退場 |
前半12分
警告 家泉 怜依 後半32分 警告 谷村 海那 後半39分 警告 嵯峨 理久 |
試合会場 | 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム | キックオフ | 19:00 |
---|---|---|---|
芝状態/グランド | 全面良芝/ | 天候/風 | 曇/無風 |
気温/湿度 | 26.7度/68% | 観客数 | 4799人 |
主審 | 佐藤 誠和 | 副審1 | 松井 健太郎 |
副審2 | 緒方 孝浩 | 第4審判 | 西山 貴生 |
後半 | 前半 | 前半 | 後半 | |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | 得点 | 0 | 0 |
0 | 0 | PK | 0 | 0 |
2 | 5 | GK | 2 | 4 |
5 | 6 | シュート | 2 | 3 |
8 | 13 | FK | 3 | 9 |
3 | 1 | CK | 3 | 2 |
1 | 0 | イエローカード | 1 | 2 |
0 | 0 | レッドカード | 0 | 0 |
0 | 1 | オフサイド | 1 | 1 |
スターティングメンバー
徳島 | チーム | いわき |
---|---|---|
吉田 達磨 | 監 督 | 田村 雄三 |
1 ホセ アウレリオ スアレス |
G K |
21 高木和 徹 |
3 石尾 崚雅 6 内田 航平 26 森 昂大 |
D F | 8 嵯峨 理久 2 石田 侑資 4 家泉 怜依 6 宮本 英治 |
7 白井 永地 54 永木 亮太 24 西谷 和希 22 ルイズミ ケサダ 37 浜下 瑛 |
M F | 33 下田 栄祐 24 山下 優人 14 山口 大輝 |
8 柿谷 曜一朗 16 渡 大生 |
F W | 11 有田 稜 20 永井 颯太 10 有馬 幸太郎 |
[GK] 21 田中 颯 [DF] 32 外山 凌 [MF] 27 櫻井 辰徳 [MF] 39 西野 太陽 [MF] 10 杉本 太郎 [MF] 15 棚橋 尭士 [FW] 9 森 海渡 |
SUB |
[GK] 31 鹿野 修平 [DF] 30 黒宮 渉 [MF] 25 芳賀 日陽 [MF] 19 岩渕 弘人 [MF] 22 加藤 悠馬 [FW] 17 谷村 海那 [FW] 18 吉澤 柊 |
コメント
■吉田達磨監督
今週4日間、チーム全員で準備をしてきました。今朝も徳島スポーツビレッジでは僕が選ばなかった選手たちが良いテンションと強度でトレーニングをしていました。それは「今日の試合に出る選手たちは責任を果たさなければ」と思わせてくれるものでした。
試合は前後半共にいわきさんのアクションの多さ、飛び出してくる回数やクロスの上がるタイミングというものに裏を取られてしまうシーンもありました。しかしそういう時にはチームとしてどうするのか、個人として何をするのかということを、選手たちはピッチ内で声を掛け合いながら忠実に実行してくれたと思います。
前半にアクシデントで二人交代させることになりましたが、このようなゲームを勝っていく、ポイントを取るということは、我々の順位とここまでランニングしてきた経緯から考えるととても大きなことだと思います。スタジアム全体が青く見えるような景色(応援)の中で戦えたこと、また今日発表された新しいエンブレムを見て、選手も心新たにこのピッチで戦うのだ、このエンブレムを持って今シーズン走り抜くのだということを感じているかもしれません。このような雰囲気を作ってくれたファン・サポーターの皆さん、そしてクラブに感謝しています。
勝って反省するというのはプロチームとして最高なことです。勝ったけど締め直さなければいけない所や改善点を修正して、次のゲームに臨みたいです。次は大分、プレーオフを争っているチームであり、昨日は0-2をひっくり返されて負けたということを考えると、おそらく彼らのホームでかなりタフに向かって来るでしょうから、僕たちもしっかりと良い準備をして大分へ乗り込みたいと思います。
Q:相手のシステムは想定した通りでしたか?
システムは想定していた通りでした。柿谷選手やSBに対するマークの付き方については、頻繁に変えてきたという印象はあります。
Q:前半のうちにアクシデントで2回の選手交代がありました。後半へ向かうにあたり、ハーフタイムではどのようなことを考えましたか?
ベンチでも甲本コーチと話し合いました。今日の柿谷選手は攻守に渡って本当に素晴らしくて、チームの戦術的な動きも献身的にやってくれていました。また誰もが求めている「違い」を見せる部分について、今日は基本的なテクニックで見せていましたし、柿谷選手でなければ出せないようなワンタッチのパスを見せてくれました。替えたくなかったので何とか乗り切らせようと考えたのですが、二人をアクシデントで交代させなければいけなくなった所で、次を見越した訳ではありませんが、リードしていましたし、カウントされない交代枠で柿谷選手を交代させました。
Q:アクションの多い、いわき相手に無失点でした。どこが良かったと思いますか?
深い位置に入られてクロスを上げられたり、斜めのランニングを仕掛けてくるのはわかっていたので注意をしていました。しかし矢継ぎ早に入れてくるというか、僕らが一呼吸つきたいところで入れてくるところに苦しみましたので、ワンタッチで背後を狙われることには修正が必要だと思っています。ただ、崩された後の対応に関して言えば、守るべき場所に人が帰っていましたし、決定的なシュートもホセがストップしてくれました。一瞬の隙を突かれた印象があるので、次に向けて良い準備をしておきたいと思います。
質問の答えになっていないかもしれませんが、守るべき場所に人がいる、作られた決定機もGK含めて守り切る、それらを選手同士で管理しあえていることが無失点の要因ではないかと思います。
Q:吉田監督にとってはホーム初采配でホーム戦としては初勝利。同時に、J参入後に過去5回あったこの日(設立記念日9/10)の試合は未勝利で、6度目の今回がクラブにとっても初勝利のはずです。
先にそれを聞かないで良かったなと思います(笑)。僕は一人でここに来て、ジンクスとか過去の勝敗とかを何も意識せずにいることがチームの力になっていくと思っています。今日を勝利で終えられて花を添えられたことは監督として嬉しく思います。

