徳島ヴォルティス

REPORT

COMMENT

監督
増田 功作

アウェイで2試合を戦いホームに戻ってきて、6千人近いファン・サポーターの皆さんに選手の後押しをしていただきました。勝てた事、連敗しなかった事、選手たちはよく頑張ってくれたと思います。

今週に関しては出場停止や違和感のある選手がいたイレギュラーな中で、前節から6人代わって本当にチーム力が試される試合でしたが、選手たちはチームのエンブレムのためにホームでは絶対に負けないんだという気持ちを持って試合に入ってくれました。その入りも非常に良かったと思います。球際の部分や反応も含めてですけど自分たちが前に前にというところ、後は冷静にボールを動かすところと切り替えのところで、特に前半は相手を圧倒できたんじゃないかと思います。

それから良い時間帯に、狙っていた3~4人が関わったワンタッチでの非常に良い崩しからの得点がありました。いつもトレーニングでやっていることから選手たちが得点に結びつけてくれたのは良かったと思います。前半に関しては、押し込む時間帯があったので2点目を取りたかったのが本音です。しかもそれができる選手たちのパフォーマンスでした。

ただ後半に入って、相手はメンバーを交代して前からの圧力と背後、そしてよりシンプルにクロスを入れてくるメンバー構成になりました。そこを警戒しながらも自分たちが変わらず前に行くために、パワープレーヤーの永木やカイケ、トニー、デービッド、(高田)颯也と、今日出ていないメンバーを含めて非常に良い雰囲気を作り、良いパフォーマンスをしてくれてチームに力を加えてくれました。今日、全員の総力で勝点3を取れたのはチームとして大きいし、自分としても嬉しく思います。

Q 中断期間にクロス攻撃を重点的に取り組んできましたが、特に前半はクロスからの攻撃が見えました。

メンバーが代わってもチームコンセプトは徹底していきました。今日は本当に人とボールと距離感が非常に良くて、出し手と受け手のタイミングも合っていて、クロスを上げた時に2人もしくは3人がボックス内に入っていました。そこで最後の質が伴えば2点、3点取れたんじゃないかと思います。

Q 田向選手と柳澤選手のポジションについて。どういった役割を与えましたか?

前節の千葉戦もそうですが、ウイングに個で仕掛けられる選手を置くチームが多い中で、マッチアップするのは3CBの左右になります。柳澤は前節の千葉戦でも良いパフォーマンスを見せていたので起用しました。また田向に関しても前節あのポジションで非常に良いパフォーマンスだったので、逆にする選択もありましたが、そこは迷わず普段やっているポジションでそのまま出す選択をしました。

Q 試合後に珍しく円陣を組んでいましたが、どんな事を話されていたのでしょうか?

まずはホームに戻ってきて連敗しなかった事、そして今日は本当にチーム力が試される中で、自分としてはパフォーマンスを含めて完璧ではないですが満足できる試合内容でした。
残り11試合、ここから自分たちが上に行くんだと、選手たちもそういった気持ちを持って戦ってくれたと思います。連敗はどうしても避けたかったですし、内容も含めて自分たちのやっている事ややろうとしている事ができなくなると自信を持てなくなるのですが、今日はある程度体現できましたし、今日出たパワープレーヤーを含めたメンバー、またメンバーになかなか入れない選手たちも含めて、彼らの力があるからこそ今のチームがあるので、みんなで次の試合に向けて戦っていくぞという話をしました。

Q 今週の練習で監督が叱咤激励した成果があったんじゃないでしょうか?

あの雰囲気は僕が感じていただけで、選手たちは感じていなかったかもしれません。ただ新しい選手も加わって、自分たちがチームに慣れる事と自分のパフォーマンスを出すこと。あとは今までいる選手たちが彼らに対してしっかりとチームコンセプトに関してコミュニケーションを取ってくれました。
新メンバーが今日のスタメンに入ることも考えられたし、全員が本当にこの試合は大事だとわかっていて、練習の中からコミュニケーションを取っていたんですけど、僕が見ていた中では強度とクオリティの部分で、前節負けたこともあり、また去年同じ時期に3連敗があったので少し敏感になっていた部分がありましたが、勝てたことで取り越し苦労に終わったので良かったです。

