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試合日程・結果

2023年11月12日 明治安田生命J2リーグ 第42節

試合終了

vs ブラウブリッツ秋田
1

0 前半 0

1 後半 1

1

後半49分   森 海渡
得点者 後半3分  オウンゴール
後半11分
IN : [MF] 17 髙田 颯也 OUT : [FW] 15 棚橋 尭士
後半20分
IN : [FW] 16 渡 大生 OUT : [MF] 11 杉森 考起
後半20分
IN : [DF] 2 田向 泰輝 OUT : [MF] 39 西野 太陽
後半38分
IN : [MF] 30 坪井 清志郎 OUT : [DF] 32 外山 凌
交代 後半28分
IN : [FW] 15 丹羽 詩温 OUT : [FW] 40 青木 翔大
後半28分
IN : [MF] 14 三上 陽輔 OUT : [MF] 9 中村 亮太
後半28分
IN : [FW] 17 梶谷 政仁 OUT : [FW] 29 齋藤 恵太
後半32分
IN : [MF] 10 沖野 将基 OUT : [FW] 8 畑 潤基
後半41分
IN : [MF] 23 田中 裕人 OUT : [MF] 6 諸岡 裕人
前半30分 警告 永木 亮太
警告
退場
後半48分 警告 才藤 龍治
試合会場 ソユースタジアム キックオフ 13:00
芝状態/グランド全面良芝/ 天候/風雨/無風
気温/湿度4.3度/90% 観客数3375人
主審上原 直人 副審1木川田 博信
副審2宮原 一也 第4審判辛島 宗烈
後半 前半   前半 後半
1 0 得点 0 1
1 0 PK 0 0
4 3 GK 2 8
9 3 シュート 7 5
3 6 FK 5 6
3 1 CK 5 3
0 1 イエローカード 0 1
0 0 レッドカード 0 0
0 0 オフサイド 1 0

スターティングメンバー

徳島 チーム 秋田
吉田 達磨 監 督 吉田 謙
21 田中 颯
G K 31 圍 謙太朗
26 森 昂大
6 内田 航平
32 外山 凌
D F 22 髙田 椋汰
3 小柳 達司
5 河野 貴志
13 才藤 龍治
7 白井 永地
54 永木 亮太
39 西野 太陽
24 西谷 和希
11 杉森 考起
M F 6 諸岡 裕人
25 藤山 智史
9 中村 亮太
15 棚橋 尭士
9 森 海渡
F W 8 畑 潤基
29 齋藤 恵太
40 青木 翔大
[GK] 31 長谷川 徹
[DF] 5 石井 秀典
[DF] 2 田向 泰輝
[MF] 27 櫻井 辰徳
[MF] 17 髙田 颯也
[MF] 30 坪井 清志郎
[FW] 16 渡 大生
SUB [GK] 1 山田 元気
[MF] 23 田中 裕人
[MF] 14 三上 陽輔
[MF] 16 井上 直輝
[MF] 10 沖野 将基
[FW] 15 丹羽 詩温
[FW] 17 梶谷 政仁

コメント

text by ヴォルスタ


■吉田 達磨監督
急に寒くなり、最終戦が秋田というアウェイの地でしたが、その中でも僕たちのサポーターの皆さんが駆けつけて声を出して、ずぶ濡れになりながら最後まで応援していただけたことには本当に感謝しかないです。
 
苦しいシーズンだったと思います。ホームでもアウェイでもなかなか勝利を届けられず、悲しかったり辛かったり苛立ったり、時には怒りだったり、そういった感情と共に走ってきたシーズンだったと思います。そういったサポーターの皆さんの前で一緒にシーズンを終えました。
 
試合としては、秋田さんの圧力もありました。シンプルな攻撃に苦しんだわけではありませんが、そういった展開になること、前半は選手達のエネルギーが見えにくかったと思いますが、選手達は狙いを持って戦ってくれました。後半、早い時間帯にセットプレーから1点を取られてしまいましたが、その後リスクを負って攻めに転じた姿勢は、これまでなかなかお見せできなかった姿勢や勢いであり、質だったんじゃないかなと思います。ただ質ということに関して言えば、最後の質はさらに練度を上げていかなければいけない。練度を上げるためには、それを繰り返していくことが必要だと思います。そこに関して言えば、秋田さんが何年も積み上げてきたものには練度があって、僕たちにはそういった学びがあった試合だった思います。
 
