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試合日程・結果

2023年11月04日 明治安田生命J2リーグ 第41節

試合終了

vs 藤枝MYFC
0

0 前半 0

0 後半 0

0
得点者
後半27分
IN : [DF] 32 外山 凌 OUT : [DF] 2 田向 泰輝
後半27分
IN : [MF] 17 髙田 颯也 OUT : [FW] 11 杉森 考起
後半31分
IN : [FW] 16 渡 大生 OUT : [MF] 10 杉本 太郎
後半31分
IN : [MF] 30 坪井 清志郎 OUT : [FW] 9 森 海渡
交代 前半39分
IN : [] Array OUT : [DF] 24 中川 創
後半20分
IN : [MF] 13 大曽根 広汰 OUT : [FW] 10 横山 暁之
後半33分
IN : [FW] 77 中川 風希 OUT : [FW] 28 矢村 健
後半47分
IN : [MF] 6 新井 泰貴 OUT : [FW] 11 アンデルソン
前半25分 警告 田向 泰輝
前半26分 警告 杉本 太郎
前半46分 警告 森 昂大
警告
退場
前半4分 警告 中川 創
前半39分 警告 中川 創
後半38分 警告 北村 海 チディ
試合会場 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム キックオフ 14:00
芝状態/グランド全面良芝/ 天候/風晴のち曇/無風
気温/湿度24度/53% 観客数8004人
主審大坪 博和 副審1竹田 明弘
副審2鶴岡 泰樹 第4審判廣瀬 成昭
後半 前半   前半 後半
0 0 得点 0 0
0 0 PK 0 0
6 2 GK 5 10
10 6 シュート 5 5
5 7 FK 6 3
3 2 CK 1 2
0 3 イエローカード 2 1
0 0 レッドカード 1 0
0 2 オフサイド 1 0

スターティングメンバー

徳島 チーム 藤枝
吉田 達磨 監 督 須藤 大輔
1 ホセ アウレリオ スアレス
G K 41 北村 海 チディ
26 森 昂大
5 石井 秀典
2 田向 泰輝
D F 24 中川 創
2 川島 將
3 鈴木 翔太
7 白井 永地
54 永木 亮太
39 西野 太陽
24 西谷 和希
10 杉本 太郎
M F 22 久富 良輔
7 水野 泰輔
26 西矢 健人
27 榎本 啓吾
11 杉森 考起
9 森 海渡
F W 11 アンデルソン
10 横山 暁之
28 矢村 健
[GK] 21 田中 颯
[DF] 32 外山 凌
[MF] 27 櫻井 辰徳
[MF] 37 浜下 瑛
[MF] 17 髙田 颯也
[MF] 30 坪井 清志郎
[FW] 16 渡 大生
SUB [GK] 31 上田 智輝
[DF] 5 小笠原 佳祐
[MF] 6 新井 泰貴
[MF] 13 大曽根 広汰
[MF] 30 前田 翔茉
[FW] 17 平尾 拳士朗
[FW] 77 中川 風希

コメント

text by ヴォルスタ


■吉田 達磨監督
ホーム最終戦ということでたくさんのファン・サポーターに来てもらい、天気も晴れてこの陽気、互いに残留が決まった中で思い切ったサッカーができるといういろいろな背景がありました。また試合は0対0という結果でしたが、互いにチャンスを作り、前半の途中で藤枝の選手が退場になるという出来事があり、10人になった相手に対して、カウンターに気を付けながら僕たちがボールを前に運ぼうとする展開であったと思います。
最後の質というのはよく言われることですが、僕も選手もそう思いながら今日は試合が終わってしまいました。ボールはひとつですし、重さも同じですし、ピンチになったりチャンスになったりする決定機に関して人数はさほど関係ないということをハーフタイムに選手と共有しました。例えばクロスのところでシュートを打つとか、シュートを打つべきところで少し時間がかかってしまうとか、そういったズレというかチグハグさはトレーニングがしっかりできていないのだと痛感しています。
とはいえ選手は最後までよく走ったと思いますし、相手が幾つかのポイントに人数を集めてきたり変化を付けてくる中で、しっかりと対応し決定機まで運んだという点では、選手の姿勢や走ったこと、スペースを見つけ出すコンビネーションは称えたいと思います。ただし最後をこじ開けないと勝点3は取れませんから、その部分の質やパワーは今日の悔しい残像を残しながら、次の秋田戦に向けて改善したいと思っています。
 
Q:攻撃面での課題は残りましたが、無失点で終えた結果はどのように評価しますか?
 