Q 合流したばかりで先発出場した井上聖也選手の評価について。

まず人間性が素晴らしいです。チームに打ち解けるためのコミュニケーションの積極性、またチームコンセプトを学ぼうとしようとする姿勢が、まずはあった中で、彼のクオリティもありました。たぶん福岡では悔しい思いがある中で絶対にやってやろうという姿勢が今週の練習で見えていたので、迷いなく彼を起用しようと思いました。非常にいいパフォーマンスだったと思います。

DF 42
高木 友也

Q 決勝点となったゴールシーン、よく詰めていたなと思いました。

逆サイドからのクロスには必ず入っていくようにアレックスコーチから言われていました。トレーニングの時に動画でよく見せてくれている通りに体が動きました。
少し前からアレックスコーチに相談して、週一のペースで良かった点ともう少し伸ばせるところを動画を見ながら面談をやってもらっています。その効果が出ました。アレックスコーチはアイデアの引き出しがすごく多くて、あのシーンだけじゃなくて、逆サイドからのクロスには必ず入るように言われていますし、入り方や入るタイミングも教えてもらっています。

Q 特に前半は相手を上回っていたように見えました。

ビルドアップも落ち着いて前進できましたし、守備では5バックで相手にサイドチャンジをさせないというコンセプトでやったのが、途中までですけど、上手くできていたんじゃないかと思います。

DF 33
井上 聖也

Q 試合を振り返って。

まず勝った事が全てだと思いますし、いい勝ち方かどうかわかりませんが、勝つことが今の状況では一番いいので、自分の中ではひとつ収穫かなと思います。

Q 準備してきた事と、これからもっと改良していこうと思う部分はありますか?

まずは守備の部分、僕らは5バックですが、セオリーとして左右のCBが出たあとのスペースは狙われやすいし、相手もそこを強く狙っていました。そこをケアする意識が強すぎてDFラインが全体的に重くなってしまったのが改善点のひとつです。その中でも行くところでは行かなくてはいけないと思っていますし、僕らのサッカーはアグレッシブなサッカーだと思っているので、そこはもっと改善していかなくてはいけないと思います。

また攻撃では、ビルドアップの時にDFラインと中盤までは結構つながっていると感じましたが、そこから先はちょっとだけ距離感が遠く感じたので、相手を上手く引き出したり、相手が来ないのであればそこの脇を使っていくような改善が必要だと思いました。

Q ポカリスエットスタジアムでの初めての試合でしたがいかがでしたか?

芝の状態がすごく良くて、試合中の雰囲気もよかったです。またアップの時に音楽が流れて臨場感があって、とても良いスタジアムだなと思いました。

Q 次も厳しい試合になることが予想されます。意気込みを聞かせてください。

もっともっとチームを救っていけるように頑張ります。

DF 22
柳澤 亘

Q 1-0での勝利。この結果をどう受け止めていますか?

理想としている内容ではなかったですけど、前節はCBとして出て失点してしまったので、とにかく今日は失点ゼロで終えたい気持ちがあったので、それが遂行できてひと安心しています。

Q WBと CBで起用されていますが、どんな事に気を付けてプレーしていましたか?

CBでプレーでする時には、守備はもちろん組み立てで違いを生み出せればよかったんですけど、今日の試合に関してはそこまで自分の出番というかチーム全体で上手く回せていたので、そこまで自分の色というのは出すことがありませんでした。WBでも1-0という状況で求められている事以上の事をしないと、これから先スタメンで起用されるためには必要ですし、そこは練習から求めていきたいです。

Q 前半はすごく上手くいっていましたが、どこが良かったのでしょうか?

3CBに圧力をかけたい相手と上手く逃がしながら前進したい自分たちでした。相手としてはなかなか圧力がかけられず自分たちは前進できて上手くいっていましたが、ゴールに迫る部分では自分も含めて立ち位置ひとつ、数メートル、数センチまでこだわっ ていきたいです。1-0だとああいう苦しい試合展開になるので、前半のああいう時間帯に2点、3点と取れるようにしていきたいです。

Q メンバーが大幅に変わった中での勝利は勝点3以上の価値があると思います。

いつもスタメンはほぼ固定されていますが、練習から全員が100%でやっていますし、誰が出ても同じクオリティでできるのがうちの強みだと思います。自分も含めて普段出ていない選手が練習から100%取り組んできたことが結果に繋がったと思います。スタメンをもっと脅かせるようにすることで、チーム力をさらに高めていきたいです。

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