徳島ヴォルティス

徳島ヴォルティスアカデミー ジュニアの活動に関するお知らせ

アカデミー2025.12.17

日頃より、徳島ヴォルティスアカデミーの活動に対し、ご支援ならびに温かいご声援をいただき、誠にありがとうございます。

徳島ヴォルティスのアカデミー(育成部)は、トップチームを経て将来、世界で活躍できる選手の育成を目的とし、活動理念である「選手育成」「人間形成」「地域貢献」の三本柱を大切にしながら日々活動しております。また、「オンザピッチ、オフザピッチともに徳島ヴォルティスの価値を高めることのできる選手の輩出」を目指しております。

このたび、アカデミーの組織や活動内容に関して以下のように変更することを決定しましたので、皆さまにお知らせいたします。

  1. 徳島ヴォルティスが運営するジュニアのカテゴリーにつきましては、原則として2026年の新規選手セレクションを最終選考の機会とし、2029年を以って活動を終了いたします
  2. スクール活動におけるスーパークラスおよびスペシャルクラスの充実を図り、より多くの徳島の子どもたちの「個の育成」を目指します
  3. 徳島県内の指導者の皆さまと、指導者講習会やトレセン活動を通じて交流を深め、連携を強化していきます

徳島ヴォルティスアカデミーは、ユース(二種:高校生年代)、ジュニアユース(三種:中学生年代)に加え、2018年4月よりジュニア(四種:小学生年代)を再始動し、小学生から高校生までの各カテゴリーにおいて一貫した選手育成をおこなっております。クラブとして地域に根差して徳島の皆さまとともに歩みを進める中で、アカデミーにおいても、ジュニアユースはクローバーリーグ、ユースはプリンスリーグという地域リーグの上位に定着しており、特にユースにおいては高校生年代最高峰であるプレミアリーグへの参入を目標に強化を進めております。

一方で、我々の活動を取り巻く徳島県内の現状に目を向けると、人口が年々減少し、特に少子化の進行が大きな課題となっており、徳島県サッカー協会における小学生年代の登録者数も年々減少傾向にあります。このような地域の課題を鑑みて、今後のアカデミーの在り方について慎重に議論を重ねてまいりました結果、小学生年代との関わり方を見直すことといたしました。

今後の方向性といたしましては、徳島県内のより多くの子どもたちとの関わりを創出するとともに、徳島県サッカー協会ならびに地域で活動されているサッカークラブやその指導者の皆さまと連携し、相互にコミュニケーションを図りながら、選手を育てていく環境づくりを推進してまいります。

また、Jリーグではポストユース(19歳~21歳)および周辺年代の選手育成・強化を目的に、2026/27シーズンからの「U-21 Jリーグ」創設を決定しており、選手育成に関わる環境も年々変化しております。徳島ヴォルティスにおいても選手育成の観点から参加検討をおこなっております点も、あわせてお知らせいたします。

徳島ヴォルティスは日々変化のあるサッカー・Jリーグに関わる状況や選手の育成環境などを考慮しながら、徳島県内の育成年代に関わる皆さまと力を合わせ、徳島から多くのトップレベルの選手を育成することで、「地域に寄り添い、スポーツを通して徳島の活性化に貢献する」というクラブが果たすべきミッションを実現させるべく、今後も邁進してまいります。引き続き、徳島ヴォルティスアカデミーの活動につきまして、皆さまのご理解とご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

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