■内田航平選手
全員で耐えましたし、意思疎通というか、すごくまとまりのあったゲームだと思います。
Q:無失点で終えられたのは、どの辺が良かったからだと思いますか?
監督が代わってから守備のオーガナイズが整理されてきたと思います。まず基本に立ち返るじゃないですけど、2列目は中を閉めて中央のエリアを消しています。危ないところを消すというのを一番にしているので、ピンチになる回数や確率が低い中でプレーできていると思います。
Q:以前と比べてどのような違いがありますか?
以前はすごく間延びしている時もあり、前に行きたいけど後ろは行けないという場面が多くありました。でも今はそこがなくなって、行けない時はコンパクトにし、むやみに追いかけることがなくなりました。その分持たれる時間は長くなりましたが、安定して試合を進めるというのであれば、後ろの人間としては今のやり方が合っていると思います。
Q:「得点機会の少ないポジションなので、取れれば嬉しい」というコメントがありました。今日はどんな気持ちですか?
得点できたことは嬉しいです。あの時間帯に取りたいとずっと思っていたので、誰でもいいから点を取ってくれと祈っていました。最後は相手もロングボールを蹴り込んできますが、その時に事故が起きるので、2点目で仕留めるというのが理想だと思っています。カウンターでもチャンスがありましたが、今後はあのようなところで刺せるようにしたいです。

■永木亮太選手
立ち上がりは相手の勢いに押される苦しい展開の中で時間が進みました。そこで失点しなかったことで徐々に自分たちのペースに持ってこれて、チャンスも何度か作れました。そこで1得点できたことは、あのようなゲーム内容の中では良かったと思います。
怪我人が出てイレギュラーな中でバタバタした部分もありましたが我慢するところは我慢して、後半は自分たちのペースで戦えた時間も多かったですし、交代選手が入って違った流れを作ってくれたと思います。そして最後には内田選手がダメ押し点を決めてくれて、勝ちに値する試合ができたと思います。
Q:早い時間帯での選手交代やシステム変更で、ピッチ内に混乱はありませんでしたか?
選手たち同士はコミュニケーションを取れていましたし、そこはスムーズに移行できたと思います。
Q:アクションの多いいわきに対して、準備したり確認したりしたことはどこですか?
サイドをえぐってクロスあげるのが多いチームです。やられた部分はありましたけど、最後のところで体を張って失点をゼロに抑えたことは良かったと思います。ロングボールが多くなるという話も聞いていたし、スカウティングのおかげでダイナミックに攻撃してくるチームだとわかっていたので、それらを予測して守れていました。
Q:無失点で勝点を積み上げ雰囲気も良いと思います。残りの試合に向けたコメントをお願いします。
変わらず、一試合一試合に向けて良い準備をし、心身のコンディションを整えてやっていくだけです。今は負けていない試合が続いて良い流れができています。怪我人が出たことは残念ですが、この流れに乗って気を引き締め頑張ります。

■西野太陽選手
アクシデントのあった前半は、なかなか自分たちの時間を作れずにいました。後半の頭から出ることになり、やるべき役割は言われていました。それを上手く体現できて、試合の流れを良い方向へ持って行けたと思います。
Q:求められた役割とはどのようなものでしたか?
シャドーとしての守備は、行くところと行かないところをはっきりさせることです。前半はサイドを突破される回数が多かったので、まずは中を閉めるというポジショニングを取り、牽制しながら狙っているサイドでボールを奪い返すということです。
攻撃では白井選手と西谷選手がボールをつないでできた空いたスペースに顔を出して受けるように言われていました。
Q:パス&ゴーなど、すごく楽しそうにプレーしているのが印象的でした。
個人的にも中央の前でプレーするのは久しぶりだったので、とにかくサッカーを楽しみながらプレーしました。ゴールに迫るプレーも多くできたし、良かったと思っています。
Q:残り8試合、どのように臨みますか?
この勢いを止めることなく、今日の勝利を無駄にせず、次の試合も勝って少しでも上の順位へ行けるように頑張ります。