はい、とても集中していたと思います。相手の矢村選手、アンデルソン選手はオフサイドポジションを取りながら、特に左サイドから横山選手、榎本選手にFWの1枚が絡んでくるのでそこに枚数が多くいて対応するのはなかなか難しく、前半はずっと気持ち悪い状態でいたと思います。それでも、もちろんシュートは打たれますけど、決壊するというか、崩れてしまう場面は今日の試合ではほぼありませんでした。長崎戦は少しありました。磐田戦はカウンターでやられましたが、守備の決壊はほとんどなく、バイタルエリアを使われたのは90分を通して1回でした。チームは着実に成長しています。今日、ネットを揺らされずに終えられたのは手応えとして良いものであると思いますし、選手も自信になると思います。今日は内田選手の代わりにも石井選手が出場しましたが、最後の最後までコンパクトさをキープして、相手の鋭さを警戒しながら適切にプレーしてくれていました。
 
Q:最後の質の部分、来季以降に選手を替えないと難しいのか、それともトレーニング次第で今の選手たちが高められるのか、どうお考えですか?
 
どこへ入っていくのか、場所を取るということに関してはトレーニングで十分積めると思います。クロスをいつ入れるのかに関してもトレーニングで改善していけると思います。ただそれ以外の、決定機と言えるほどではないチャンスを決めることに関しては、上に行くためには違った力が必要なのかもしれませんし、そういうチームが勝っていきますが、今僕にできることやチームにできることは、回数を増やしていつ、どこを、どんなふうに取っていくのかというところを突き詰めることであり、それは今のメンバーなら十分可能だと思っています。
 
Q:後半はかなり押し込む時間が多く、右は杉森選手と西野選手のコンビネーション、左は西谷選手の個の力で形を作っていましたが、引いた相手に対してポケットを取る動きや侵入していこうとする選手がいないような印象を受けました。監督はどのように感じていますか?
 
相手は10人になったので、おっしゃる通りに右は西野選手が、左は西谷選手が幅を取り僕たちのパワープレーという状況を作りましたが、ニアゾーンやボックスに入っていく動き、質、タイミングは合わなくなると走らなくなってしまいます。ここまでの数試合はかなりスムーズにできていたのですが、逆に今日は僕の方から「詰まったらサイドを変えよう」「ボールを動かそう」というような指示を出したので、数試合で上手くいきかけていた流れをもしかしたら摘んでしまったかもしれません。
 
Q:前半の立ち上がりはひっくり返してのカウンターで森(海渡)選手にチャンスが来ました。その後も森(海渡)選手を使いながら、特に永木選手からの配球でチャンスが生まれていたと思います。保持型でグラウンダーばかりではなく、相手を見ながらひっくり返せるときは狙おうという攻撃をトレーニングから落とし込んでいるのですか?
 
ボールを保持しようとする中で長いボールを使ったりひっくり返すことへの罪悪感を、僕も指示しながら感じます。しかし、まずは大きなスペースをダイナミックに使っていくのはセオリーなので、よい着地点を見つけながら進めてきました。今日も前線の選手に「急に来るチャンスはけっこうあるよ」と伝え、できたスペースへダイナミックに走り決定機を作ろうとしました。



■石井 秀典選手
Q:今日の試合の感想を聞かせてください。
 
自分たちがやりたいことというのはかなり表現できたと思うし、相手の退場もあって、より自分たちのやりたいことができるようになったんですけど、最後のところの質であったり、どうやって相手の隙をもっと作るかというところは足りなかったかなと思います。
 
Q:先発での出場を聞いた瞬間、どのような思いがありましたか?
 