ただ今日の選手のファイティングスピリット。ちょっとしたケガなどのアクシデントもあり交代カードが4枚しか切れませんでしたが、4人の選手達がそれぞれがパフォーマンスを見せてくれましたし勢いを出してくれました。残念ながら今シーズンは次の試合がありませんが、もし次の試合があれば、と思わせてくれるようなプレーぶりでした。ピッチに立った15人だけでなく、ベンチ入りの18人、引いては徳島にいるメンバー全員でこの勢いや質を作り上げられたことは、彼らの今後であったり、チームやクラブの今後につながってくるんじゃないかと思います。
 
いい結果ではなかったですが、見せたいい姿勢を選手達は忘れずに持ち続けて、来季こそはいい戦い、いいパフォーマンス、そして勝利を皆さんにお届けできるように頑張れたらと思います。
 
Q:残り11試合の段階で就任して勝点を積み上げてJ2残留に導きました。ご自身の評価を教えてください。
自分で自分自身の評価をする職業でもないのでなかなか難しいところです。もっと勝てたと思いますし、よく勝てたとも思います。試合というのは必ずしもいいパフォーマンの時に勝つわけでもないし、パフォーマンスが悪かったから負けるわけでもないです。サッカーというスポーツの難しさを改めてこの徳島ヴォルティスで指揮を執らせていただいて感じています。評価というよりはサッカーって難しいし面白いなと、たくさんの学びがあったこの11試合でした。
 
Q:特に守備陣にケガ人が相次ぎ選手のやりくりが大変だったと思いますが?
タフな戦いになるということはオファーの話をいただいて、いろいろなイメージをしていました。残りのカードを見た時に、タフな仕事になることはわかり切っていました。そのポジションに選手がいないと考えるよりも、どうするかとか今の自分たちにとって何がベストなのか、それはおそらく僕たちの大事な仕事というか思考の仕方だと思います。ただタフではありました。
 
Q:先ほど『来季はもっといい試合をしたい』ということでしたが、来季も導いてくれたらいいなと思いますが、オファーが来た場合は来季も徳島を率いてくれますか?
そこらへんは契約のことですし、いろいろな方々の思いや契約事という中では、今ここでお答えすることは本当に難しいです。そう言っていただけるのは嬉しいですしありがたいですが、厳しい状況の中で僕にオファーをくれたことへの大きな感謝もあります。選手達も短い期間だったのでコミュニケーションを取り切れなかった心残りというか、僕のスタイルとしての悔しさはありますが、来季についてはここでは何も言えることがないです。
 
Q:試合について聞かせてください。サイドを狙った意図は何度か見えましたが監督としてはいかがでしたか?
サイドに起点を作って突破してクロスを入れたり、もう一つゴールラインの近くまで持っていくことに関しては、何回もそういったシーンはありました。途中から何かを変えてそういったシーンを作り出すということで言えば十分だったかなと思います。その先の質はもう一つでしたが、選手達は狙いを理解してやってくれたと思います。
 
Q:後半の10分頃に吉田監督が身振り手振りで裏を狙う仕草をしていましたが、そういった狙いがあったのでしょうか?
試合中のことなのでその瞬間その瞬間でいろいろあります。ただ裏を取ることはサッカーにおいてなくてはいけないことなので、僕たちが忘れがちというか、クラブの文化として組み立てやビルドアップに重きを置いているので、裏を取るから違うことが起こしたりやりやすくなるので、そのアクションが足りなかったということだと思います。
 
Q:ハーフタイムにはどんな指示をしましたか?
それほど沢山の指示は出していません。こういう試合では無駄なファウルをしてはいけない、あとはサイドのコンビネーションとか、そのくらいのことは言いましたが、今日は中でボールを動かすというよりも、サイドで起点が作りやすいと前半を見て思いましたし、相手の目線が外へ行けば当然中が空いてくるはずですから、慌てなくてもいずれ中は取れると思い、ハーフタイムの指示はシンプルでした。
 
Q:前節からスタメンを4人変更しましたが、入れ替えた意図は?
左サイドの外山は、9月の大宮戦以降なかなかスタートから出ていなくてメンバーから外れることも多かったですが、悔しさや残念さなどいろいろなフラストレーションがある中で、練習からタフなパフォーマンスをいつも見せていました。どこかでチャンスがあればと思っていて、前節も田向に代わって出場して一定のパフォーマンスを見せていましたし、今週のトレーニングでも引き続きテンションを維持していたので、競争の原理でそのままスタメンで出ました。GKの田中はホセが大きなケガではありませんが少し痛んだこととずっと調子がいい田中でいいんじゃないかと。杉本は累積警告で(同じポジションに)棚橋が入りました。ずっとメンバーには入っていなかったですけど、ここでやれよというメッセージもあり、彼を起用しました。
 