このタイミング(引退)で出られるのは正直「持っているな」と思いました。(監督は)そういうタイミングは関係なく使ってくれたと思いますが、僕にとって大事なタイミングで使ってもらえました。いつも全力で、そしてこれが最後だと思ってプレーしていましたが、今日はやっぱり力が入りましたね。ウオーミングアップ時にファン・サポーターから送られた応援にも感じるものがあったりして、どうやって自分を落ち着かせるかということをずっと考えていました。
やっぱりうれしかったし、少し寂しい気持ちもありましたが、本当に今日に後悔はないです。でもやっぱりサッカーをもっと続けたいなという気持ちが出ましたね。大好きなフットボールはやめられません。本当に楽しいし、本当に幸せです。ヴォルティスに限らず、現役の選手たちは、今プロでできていることに幸せを感じて、今を必死に生きてほしいなと改めて感じました。
 
Q:ラストプレーで攻撃参加したので、得点できそうな雰囲気さえもありました。
 
最後はみんなも貪欲にゴールを狙っていました。ちょうどいいところにボールが来たと思いましたけど、何人かがボールに突っ込んできたので、ちょっと遠慮してしまった部分もありました。
 
Q:試合後のセレモニーでは感極まる場面もありましたね。
 
そうですね。でも、泣かないでスタンドのファン・サポーターの人達の顔をちゃんと見られたのでよかったと思います。
 
Q:残り1試合への意気込みを聞かせてください。
 
いい準備をして、頑張ります。アツく戦います。
 



■田向 泰輝選手
石井選手にとってホームでのラストゲームだったので、勝利を届けてあげたかったのですが残念です。僕にとってはいろいろなことを学ばせてもらった尊敬すべき人物です。
 
Q:相手に退場者は出ましたが、立ち上がりからオーガナイズされた守備を見せられたのではないですか?
 
概ね自分たちが想定していたような形で進められました。相手も前に出てきてくれていたのでその後ろにスペースを見つけられて、準備していた形で何度かのチャンスを作ることができました。逆に相手が退場者を出したことで割り切ったサッカーをされてしまい、ポゼッション的には優位になりましたが、同数の時の方がもしかしたらチャンスを多く作れたかもしれません。
 
Q:ここ数試合、攻撃も守備も改善がなされ、チームとして機能しているように見えますが、その点の手応えはありますか?
 
これまでは自分たちで問題を解決する局面が多く、自分たちの力不足もあり、そこまでたどり着けませんでした。今は吉田監督が中心となって改善点を整理し、進む方向を明確に提示してくれて、その改善を前向きに取り組ませてくれています。そういうことが、少しずつではありますが、終盤にかけて良くなった要因だと思います。
 
Q:次節は今シーズンのラストゲームです。良い形で締めくくり、来シーズンへつなげなければいけませんね。
 
そうです。チームとしてはまさにその通りで、積み上げていくものを表現するだけです。個人については石井選手も言っていましたが「今日の試合が最後になっても悔いを残さない。自分たちに次が保証されているわけではないが、それを勝ち取るために開幕戦でも最終戦でも常に自分の力を見せなければいけない。それがプロの世界だ」ということで、その中でチームとしてつながっていくことがヴォルティスの強みです。個人の頑張りや思いをしっかりつがっている試合を次節でも見せたいです。



■西野 太陽選手
前半のうちに相手が退場者を出し、自分たちが保持して押し込む時間が長くありましたが、決め切るという点で質を見せられず、課題を残した残念なドローです。
 
Q:今日も本来のポジションではないSBでの出場でしたが、試合経験を重ねながらいろいろなことを吸収したシーズンになったのではないですか?
 
そうですね。時間帯や状況を見極めての攻撃や守備のプレー選択を強く意識するようになりました。そんな中で、攻撃参加した時は思い切って自分本来のプレーを出し、守備の場面では相手との距離や粘り強く守ることを学びました。サッカー選手として大きくなれた一年だと思います。
 
Q:今日はホーム最終戦でした。シーズンを通して勇気を与えたくれたファン・サポーターにひと言お願いします。
 
どんな時も支えてくれた皆さんには感謝しかありません。これを結果で返してきたのがヴォルティスの伝統です。今シーズンは不甲斐ない結果でしたが、強い徳島を取り戻すために期待してもらいたいです。
 
Q:そういう意味でも次節(秋田戦)は絶対に勝利しかないですね。
 
終わり方はすごく大事なので、成長につながるような良いサッカーをして、同時に結果も勝ち取りたいです。


公式ファンサイト ヴォルティススタジアム

試合後の監督記者会見コメント、選手コメントはクラブ公認ファンサイト「ヴォルティススタジアム」により、提供されています。なお、「ヴォルティススタジアム」では、監督記者会見はもちろん選手5名以上のコメントが試合当日に掲載になります。「ヴォルティススタジアム」にぜひご登録いただき、ご覧ください。

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