会見の最後に・・・
「今シーズンもありがとうございました」



■森 海渡選手
Q:最後のPKシーンを振り返って
PKは練習から蹴っていますし、GKが半歩くらい僕の蹴る側に寄っていました。そういったタイプのGKは逆に飛ぶと思っていたので、結構冷静に相手を見て蹴りました。練習してきてよかったと思います。
 
Q:12試合ぶりとなる久々のゴールとなりました。
11試合の中では結構チャンスもあって、そこを決めきる力がまだ自分の中で足りなかったです。監督も自分に期待して使い続けてくれて、その期待に応えたかったですし、最後に何とか1点取れましたが、もっとチームを勝たせる選手になりたいです。
 
Q:今日の試合を振り返って
1つ剥がせば相手を剥がせる形でしたが、そこではめられた時に相手に飲まれてしまい、剥がせない時間帯もありました。そこで自分が起点になったり、ビルドアップの改善やボールの進め方はもう少しうまくできたかなと思います。
 
Q:来シーズンに向けて
もっとFWとしての引き出しやゴールの取り方としても、(得意の)右足で取れることはだいたいわかっているので、左足のシュートやクロスへの入り方改善できればいいなと思います。伸びしろがあるのはポジティブなことなので、そこにチャレンジし続けてトレーニングし続けるしかないです。今シーズンの課題を来シーズンチャレンジして、プレシーズンからいい状態で迎えられるように、いいオフを過ごしたいです。



■髙田 颯也選手
負けている状況だったので、自分が入って攻撃の流れを変えてゴールを奪うことを意識して試合に入りました。監督からも高い位置で外に張ってボールを受けて仕掛けろと言われていて、それを意識してプレーしました。
 
Q:クロスも多く入れることができていたと思いますが?
サイドを突破してクロスを入れる形は多くありましたけど、クロスの精度や自分が上げたい所に上げても味方がいなかったりした事もありました。もう少し話し合ってどこに上げたいのか味方に伝えたり、どこに上げて欲しいのか聞いたりできたらよかったのかなと思います。
 
Q:一年間応援してくれたサポーターの皆さんへ。
ファン・サポーターの皆さん、一年間ありがとうございました。今シーズンはチームはなかなかいい状況ではなかったですが、その中でも毎試合最後まで声援を送ってくれて本当にありがとうございました。



■田中 颯選手
Q:4月の水戸戦以来久々のリーグ戦のスタメンとなりました。
前半戦、長崎戦に出られなかった時ベニャートラバイン前監督に呼ばれて、その時抱いた感情は一日も忘れなかったですし、どんな状況でもやることは変わりありませんでした。
今日はホセのアクシデントもあってこういう機会が巡ってきましたが、この機会が無くても何も変わらずに続けてやっていけたと思いますし、今年一年厳しい結果になりましたが、これからもやり続けていきたいです。
 
Q:何度も決定的なシーンを防ぎMVP級の活躍でした。
ホセがリーグで一番いいGKだと思っているので、だけど今日は絶対に自分のスタイルをしっかり証明して、いろいろな思いを背負ってプレーしました。ホセとはまた違う強みを持っていると思いますし、自信を持ってピッチに立つことができました。
 
Q:後半、相手のループシュートを防いだシーンは?
シュートを打った選手もガツガツ来るプレースタイルだったので、あんなループシュートを打ってくるとは思っていませんでしたが、ギリギリのところで反応できました。第一にいろいろなシチュエーションを想定して準備をして練習でもいろいろと試しますが、試合に入ったら集中することだけです。ベニャートラバイン前監督もよく言っていましたが、試合に入り込んでしっかりプレーできました。
 
Q:急激な寒さの中での試合でしたがいかがでしたか?
自分が試合に出ていた前半戦に比べて、チームとしてしっかりと試合をコントロールできる時間が増えて、自分の仕事もより明確になってきていました。ああいうピンチが2~3回来ると頭の中にあったので、寒い中でもしっかりと備えていました。
 
Q:来季に向けて
自分がどうなるかまだわかりませんが、今年成長できたと思いますし、でもまだまだ自分自身に期待しています。今年感じたことや自分が新しく見えたものや身に付いたものを、それ以上に次へ繋げていきたいし、今日もサポーターの皆さんが駆けつけてくれたので、そういった人たちの思いを汲み取って、また原動力にしてやっていきたいです。


公式ファンサイト ヴォルティススタジアム

試合後の監督記者会見コメント、選手コメントはクラブ公認ファンサイト「ヴォルティススタジアム」により、提供されています。なお、「ヴォルティススタジアム」では、監督記者会見はもちろん選手5名以上のコメントが試合当日に掲載になります。「ヴォルティススタジアム」にぜひご登録いただき、ご覧ください。

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